いわゆる「良い姿勢」をしようとするときに、
「胸を張って!顎を引いて!」なんて考えたこと、ないですか?
写真を撮るときなんか、言われたことがある方も多いかもしれません。
確かにその方が「映える」のかもしれませんが、それって本来の身体の位置とは少し違うのかもしれません。
口を開けるときに下顎は真っ直ぐ下がるだけではないんです。
口を開けるときには下顎が前にスライドしながら開いていくんですね。
下の動画でも、下顎が少しだけ前へ動いているのが見えると思います。
(ぐるぐる回るので見えにくいですが・・・)
良い姿勢をしようとして「顎を引く」ことの意識が強くなりすぎると、この下顎が前にスライドする動きのブレーキになってしまいます。
口が開きにくくなるだけでなく、食い縛りや顎関節症の原因にも。
パッと見、良い姿勢で調子良さそうな人でも意外と顎のトラブルを抱えている方、多いんですが、こんな経緯になっているのかもしれません。
(ヨガの先生でも実は食い縛りで・・・って方も意外と多い)
じゃあどうしたら?ってことになるわけですが、
「顎は引かずに、遠くを見るように」
っていつもお伝えしています。
ちょっとしたイメージが違うだけで、動きや姿勢、普段の身体の心地よさは大きく変わるものですね。
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フェルデンクライスというイスラエル生まれのワークを広島で教えています
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