恋は盲目(東京の男) その5 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

これまでのイタイ恋愛エピソードを成仏させる為に執筆。

今回は大阪で出会った東京の男とのあれこれ。

※1話はこちらから

 

 

持ち前のストーカー気質のお陰で東京のモテ筋君のフェイスブックを割り出したのであったが、彼のプライベートライフの更新を見て満喫していたところ、二人前の料理の画像が登場。

 

 

とりあえずその画像を見て、「たまには親が泊りに来たりするもんなぁ」とか、「仲良い友達来た時って、もてなしくらいはするもんね」と、都合の良い解釈をしてみるが動揺は止まらない。

 

 

ほぼ自分の意思とは関係なく、指先はフェイスブックの彼の繋がっている友人を勝手に一人ずつ検索し、同じ部屋の画像が無いかチェックをしていくと、見事一人の人物がヒットしたのだ。

 

 

見つかった彼は世界を股に掛けて仕事をしているビジネスマンで、ゲイの友達も多そうでプライベートも充実しており、所謂世間一般の勝ち組に属している人物だった為、勝ち目はほぼ0。

 

 

なにせこちらは30過ぎデビューの陰キャで、ゲイの友人は少なく転職を考えている最中で収入の不安定さも抱えてるし、様々なコンプレックスを固めて煮詰めたような性格をしているし。

 

 

心の中の天使の声が呟く:「早めのタイミングでモテ筋君の本性が判ったらいいじゃないか。彼はあなたの純粋さに惹かれてしまい、彼氏を裏切るという間違いを犯しただけだよ」

 

 

心の中の悪魔の声も呟く:「あんなパーフェクトな彼氏がいてお前と寝るくらいなんだから、容姿では全然勝ってんだよ。勝負仕掛けても余裕で勝てるんだから、誘惑しちゃえばいいじゃん」

 

 

いつもであれば天使が秒速で悪魔をKOするのであるが、今回は15ラウンドまで戦った上で判定試合になるほど接戦となってしまい、断腸の思いで彼と会うのを諦める事にしたのである。

 

 

しかし悲しい事に既に早割の飛行機チケットは購入していた為、キャンセルは出来ないという不幸にも見舞われ、何の予定も無いまま東京の街を傷心しながら徘徊していたのだった。

 

 

あまりの寂しさに二丁目の某バーに深夜の閉店時間まで居座り、初対面のママを相手に愚痴と弱音を延々と吐き続けていた事に対し、この場にて謝罪させて頂きます。「また今度お願いします」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

本日のイケメンは、コメディアンで俳優のセス・ローゲン。

日本ではいまいちブレイクしておらず、大ヒット作品も無いのであるが、地下アイドルを応援する気持ちで見守っています。