同・級・生 その2 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

高校生時代の同級生に純度100%のオカマがいた。

高校を卒業した後で思わぬ場所で再会する事になったお話。

その1はこちらから

 

 

高校を卒業してから7年以上が過ぎたその日、ネットで調べて見つけたゲイバーの扉の前で、行ったり来たりを繰り返していて中に入る勇気を奮い立たすことが出来てなかったのだ。

 

 

当時はゲイバーの中の雰囲気がどんなものであるかが全く想像出来てなかったので、気持ち的には脚本の無いドラマの演技をする為に、満員の劇場の舞台に飛び出すような気持だったのだ。

 

 

しかしなんとか好奇心と開き直りの気持ちが臆病風を取っ払い、意を決して扉を開けてみたのだが、みんなから注目されて値踏みされると思いきや、店内のテレビ番組に歓心が奪われる始末。

 

 

或る意味そのゆるい状況が自意識過剰マックスな気持ちをクールダウンさせてくれたのであるが、いざ席に座るとどのような感じで会話を始めていいのか分からず、まるで被告席にいる状況。

 

 

また改めてこのバーデビューのエピソードについては書こうと思うのだが、とにかくその日は機嫌が悪くテンションが低いバーのママの翻弄され、お決まりのタイプの男の話題に移ったのだ。

 

 

実際どんな男がタイプかと言われると意識した事は無かったので、歯切れの悪い回答を繰り返して会話が盛り下がってしまったので、ママは店のイベントの写真のアルバムを寄越したのだ。

 

 

どうやらバーでは定期的に様々なイベントが行われるらしく、その思い出として店内で撮った写真をアルバムにまとめているので、この中からタイプの男を指して教えなさいという事だった。

 

 

なんだかタイプの男を話すだけの事が、まるで事件の犯人が誰であるのか見つけなさい的なピリピリ感に昇華してしまった為、何故か真剣な気持ちでアルバムを見る羽目になってしまっていた。

 

 

変な使命感に燃えながらアルバムの最初のページを開くと、そこには見覚えのある男が写っており、しかも何故かその男は六尺を穿いて堂々としており、カウンターの中に入っていたのだ。

 

 

そう、高校の同級生だった彼がバーの手伝いとして店のスタッフとして働いていて、六尺を穿いて店内を闊歩する様は、きっとバニーガールにでもなった気分でいたのだろう。

 

 

恐る恐るバーのママに六尺男の写真を指差し、「この人って〇〇県の出身じゃないですかね?」と聞いてみると、「あんたなんで知ってるのよ」と予想通りの回答があり伏線回収。

 

 

とりあえず自分のゲイデビューはこんな感じでほろ苦いというより激苦い思い出となってしまったのであるが、この時はまだその同級生だった彼と再会するとは思ってもみなかったのである。

 

 

続く

 

 

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今回のイケメンは息子達の方が有名になった千葉真一です。

息子二人にも父親の遺伝子が入っているのであれば、40代以降にどんな風になるか期待しています。