「帰ってきたなぁ」 感に、驚いた | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 2


● 縁もゆかりもなかった、ここ福岡市西区に越してきて、半月ほど暮らし ……。

  自分が (あぁ、なんか帰ってきたなぁ …) と感じていることに、ちょっと驚きました。


確かに私は、『Okinawa通信』 でも書いてきましたが、

沖縄と京都は日本の中の外国だ、と考えています。
そして沖縄は、かつての琉球国が無理やり日本国 ・ 沖縄県にさせられた、という歴史を考えれば、
まさに、日本の中の外国なわけです。

その沖縄に、沖縄県民として10年暮らしていたのですから、
縁もゆかりもないとはいえ、沖縄から見ると 「内地」 である福岡に越したわけだからだ、
ということは言えます。


とはいえ、こんなふうに風来坊的に、あちこちで暮らすことが好きな私なので、
自分では (また新しい土地で新鮮な気持ちに ……) くらいに思っていたのです。

なのでまさかそんなに強く (あぁ、なんか帰ってきたなぁ …) と感じていることに、
我ながら、とてもびっくり。
かつ、どうしてなんだろう …… と、自分の感覚に興味をもちました。


ちょっと分析してみると。

まず、10月末に越してきて、久しぶりに体験した 「寒さ」 がありますね。

沖縄の冬を寒いっ、と感じていた、とはいえ、
私も含めウチナンチューたちが 「寒いねぇ」 「寒いさぁ」 と、言い合うのは
だいたい気温が15~17℃くらい。
12~13℃になんてなると、「うううっ … 寒ぶ」 という感じ、です。

なので、福岡に来て、10年ぶりに 「内地の寒さ」 を体験したわけです。
昨年の11月は寒かったようで、もう、二人して震えてました。
ふたりとも、速攻、ユニクロ 「超極暖」 買いましたもの (笑)。
(とはいえその後、この冬は暖冬だったので超極暖は着ずじまい)


そして、寒さのほかには。

まず、自然の景観 ……。 ともかく植生がちがいます。なんといっても沖縄は亜熱帯ですから。
次に、家並みの景観 ……。 ほぼ100%コンクリートづくりの沖縄の家並みに対して、
こちらは、戸建ては特に、瓦屋根がやはり多いです。




 

 

              クルマで走っていると、ときどき
              こんなでっかいお屋敷のような瓦屋根の家がある。
              あぁ、沖縄にはまったくといって無い風景だ、と思う。



 

               こちらは、わが家からすぐ近くの、
               スレート屋根の家が並ぶ一郭。
               手前は、川ではなく今津湾から続く運河。
               海の水なので、当然、潮汐によって
               水量がずいぶん変わる。

               ここらへんは (私らの家の一郭も含め)
               比較的最近にできた家並みだ。
               まるで邦画の1シーンに出てきそうな風景。
               クルマで通るのが気に入っている場所。






● それからもうひとつ、とても大きい要素だな、と感じたのは。

 人の、なんというか、応対、接し方。

 といっても人と人との個人的なつき合いのことではなく、
 役所や外食先のお店や量販店やスーパーでの、人との応対や接し方、ということ。


沖縄にいる時には、例えば役所関係やホテルや店舗といった接客業やサービス業も含めてですが、

電話でのやりとりに、あるいは面と向かっての対応の仕方や接し方に、
なんとういうか、もうちょっと ……と いうような、けっこうストレスを感じることが多かった ……。
お店の人にその店で売っているモノについて尋ねても、よく分からないことも多かったし。


そういうことが、ここではない、というか、まぁ普通にキチンとしている。
(あぁそうだったようなぁ ……) と感じる。


つまり、そういうユルさ、テーゲーさが、沖縄にはあるんですねぇ、
まぁそれが沖縄らしいといえば、らしいし、
それが許されるのが、沖縄のヨサといえば、ヨサでもあるんです。


こちらに越して来てまもなくの間は、住むために必要なモノを買ったり、頼んだり、外食したりで、
よく外出してましたから、そういう人との接触や、やりとりがとても多かった。
なので、こちらに来て半月ほどでも、その違いを感じたんですね。


そんなこんなで、10年前の東京生活時代までに経験していた、見知っていたコトやモノに出会い、
(あぁ、なんか帰ってきたなぁ …) 感を強く持ったのでしょうね、きっと。


つまり、10年なんて長いようで、
実は沖縄に染まるにはとても短い時間だ、ということですね。
あるいは、何年居ようと、やはり私はナイチャーなのかもしれないな、と思いましたね。




● 話は、変わって。


 6月9日だったかな。 とうとう、というか、ついに、というのか。
 (実はもう来ないのでは) と思ってきたものが、届きました (笑)。




 

        コレです。アベノマスク (笑)。
        予想どおり、見た目からして小さい。

        安倍ちゃんがしているマスクは
        いつ見ても小さいな、と思っていたのですが、
        やはり自分だけでも、と
        アベノマスクをしてるんですね、きっと。



ようやく届いたのかぁ福岡にも、と思ってたら、
昨日のヤフーのスレッドに、
「アベノマスクおおむね全国に届く」 のような内容が出ていました。

そうか、もう皆さんの所にも届いているのですね。
福岡は、最後のほうだったわけだ。


ところで給付金は、5月の初め頃にマイナンバーカードを使ってさっさとネット手続きをしたら、
5月中に、私らの分、頂戴しました (笑)。



● また、話が変わって。

 一昨日かな、神奈川に住む古い友人 Seさんから、素晴らしいものを頂戴。



 

これ、キリンの (かつてのキリンシーグラム) の富士山麓にある蒸留所が、秘密裏に (らしい) 造った、
シングルグレーンウイスキーです。

シングルモルトウイスキー、というのは聞いたことがあると思いますが、
これは、「シングルグレーンウイスキー」。

通常のウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものです。
モルトというは、大麦麦芽。
グレーンというは、その大麦麦芽以外の、小麦やライ麦やコーンなどのこと。

そのグレーンだけで蒸留したという、めずらしい、そして貴重なウイスキーですね。
私、初めてです、飲むの。

そして、Seさんが贈ってくれたワケは、瓶の底につくられた富士山。
富士山好きな私のために、贈ってくれたんですねぇ。
いや、持つべきものは …… ですね (笑)。



 

               シングルグレーンウイスキー 「富士」
               頂きものなので、値段は分からない。
               底の富士山のレリーフ、
               濃いめの琥珀色に染まり、いわば 「赤富士」 に。

               いいねぇ。この感じ。