姿勢や身体の動きを捉える上で、さまざまな場面で重要と考えられている「骨盤」。

役割もたくさんありますが、その中でも重要なことの一つが背骨と脚の動きをつなげていることです。

下半身の動きを背骨を通して腕に伝えたり、反対に背骨から脚の動きが始まるイメージで動いてみたり、と体幹と左右の脚の動きの連動性はさまざまな場面でキーになってきます。

では腕と体幹をつなげる部分はどこなんでしょうか？

腕と背骨をつなげる場所、腕にとっての「骨盤」の役割を果たすのが第１肋骨です。

上の写真では鎖骨のすぐ下に見えている１番目の肋骨がそれです。

体表からは非常に触れにくく、胸鎖関節のすぐ下あたりが一番クリアに触れるでしょうか。

第１肋骨は第１胸椎につながっています。

第１胸椎は以前取り上げた背骨のキーポイントのうちの一つ（C7T1）。

腕の動きと背骨全体の動きが連動するためにはこの第１肋骨がきちんと動きを伝えてくれる必要があります。

この第１肋骨の部分、そもそもそこまで大きく動く場所ではないんですが、「ちょっとだけ動く」イメージがとても重要です。

腕を動かしながら第１肋骨を触れてみると、「動いているかな〜・・・」と感じる程度ですが、ここがガチガチになっていると問題アリです。

ストレスや緊張などで硬くなり動きにくくなることも多い場所。

第１肋骨に触れながら鎖骨や腕を動かすと、呼吸も深まりスッと緩んで楽になることも多いですよ＾＾

----------------

解剖学・運動学・生理学などの「身体の仕組み」を、

動くこと・感じることを通して体感的に「腑に落ちる」形で理解し、

レッスンのリードをステップアップさせていくためのプログラムです。

4期開催中！

録画データを利用できますので、途中からの参加も可能です。

詳細は下記よりご覧ください。

お問い合わせは下記アドレスまで。

メール：info@eureka-feldenkrais.com

---------------

これまでのヨガの先生との関わりを通して発見したこと、

ヨガの先生であるがゆえに囚われてしまっている癖や習慣、

伝えてみると、意外と「知らなかった！」と言われ喜んでいただけた事などを、

無料のメールマガジンの形でまとめてみました。

1日１つずつ、サクッと読める感じにしています。

よろしければ下記のリンクから登録してご覧になってみてください。

----------------------------------------

EUREKA

フェルデンクライスというイスラエル生まれのワークを広島で教えています

レッスンに関するお問い合わせはコチラ

＜身体の使い方＞腕にとっての「骨盤」とは？