小倉名画座2 その1 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

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地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

学生時代は北九州の小倉という街に住んでいたのであるが、元々は山口の田舎に住んでいたのも有り、それはもう大都会に出てきたような気持で当初は暮らしていたのだ。

 

 

駅前の繁華街の大きさにも圧倒されながらも、ほんの少しそこから西へ進むとすぐに怪しい歓楽街に繋がっているのも当時は衝撃的に感じていて、その場末感にさえ怪しい魅力を感じていた。

 

 

そしてまだティーンエージャーだった自分にとって何より気になったのが、小倉名画座という名前の映画館であり、名画座2は薔薇族(当時のゲイの俗称)映画専門の劇場だったのだ。

 

 

その当時、隠れてゲイ雑誌を購入した事はあったが、それ以上のゲイ活動はしたことは無く、ましてや薔薇族映画館に堂々と入るなんてハードルが高過ぎるので、或る意味高嶺の花であった。

 

 

ただ中学時代からの親友が小倉に遊びに来た際、どこか面白い場所に行ってみようという話になり、その流れで薔薇族映画館の話をすると、意外に食いつきが良かったのだ。

 

 

ここで説明しておくとこの親友はゲイではないのだが、元々サブカルに関しての傾倒が半端なかったので、ゲイカルチャーへの理解は自分の周囲の人間に比べると断然高かったのだ。

 

 

しかし所詮はまだお互い童貞の能天気なティーンエージャーなので、薔薇族映画館を肝試し的なスポットとして捉え、どちらがその恐怖に我慢出来るかという勝負の舞台になってしまっていた。

 

 

彼は勝手に罰ゲーム的なノリで、行くのを嫌がりながらもその状況を楽しんでいるようであったが、自分としてはどんな映画が上映されているのか期待を胸にしていたのは確かであった。

 

 

そしていざ入場する瞬間ともなると急激に緊張感が高まり、誰かに見られているんじゃないかと辺りをキョロキョロしたり、いかにも常連な風を装おうとするが、明らかに不審者だったと思う。

 

 

なんとか無事に入場料の支払いを終えて劇場に入ったが、湿度が高く変な匂いも漂っている空間に足を踏み入れた時、急激に立ち入ってはいけない場所に入ってしまった気持ちになったのだ。

 

 

続く

 

 

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今回紹介するイケメンは、ハーレイ・ジョエル・オズメント。

マコーレー・カルキンやエドワード・ファーロング同様に、子役時代の可愛さとのギャップが強いが、個人的には今が旬です。