5年ぶりの東京、変わってましたね | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 番外篇

 

 

● 「伊都国つうしん」 の番外篇ということで。

 

 

   3月8日から10日ほど、東京に行ってました。

   ナミさんの父親の法事が終わったあと、

   東京時代の旧友たちと毎日会っていました。

 

   コロナ前は毎年上京して会ってましたが、

   2019年に行って以来、つまり5年ぶりの東京でした。

 

   コロナも少しは落ち着き、

   極端な円安時代もあって外国人たちもたくさん ……

 

   街並みも歩いている人々の顔も変わっていました。

   ま、そんなお上りさん的な話題と、

   旧友たちとの出会いの店など、今回の東京小旅行で出会った、

   ごく一部ですが、お伝えします。お粗末さまですが。

 

 

 

● 原宿・渋谷でのおどろき ……

 

 

  法事が終わって、さて東京の旧友たちとの飲み食い始まりの初日、

  今回の小旅行中で唯一の、一日冷たい雨の日でした。

 

  最初の日の昼食は、

  そうだ原宿の 「R」という昔よく行っていた四川料理屋へ …… と

  平日の昼過ぎに原宿駅を出ました。

 

  駅舎が変わっていることは知ってましたが、

  なんともな建物に、ちょっとがっかり。

 

 

 

 

             現在の原宿駅。

 

  

        昔の原宿駅。(これは画像サイトから)

        この趣きが全くなしでがっかり。

        30代の一時期5年ほど、

        原宿・竹下通り出口近くで

        仕事していたので、毎日通っていた。

 

  

            こちらは原宿駅前、

            表参道にあるコープオリンピア。

            これは変わっていない、古くなっているが。

            なんでも築年数60年らしい。

  

 

  で、話はもどり。

  「R」 は竹下通りの出口、明治通りに出てすぐの地下にあるので、

  ほんと久しぶりに竹下通りを歩きました。

 

  人が多くて歩くのがたいへんなのは昔と同じですが、

  まぁ外国人が多いこと。それも以前のような中国系韓国系だけじゃなく、

  白人系やラテン系がとっても多いことに驚きました。

  今回会った旧友たちにその話をすると、みんなが、そうなんだよ、と。

 

  なんとか竹下通りをくぐり抜け、目指す「R」 へと狭い店先から地下へ ……

  もうとんでもない人人人が地下への階段に並んでいます。

 

  こりゃだめだ ……とあきらめ、食後に用がある六本木にまずは向かおうと

  原宿駅にもどりつつ、そうだ表参道の駅近くに 「J」という

  これも昔よく行っていたラーメン屋があるな、そこへ行こうと ……

  近づくと、もうだめ、店先から20人以上が並んでいる ……。

 

 

私、思わず「東京」 に謝りました。

「ごめん、私が悪かった …… まったくの認識不足、お上りさんでした」 と。

 

旧友たちが声をそろえて、

「原宿や渋谷の人気店に、昼食をとりに行こうなんて思わないほうがいい」と。

 

 

  さて、原宿から恵比寿、そこで地下鉄に乗り換え六本木へ。

  六本木交差点から東京タワー方向へ歩き、懐かしい「アクシスビル」 で用を済まし、

  そうだ六本木交差点近くに「H」 という蕎麦屋さんがあったよな、

  そこで昼を ……… 店がない ……。

 

 

空きっ腹で途方にくれ、どうしようかと、

少し歩くけれど西麻布交差点に、これも昔行っていた蕎麦屋さんがと思い出し、

冷たい雨の中てくてくと歩いて西麻布へ ………途中、ここも無くなっていたらどうしよう。

 

 

 

          西麻布交差点近くにある

          「千利庵」。

          店の明かりが見えたとき、

          本当にうれしかった(笑)。

          入ったとき客は私ひとり。

 

 

「雨の中、ありがとうございます(笑)」 と歓迎されました。

私は東京時代、長いこと、ここから近くの広尾が自宅兼仕事場でしたので、

千利庵にもときどき来ていました。

 

お店の女将から久しぶりのシャキシャキ東京弁を楽しみながら、

ここ西麻布もどんだけ昔と変わったか、の話を聞いたのでした。

 

 

  その日の夜、渋谷の宇田川交番からNHKへ抜ける道の、

  もう店がほとんどなくなるような所にあるお店で旧友たちと飲んだのですが、

  その店へ行くには、例のスクランブル交差点をわたります (笑)。

 

なんというかもう、お笑い状態のひとひとひと。

外国人たちもスマホを上に上げながら、そのひとひとひとを動画に撮ってます。

 

渋谷はできれば来たくなかったのですが(笑)、

今回、飲みや用向きを含めて3回ほど、この交差点を渡りました ……。

 

 

 

 

      これは、上記の飲み会への時間つぶしで入った

      広尾の有栖川公園内にある都立中央図書館の

      上階にある食堂から。

      公園も図書館も、ここは変わってなかった。

      雨にけむる六本木方向。

      東京タワーもかすんで見える。

 

 

● 旧友たちとの会食のお店の話をひとつ。

 

 

  ほとんどが夜に居酒屋、小料理屋、和食、中華、バーなど夜の会食ですが、

  昔から昼に蕎麦屋で会っている旧友もいます。

 

  今回、彼と会うのは、以前にもこのブログで書いたことがある

  「あられ蕎麦」をこの時期やっている可能性がある店と決めていました。

 

 

 

       浅草橋にある 「A」という蕎麦屋の

       やってました、初体験の「あられ蕎麦」。

 

 

  あられ蕎麦は、かけそばの上に板海苔をしいて、

  その上に青柳(バカ貝とも) の小柱をあられのように散らしたもの。

 

  ここ「A」のあられ蕎麦は、板海苔の代わりにもずくだった。

  だいたい想像どおりの味だったのですが、

  なんというか滋味だなぁという感じで、とてもうまかった。

 

  季節ものだからでしょうが、

  この店のメニューでは一番値段が高く、一杯2,400円でした。

 

 

 

         昼にうまい蕎麦屋に入ったときは

         必ず日本酒のぬる燗を注文する。

 

         と、なんとなんと。

         こんな趣の「ちろり」 で出てきました。

         こんなのも初体験で、ちょっと感動。

 

 

 

一週間ほど、毎日毎夜、酒びたりの日々。

5年ぶりの旧友たちと、毎日それぞれ楽しい時間を過ごせて幸せでした。

が、だんだんやはり疲れていき、最後はけっこうボロボロでした(笑)。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。