この一週間、なんとなく沖縄風 | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 164

 

 

● 久しぶりにソーキを作ってみました。

 

 

   以前のブログで書きましたが、

   福岡に越してきてから、ほとんど肉を食べなくなりました。

   ともかく野菜、きのこ、魚など魚介類、果物がおいしくて、

   肉まで行かない ………そんな感じです。

 

   さすが福岡5年目となると、

   去年あたりから少しずつ肉が食卓にも出始めてきました。

 

   この10日ほどなぜか肉が多くなってきて、

   そんな折、好きだったソーキそばを思い出しました。

   沖縄にいた頃には、ソーキ肉も安く手に入りやすかったので、

   実はよく自作していたのです。

 

   こちら福岡ではソーキ肉としては売っていませんが、

   いわば豚のスペアリブですから、それを買ってきて

   忘れたレシピをネットで確認しながら、作ってみました。

 

 

 

 

         久しぶりの割にはけっこういいデキ。

         ソーキといえば欠かせないのは泡盛、

         買ってきてたっぷり使い、

         残っていた黒糖を使ってテリもいい感じ。

         食べてみても、うん、うまい。

 

 

 

          ナミさんが作ってくれたソーキそば。

          さすがに沖縄そば麺は売ってないので、

          代用の麺を使っている。

          まずまず、懐かしい味だった。

 

 

 

 

● ソーキそばを食べた数日後に、今度は「ムーチー」

 

 

   この時期、沖縄では「ムーチー」という行事があり、

   今でもその家なりの「ムーチー」(餅の沖縄なまり)を作り、

   配っている家庭があります。

 

   「ムーチー」行事の由来については 【Okinawa通信】で書いていますので、

   興味のある人はこのブログ内検索欄にムーチーと入れてみてください。

 

 

   「ムーチー」の時期が沖縄ではもっとも寒い、などと言われています。

 

 

  

  

          ナミさんの沖縄時代のヨガの生徒さんが、

          毎年この時期、お母さんが作ったという

          ムーチーを贈ってくれる。ありがたい。

          月桃の葉がいい匂い。

          少しだけ葉をはがして中を ………

          ここの家のムーチーは二色づくりだ。

          ちょっと見、名古屋のういろうに似てるが、

          味、食感はムーチーならではのもの。

          これまた懐かしい味。

 

 

● 以下はわが家の日々 ……

 

 

 

            1月15日、五日月。

            三日月よりふっくら、きれいに見えた。

 

 

 

         今年は暖冬のようだから早いのか、

         そろそろ終いになる

         わが家の寒椿を観賞用に。

 

 

 

     16日に、いつも行っている

     櫻井神社へ初詣。

     ここは、参道入口の橋。

 

 

            その橋の手前には

            もう梅がちらほら開花していた。

 

 

 

            櫻井神社には、

            伊勢神宮から分神した

            内宮外宮の両神が祀られている。

 

            そこにお参りしようとして驚いた。

            茅葺き屋根の修理をしていた。

 

 

 

            なんでも分神してから

            今年でちょうど400年、

            ここでも以前は式年遷宮をしていたが、

            それが止まってから140年余り。

            それで茅葺きの葺き替えや補修を ……。

            来年はきっと真新しい清々しさに

            代わっているんだろうな。