前回のポストでお伝えした、「顎を引く」ことを正しい姿勢と思い込むことで起こるデメリット、実はもう一つあります。
下の動画(前回のポストと同じものです)をもう一度見てみると
口を大きく開けた時、最後に少しだけ頭蓋骨が動いているのに気がつくでしょうか?
口を大きく開けるときには、下顎が前にスライドしながら開く動きに加えて、
最後に頭蓋骨が少しだけ上・後に動くんです。
この動き、c0−1(頭蓋骨と頚椎1番のつなぎめの部分)の部分の動きです。
c0-1の部分は前後方向にスライドしながら動く場所。小さく頷くような動きのイメージです。
「顎を引く」意識が強すぎると、このc0−1の部分も大きく制限されます。
背骨の一番上の部分をグッと掴まれているような状態になり、背骨全体の動きにもブレーキがかかってしまいます。
繰り返しになりますが、
「顎は引かずに、遠くを見るように」
っていうイメージの持ち方、伝え方、オススメです。
ちょっとしたイメージが違うだけで、動きや姿勢、普段の身体の心地よさは大きく変わるものですよ。
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フェルデンクライスというイスラエル生まれのワークを広島で教えています
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