私がどうしてオランダで、
わらべうたベビーマッサージの
レッスンを始めようと思ったのかを、
お話ししています。
今日は、その4回目。
前回は、BRCA2遺伝子に異常があるとわかり、
予防手術を決断した事について、
お話ししました。
これまでのお話しはこちらから↓
出産迄、残り2ヶ月となっていました。
赤ちゃんに出会うまでのラストスパート！
（妊娠9ヶ月頃の私の後ろ姿。
出産前にどうしても、この娘に会いたかった！）
わらべうたベビーマッサージの
通信講座を終え、資格も無事取得し、
引っ越しも完了！
赤ちゃんと共に過ごす場所も整え、
2020年7月末、
無事に息子を帝王切開で出産しました！
（オランダでの、妊娠•出産•産後については、
また別の機会にお話ししますね。）
（産まれた息子と、臍の緒を切る夫）
無事に出会えた息子との生活は、
帝王切開の痛みも、
母乳が出るようになる迄の深夜の搾乳も、
ぐっすり眠れない生活も、
産後ハイで、全然辛くなくて、
ずっと息子を見ていたい！
ずっと抱っこしておきたい！
と思っていました。
（もちろん、後から反動が来て、
フラフラになりました。）
特に自分でも覚えているのが、
息子を初めてお風呂に入れた日。
なぜか私は、
「めっちゃ楽しい！！！！」と、
頭の中で何かがどばどば溢れるような、
不思議な感覚を味わっていました。
（初めてお風呂に入れた日。奥にいるのが私）
「赤ちゃん大好き♡」と、
改めて思い、
「赤ちゃんと関わる仕事がしたい！」
と考えるようになりました。
そして、癌予防の為に、
手術を決断したものの、
「2人目も欲しい！」と、
思うようにもなっていました。
自分の心境に戸惑いながらも、
一時的なものなのか、
本当に欲しいのか、
現実的にどうか、
考えるようになりました。
その後も、夫婦で話し合い、
次の子を授かれるかどうかの、
年齢的な確率の低さと、
私の病気のリスクを考え、
結局、手術をする方向性は
変えませんでした。
私自身も、
納得していたつもりでした。
その間も、息子は順調に育ち、
私も自分が取得した、
「わらべうたベビーマッサージ」を、
我が子に毎日しながら過ごしていました。
息子は順調に、マッサージの効果もあり、
機嫌も良く、
便秘もせずに
過ごしていました。
息子との時間は幸せでしたが、
それでも、昼夜問わずの3時間おきの授乳に、
寝不足を感じ、
「あー！ぐっすり寝たい！」
「夜中起こされずに、朝まで寝たい！」
と夢見ていました。
でも、それよりも大きな心配は、
コロナ禍で、
親子で新たな出会いがない事でした。
でも、ちょうどその頃は世の中も、
「オンライン」を駆使して、
様々な試みを始めていました。
海外にいても、上手く時差が合えば、
ママ同士のお話し会や
お悩み相談等にも、
オンラインで参加できる機会があり、
「そういうサービスって、いいな」
と思い、いくつかの会に参加し、
ママ同士の繋がりを楽しんでいました。
でも、それは突然やってきました。
あるオンライン会に参加した時の事です。
その会には、私の息子より、
月齢の低いお子さんのママが
参加していました。
主催者が、
「月齢が違っても、
2人目のお子さんの
参考になるかもしれないので、
しっかりお話しを
聞いてくださいね！」
と、私に言いました。
何気なく言ったつもりだった
と思いますが、私はこのひと言に、
ものすごくショックを
受けてしまいました。
「2人目って、私には2人目なんて、
もう出来ないのに…」
かなりショックで、
ショックを受けた自分にも、
またショックで…。
また、自分の手術をするという決断に悩み、
揺れました。
揺れた私がどうしたかは、
また次にお話ししたいと思います。
今日も最後まで読んで頂き、
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