恋は盲目(東京の男) その4 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

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地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

これまでのイタイ恋愛エピソードを成仏させる為に執筆。

今回は大阪で出会った東京の男とのあれこれ。

※1話はこちらから

 

 

誰かに一目惚れをする時って実はその人自身を好きになっている訳では無く、自分が想像する理想のその人像を好きになっている為、実際やり取りをしていく内に幻滅する事が多いのだ。

 

 

そんな間違いを何度か繰り返すうちに恋愛経験値は高くなり、ちょっとした勘違いで簡単に恋に落ちたりしなくなり、しっかりとお互いを知る中で関係性を気付いていく事が出来る訳だ。

 

 

そんな訳で大阪で良い思い出が出来たからと言って、中学生のようにすぐ好きになるという訳では無いと思っていたのだが、仕事の合間に意図せず彼の事を考えてしまっている事が増えてきた。

 

 

ラインでメッセージを送ろうかどうしようか悩む事数時間経て、何度も書き直したうえで結局「今日何しているの?」と9文字に気持ちを集約して送るという究極の空回り加減。

 

 

すると3分も経ずに「今日は仕事しているよ」と返信が届くと、途端に先程まで疑心暗鬼で身動きが取れなくなった心が解れ、何度かメッセージのラリーをした後で得も知れぬ満足感を得る。

 

 

そしてそのうち彼から「東京来ることあれば連絡してね」という一言が返ってきたので、すぐに次月の連休の航空チケットを検索して予約し、「実は来月東京に行く用事があるよ」と嘘を返信。

 

 

彼から「そうなんだ。その日仕事だったとしても夕方以降空けておくよ」とメッセージが届くと、タイタニックの舳先にいるディカプリオの如く、人生最良の瞬間を迎えたような気持になった。

 

 

ここで元来持っていた自分のストーカー気質が発動し、彼の事をもっと知りたいが故にネットで彼のラインIDを検索すると、見事彼のフェイスブックのアカウントが出現したのだ。

 

 

彼のページを覗くとそこには友人達とビーチパーティに行っている画像や、猫と戯れている動画なんかがアップされていて、料理が得意である事もテーブルに並べられた食事の風景で分かった。

 

 

彼の私生活を想像しながら過去のページを見ていたのだが、ふとした瞬間に違和感が膨らんできて、その違和感の正体は、食事の量が一人分ではなく、明らかに二人分であった事だったのだ。

 

 

続く

 

 

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今日のイケメンは、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世。

見た目はストライクでは無いのに、独特の色気があるがある俳優で、ワンダーマンがヒットして伸び代も抜群。