debinの若手青田買い5人目:マルコス・グジョン | ビジャレアルラボ -Laboratorio Villarreal-

debinの若手青田買い5人目:マルコス・グジョン

相変わらず久しぶりの投稿になってしまいましたが、極一部のマニアに人気があるこのコーナー。

過去には以下の選手をいち早く紹介してきました。

1:MFアレハンドロ・アルファロ(セビージャ・アトレティコ)
2:MFマルケル・スサエタ(アスレティック・ビルバオ)
3:MFティアゴ・アルカンタラ(バルセロナB)
4:FWテーム・プッキ(セビージャ・アトレティコ)

※所属は紹介当時のクラブ。

今回でこのコーナーも5人目となるわけですが、ついにビジャレアルの選手を紹介します!
ビジャレアルBの選手の中で私も一番期待しており、トップチームに最も近いと噂されている選手です。


・Marcos Gullon
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本名:マルコス・グジョン・フェレーラ
ポジション:ピボーテ(プレーメーカー)
出身:スペイン、マドリー
所属チーム:ビジャレアルB
生年月日:1989年02月20日(20歳)
身長・体重:185cm 79kg

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<スペイン代表歴>
2006年 U-17スペイン代表 10試合1得点
2009年 U-20スペイン代表 7試合0得点
2009年 U-21スペイン代表 3試合0得点

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■キャリア

カステジョンの大学に通いながらビジャレアルでサッカーを続けるマルコス・グジョン。

2006年にエスクエラA.F.EからビジャレアルB(当時リーガ3部)に移籍して、2007年から出場機会を得る。

Bチームでは守備的なピボーテのマティージャとドブレピボーテを形成しており、08-09シーズンはビジャレアルBの2部昇格に大きく貢献した。

プレースタイルは攻守のバランスに優れたピボーテで、まさにマルコス・セナの後継者に相応しいといえよう。

2009年U-20W杯では、守備的な選手があまりいなかったため、まるでスペイン代表の時のマルコス・セナのようにアンカーとして活躍した。

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2009年10月29日、09-10国王杯プエルトジャーノ×ビジャレアル戦で、トップチーム公式戦初スタメン初出場を飾った。


(マルコス・グジョンのインタビュー/youtube)

さらに2009年11月8日、09-10リーガ第10節セビージャ×ビジャレアル戦で、87分からブルーノとの交代で途中出場しリーガ初出場を飾った。

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■ポスト‘マルコス・セナ’

バルセロナの下部組織(カンテラ)を例にしてみると、基本的に下部組織はトップチームと同じ4-3-3のシステムで戦うため、トップチームに昇格しても戸惑うことなく下部のカテゴリのプレースタイルを維持できる点は非常に魅力的である。

現在のビジャレアルも同様に、下部組織は4バック+ドブレピボーテが基本となっており、マルコス・グジョンはセナのポジション、つまりピボーテ2枚のうちの攻撃的な役割を果たしているのだ。

33歳になったマルコス・セナは年齢的な面とこれまでの大けがのせいで負傷で長期離脱することが多くなり、大黒柱でありキャプテンであるセナの後継者を早く探すことが今のビジャレアルの課題となっている。

その後継者として最も適任といわれているのがヌエボ・マルコスことマルコス・グジョンというわけだ。

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今年の11月にはチェルシーが興味を持っているという報道もあったほど名前が知られてきている。

まずはビジャレアルBで結果を残し続けて、トップチームに招集された際には猛アピールして来年夏にはトップチーム昇格を果たしてほしいものだ。

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