【リルモン日本人補習校の課題:キュウリの観察日記③】
~(今更ですが)1本だけ収穫できた愛しきキュウリレポート♪~
補習校も残すところあと2回のみとなってしまいました。
先週の土曜日、学年度末恒例の先生宛のメッセージカードを提出致しました。
その時にリルモンが選んだ小3の思い出についての先生へのメッセージは、運動会での“おっかけ玉入れ”でした。 現在の校長先生でもある担任の先生が扮した王様の恰好がとっても印象に残っていたのだとか・・・ (その運動会の様子→★
)
この時の先生のナイスな笑顔のショットがあったので、そちらをメッセ―ジカードにつけたかったのですが、どうやら間違ってUSBスティックに保存する前に消去してしまったらしく、どこにも2015年の補習校の運動会写真が無く、かなり落ち込んでます。
そして、奇しくも先週の作文の課題が、「私の三大ニュース」。
ここで、リルモンが選んだのは、1.運動会、2.クラスにやってきた新入生、そして、3.キュウリでした。
これを見て、そう言えば…
リルモンのキュウリの観察日記、途中で終わっていたなぁ~と大反省。
なっなんと、最後のレポートは、“本葉が出たぁ~!”
で終わっていると言う何とも中途半端な。
とは言え、花が咲いてミニキュウリが出来たまでは良かったものの、それらのミニキュウリも、ことごとく枯れてしまったり、そのまましぼんでしまったりで育たず、もうだめだと思っていた頃、そして、もうとっくに観察日記を提出し終わって、学校で製本にして持って帰ってきてからかなりたった頃に奇蹟の収穫!の出来事ですから、何かこうチャンスを失ったというか・・・
それでも、彼女の三大ニュースの1つにあがる様な出来事ですから、やっぱりきちんと最後まで記録に残しておこうと思い、今更ですが、レポートさせて頂きます。
途中まですくすくと順調に育っていたリルモンのキュウリですが、外に出していたらきつい日差しと蒸し暑さにやられ、苗がとうとう3本・・・2本・・とだんだん減って行くのでした。
それでも、何とか生き残って家の中で大切に育てていた2本の苗に黄色の花が沢山咲いて、リルモンも笑顔満点でした、この頃は。
そしてその最後の2本を大切に大切に家の中で育てていると、何だか小さなキュウリらしきものがぽつぽつと。
こんなのとかあんなのとか結構良い感じでしょ。
ここまでは、本当に期待するほど結構順調だったんですよ。
でもね、この後たいていくるっと丸まって、そのまましぼんで行っちゃうんです、ことごとく、または完全に枯れてしまったり。
後から、同じようにキュウリを育てていた補習校仲間のママさんからは、「多分、受粉が十分じゃなかったんだと思うんだよね。」という言葉を頂き、なるほどと唸ったものでした。
これらは全て夏休みに入る前の話。 つまり、6月中旬~7月中旬にかけての頃。
それから夏休みに入り、クロアチアバカンスに出かけて帰ってみると、あれまぁ~最後の2本が・・・ とうとう、残り1本になってしまいました。
この写真は、休み前のまだ2本ある時の雄姿。 向かって左側にかろうじて写っている発泡スチロールにももう1つの苗があったのです。 そして、こちらの方がヒョロヒョロで何とも頼りない感じだったのですが、結局のところ生き残ったのは、このヒョロヒョロくんだったのは本当に意外です。
何と言っても一番ヒョロヒョロの頼りなさそうな苗が残ったので、本当のところ、「もうダメだろう・・・」って諦めていたんです。 だけど、一応花も咲いてるし、捨てるには忍びず、そのまま何となく育てていたというのが実情です。 正直、かなり邪魔だったし何度ももう捨てようかと考えていたんです。
そっそしたらですよ、1つミニキュウリのベビーちゃんが出来て、それがだんだんとキュウリらしくなってきて、それでも、くるりと丸まってきたので、これもダメかなぁ~なんて皆で言っていたら、あれよあれよと言う間に大きくなって、大きくなるにつれて、だんだんと丸まりがとれて真っ直ぐ気味になって、本当にキュウリらしくなってしまったのです。
10月19日に奇跡的に1本だけ収穫して味わったキュウリはこちら。
リルモンが、順調に育って休み前にキュウリを収穫して食べたクラスメイトのRちゃんが、「花が自然にとれたら食べられるんだよ。」って言ってたと言うのでずっと待っていたのですが、全然花が取れる気配がなく、このまま放置したら、それこそダメになっちゃうと思ったので、思い切って収穫することに決定。
収穫の儀式を重々しく執り行いました。 (って全然フツウにカットして食べました。)
このキュウリの収穫は、本当に心から嬉しかった我が家です。
こんなにもキュウリを育てるのって大変なんですネぇ~。 (ってうちだけ?もしかして??)
自分で育てた思い入れのあるキュウリ、お味は如何?
スーパーで買ったキュウリよりもちょっぴりワイルドなとがった感じのする、つまり、ちょっとえぐいところのあるキュウリでしたが、たった1本のキュウリ、皆で味わって楽しませて頂きました。
一番初めの懇談会の際に、担任の先生がおっしゃっていた「食べられないと面白くないんです!」と言う意味を実感した瞬間です。
それにしても、キュウリを育てた思い出、我が家ではぴか一ですよ。
ホント、キュウリ栽培って簡単な様でそうでもなく、そんなところがとっても面白いです♪
補習校の恒例の観察日記、ずっと続くとばかり思っていたのですが、実は3年生までなんですって。
何だかとっても残念な気分です。
実は、この4月から日本人学校の全日制へ移る予定のリルモンですが、これからも家族でこういう家庭栽培の楽しみを続けて行けたらなぁ~と思い出に耽る私です。