今回は2016年3月のスペインはバルセロナからです。
バルセロナのグラシア通りは、高級ブランドやレストランなどが並び、バルセロナのシャンゼリゼと言われているそうです。この通りには、ガウディなどに代表される、スペイン版アールヌーヴォーともいわれるモデルニスモ建築が競って建てられ観光名所にもなっています。
まずは、ゴシック地区のカテドラルから出発します。カテドラルは、13世紀から15世紀に建てられ、バルセロナの守護聖女サンタ・エウラリアが眠る場所です。建設は20世紀の初頭まで続き、今の姿に至っています。
近くの建築家協会のビルにはピカソの壁画が。
グラシア通りに向かいます。
最初にやってきたのは、旧市街と新市街の境界で、ランブラス通りとグラシア通りの交差点に位置するカタルーニャ広場です。
この広場を出てすぐに見えてくるのが、カサ・ロカモラ(Cases Rocamora)。ロカモラ家の注文で建てられ、オレンジ色のセラミックタイルで彩られた5つのドームが特徴的です。
色んな建物が目を楽しませてくれます。
次に見えてきたのは、カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleó Morera)。「花の建築家」と呼ばれたドメネク・イ・モンタネール設計の建物です。1Fはロエベの店舗になっています。
そのすぐ横には、カサ・アマトリェール(Casa Amatller)とカサ・バトリョ(Casa Batlló)。
向かって左がカサ・アマトリェール、右がカサ・バトリョです。カサ・アマトリェールは、ショコラティエの一家に生まれたアントニ・アマトリェールがプッチに依頼して建設した建物です。ガウディ作品カサ・パトリョにどうしても目が行ってしまいますが、カサ・アマトリェールもなんだか気になる建物です。
まだまだ次へ行きます。
これぞガウディ作品の代表作、カサ・ミラ。山がテーマの建物だそうです。
ここからグラシア通りから少し外れていきます。
見えてきたのは、メルヘンチックなお城のような建物。カサ・デ・ラス・プンシャス(Casa de les Punxes)。それもそのハズ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなっているノイシュヴァンシュタイン城をイメージして作られているようです。プッチの作品です。
さらに歩くと、変なモニュメントを発見。
調べてみると、「イクティネオ」という潜水艦を作ったナルシス・ムントリオルの記念碑らしいです。
まだまだバルセロナ編続きますが、そのお話はまた次回とします。