【若手青田買い】マルケル・スサエタ
debinの若手青田買い2人目
マルケル・スサエタ(アスレティック・ビルバオ/U-21スペイン代表)
生年月日 | 1987年12月14日 |
出身 | エイバル |
国籍 | スペイン |
身長 | 179 cm. |
体重 | 68 Kg. |
ポジション | ミッドフィルダー(右サイドハーフ・トップ下) |
背番号 | 27 |
リーガデビュー:2007年9月2日 バルセロナ 3-1 アスレティック・ビルバオ(唯一の得点を決める)
幼い頃のアイドル:ジューレン・ゲレーロ(ビルバオ)、エチェベリア(ビルバオ)、ジダン
キャリア:11歳でビルバオの下部組織であるアレビンB(10歳~11歳のカテゴリー)に入団。
今季19歳でトップチームデビュー。
特徴:スピードのあるドリブル。どんどんシュートを狙う積極性。精度の高いFK。
これまでの試合で一番やりにくい左SBは:オサスナのモンレアル
1年ぶりに若手青田買いのコーナー復活!
完全に放置プレーでした笑
ということで第1回目のアレハンドロ・アルファロに続いて若手注目選手として紹介するのはアスレティック・ビルバオのスサエタです。
ちょうど前節のアスレティック・ビルバオ×ビジャレアル戦でも活躍していたし、定期購読している「footballista」にもスペイン現地記者である小澤一郎さんのインタビューが掲載されていたのでグッドタイミング。
スサエタを初めて知ったのはデビュー戦。
バルセロナを相手に試合には負けたものの、デビュー戦でゴールを決めて強烈な印象を残した選手である。
自分はたまたま運良くこのデビュー戦を当日に見ることが出来た。
若さ溢れる非常に活き活きとしたプレーが印象的で、「この選手はもしかしたらビッグネームになるかもしれない」と自分で言うのもあれだけどたまにビビッときて結構当たる直感が働いた。
ちなみにそのたまにビビッときて結構当たる直感の実績例
カリム・ベンゼマ(リヨン/フランス) 注目しだした時期:2005年12月
当時リヨンの控え選手だったベンゼマのプレーを2005年の12月に見て、この選手は必ず注目を浴びる選手になると予言
その結果→今やリヨンの絶対的エースに。ビッグクラブへの移籍の噂が連日絶えない。
今でこそ注目選手にベンゼマを挙げる人が多いけど、2年以上も前にこれだけの活躍を確信していた人はなかなかいないんじゃないでしょうか。ちょっと自慢である。(mixiで自分が管理している「ヨーロッパサッカー総合情報」コミュの「若手注目選手紹介」というトピの28番目にちゃんとログも残ってます)
さて、余談はこの辺にしておいて・・。
小澤一郎さんのインタビューにあったんだけど、これまでの試合で一番やりにくい左SBはという質問で「オサスナのモンレアル」と答えていたのにはとても興味深いですね。
実はモンレアルも個人的にかなり注目しているのですよ。
ガリード(マンチェスター・シティ)やホセ・エンリケ(ニューカッスル・ユナイテッド)らと共に、将来のA代表候補でしょう。
あとこれも小澤一郎さんのインタビュー情報だけど、アスレティック・ビルバオのカンテラ責任者であるルイス・ソラール・クビージャスさんによれば、今のバスクでは人口の8%が移民なんですね。
というわけでカンテラにはアフリカ人選手が4人在籍しているとのこと。
そしてカンテラの予算は約12億。クラブ予算である約85億円の13~14%もの資金をカンテラにかけていることになる。
カンテラに注ぎ込む予算が、クラブ予算の5%を超えるクラブというのは少ないようだ。
バスク人だけでチームを構成するアスレティック・ビルバオはカンテラを非常に重視し、トップチームに良い選手を送り込むことをカンテラの定義としているのだという。
そんなアスレティック・ビルバオのカンテラから生まれた才能溢れるスサエタ。
これからも注目です!
そうそう、なんでもアスレティック・ビルバオでプレーできる条件があって、下記の3つのうちどれか一つを満たしていればよいらしい。
①親がバスク人であること
②バスク地方生まれ(行政区画のアラバ、キプス、コア、ビスカに加え、ナバーラ、フランスのバスクも含まれる)
③幼少時にバスク地方に移住し、ユース以下の年代から同地域クラブでプレーしていること。
小澤一郎さん、貴重なバスク情報をありがとう!
あとアスレティック・ビルバオの練習場は「レサマ」というんですね。
カンテラの独自名称としてバルセロナの「ラ・マシア」とともに国内で広く認知されているみたいです。
実は「ラ・マシア」には昨年の3月に行ったことがあります。
ちょうどエル・クラシコ前の練習をやっていて、ロナウジーニョが案の定練習をずる休み笑
そしてカンテラの選手がバスで遠征に出かけるところでした。(当時バルサBに所属していたボージャンとドス・サントスが乗っていたかも!)
練習の風景を激写しましたのでその一部をご紹介。
(グジョンセンです)
(奥にある建物がカンテラ選手が生活するラマシアの一部)
(グジョンセンです2)