伊都国つうしん １
『Okinawa通信』 を終了して、約一年。
そして昨年１０月末に沖縄をはなれ、ここ福岡市西区に越してきてから、
もう半年、というか、７か月以上が過ぎてしまいました。
この間に世の中、大変なことになってしまいました。
心配していた沖縄は、幸いにそれほど大ごとにはならず、
５月以降は感染者０が続いているようですね。
私らも、折角の新しい土地なのに、なかなか外出もままならず、
残念ですが、巣ごもりしながらも元気な毎日を過ごしています。
ということで、ここ、福岡市西区の横浜、というエリア、
糸島半島の東の付け根あたり、
邪馬台国の時代からの名ですが 「伊都国 （いとこく）」 から、
再び、つたないブログを再開することにいたしました。
これは糸島半島の先、糸島の有名観光スポット
二見ヶ浦の夫婦岩。
同じく、二見浦の夫婦岩は、伊勢が有名ですが、
なぜか糸島にもあるんですねぇ。
● なぜ沖縄をはなれたのか。なぜ福岡市西区に越したのか。
「伊都国つうしん」 の第１回目ですから、そんなところをお話しましょう。
沖縄には２０１０年の１２月下旬に移住したのですが、
私は５０代最後の年齢で、仕事をやめて、
どこかで次の事を考えようと思ってました。
沖縄を選んだのは、それまで１０回は来ていたほど沖縄好きだったから。
北海道生まれなので温かい所が好き。
さらにウィンドサーフィンも制限なくやりたい ……… そんなところから。
で。 ４～５年ほど沖縄に、と考えていたのですが、
温かい気候に頭まで温められ、次の事など考えもせず、
ウィンドサーフィン三昧。
で、気がついたらもう１０年だぁ … …だったのですね、まったく （笑）。
私には、沖縄だけじゃなく、住んでみたい所がいろいろあったので、
年齢のことを考えるとそろそろ別な所へ、と思い切ったのです。
それは、ナミさんも同じ考えでした。
（日本の中の外国でもある・私見） 沖縄から出るのですから、
今度は、日本の原風景ともいえる瀬戸内海を望む場所へ。
つまり山口、広島、岡山、兵庫、そして愛媛、香川、徳島 …… と
探したのです。
行きたい場所は数あれど、
住みたい貸家 （戸建て、ウィンドの道具があるので）が
なっかなかないのが現実。
古～い家、木造古民家のような貸家はあるのですが、
私らの年齢で、いまさらそういう家に住むのは、
どうも大変そうで、気が引いてしまう。
そんなとき、ナミさんから 「糸島って所が移住人気であるらしいよ」 と。
私らそれまで糸島なんてまったく知らなかったのですが、
調べてみたら、いい場所。
しかも、戸建てで、ここなら住んでみたいなと思える貸家が
不動産情報として結構ある ……。
ということで、昨年の夏過ぎくらいに糸島に下調べにきたのです。
ところが来てみると、
どうも糸島には （ここに決める！） というような物件がなく、
しかもレンタカーで走ってみると、いい所なんだけど、
どうもここに住んでいるという自分らの姿が浮かばない ………。
どうしよう …… と思いながらも、
糸島市ではないけれど、その隣の福岡市西区も含めて、と探してみたところ、
ここなら！ という物件がいくつかありました。
そして、その中のひとつに決めて現在暮らしています。
この家のことも、おいおいお話しますが、
とっても、気に入っています。
現在、住んでいるのは福岡市ですが、
実は遊びに行ったり買い物に行ったりするのは、
クルマですぐのお隣、、糸島へ、の毎日 （３月までは）。
そんな、日々で。
これは、わが懐かしのウィンドサーフィンのゲレンデ
海中道路（の南面）。写真は８月下旬。
８月は３回、９月４回、１０月３回で、お終い。
写真にいるウィンド仲間たちともさよならした。
沖縄をはなれるにあたり、
ヨガ教室をやっていて、生徒さんから大いに敬愛されていたナミさん。
その生徒さんたちと別れるのが、もっとも心残りでした。
でも福岡に越してきてすぐの１１月に、
こちらでのヨガ教室のプレオープに、
なんと沖縄から４、５人の生徒さんが来てくれたのです。
そしてこの３月から、新型コロナウィルス感染の世の中になり、
ネットを利用してヨガ教室を行う、ナミさんの仲間もでてきました。
そんなわけで、彼女も、ZOOMを利用して始めたところ、
なんと、沖縄で別れた生徒さんたちがたくさん訪れてくれたのです。
さらには沖縄から内地や海外に越していった生徒さんたちも
参加してくれるなど、ナミさんにとって、とてもうれしい結果となりました。
何というか、災い転じて …… だね、と二人で話していたのでした。
それが現在もまだ続いている今日この頃です。
そんなこんなで、また、
『Okinawa通信』 同様に、長々の話になりました。
『伊都国つうしん』 は、伊都国のついての話題、
糸島や福岡についての話題もあると思いますが、
きっと 『Okinawa通信』 よりは、もっともっと
日記的な話に近いものになるだろうな、と思います。
週イチくらいの、のんびりペースで始めていきます。
また、どうぞよろしくお願いします。
長々とお付きあい、ありがとうございました。