Okinawa通信356
● 伊江島 （いえじま） にも、伊江島産のサトウキビ１００％原料のラムがありました。
ダイビングに伊江島を訪れたＳちゃんが、私ら酒飲みのために 「イエラム サンタマリア」 ２種類をお土産にくれました。
伊江島というのは、沖縄の北部、西側にボコンと突き出た本部 （もとぶ） 半島にある、
沖縄最大の観光スポット・美ら海水族館の、ちょうど真向かいに浮かぶ、三角帽子のような離島です。
伊江島。（画像サイトより）
やはりサトウキビが主要産業の島。
ここにも一度は行ってみたいと思っている。
沖縄産のラム酒については、以前、南大東島の 「グレイスラム」 の話をしました。
沖縄電力の派遣社員の女性が、社内ベンチャーに応募して見事に夢を実現し、２００５年に沖縄産初のラム酒を作りました。
興味のある方は、Okinawa通信336 【沖縄産のラムを頂戴しました】 をどうぞ。
きっと、南大東島のグレイスラムに刺激を受けたのでしょう、２０１１年に出来たようです。
この伊江島のサトウキビを使った 「イエラム サンタマリア」、ゴールドとクリスタルとある２種類のいずれも、通常のラム酒とはちがって、アグリコールのラム。
以前にも書きましたが、ラム酒は、サトウキビの搾り汁から砂糖をとった後の、糖蜜を原料に醗酵させたインダストリアルラムが、一般的です。
それに対して、サトウキビの絞り汁そのものから造るのを、アグリコールラムといい、フランス産のラムなどごく一部です。
南大東島のラムは、このアグリコールとインダストリアルのそれぞれの種類が造られていますが、
伊江島のラム酒２種類は、両方ともアグリコールなんですねえ。
ただし両方ともアルコール度数は、３７度。（南大東島のラムはいずれも４０度）
伊江島のラム酒 「イエラム サンタマリア」。
左がゴールド （２０１３年４月瓶詰）、
右がクリスタル （２０１２年９月瓶詰）。
いずれも ３００ｍｌ １，４００円。
７２０ｍｌでは、２，５００円だとのこと。
ちなみに、南大東島の 「グレイスラム」 は、
アグリコールが７２０ｍｌで ４，３００円で、
インダストリアルが、同じく ３，１００円。
なんか値段もアルコール度数も、
グレイスラムの弟分っていう感じ。
で、味は …… というと、これもやはり弟分という感じ。
何か月か熟成させているとのことらしいが
悪くない味だけど、ちょっと軽いかなぁ。
● 沖畑生活 ４ （１） ひさびさに登場です。
お隣さんの庭をお借りしての沖縄畑生活、いよいよ２回目の冬野菜に挑戦。
昨年の冬野菜は、ちょっと油断して１２月も末に苗植えをはじめ、お隣さんからも 「ちょっと遅いさぁ」 と言われました。
なので、ことしは早くから家の生ゴミを使ったＥＭ肥料作りを開始、その肥料も入れた土作りも、実は先の内地小旅行の前に終えていました。
準備万端、つい数日前に苗植えを終えました。
昨年と比較すると約 １か月半も前です。これで、冬野菜づくりにはちょうどよい頃合のようです。
しかし、昨年はかなり遅く始めたとはいえ、ビギナーズラックで、キャベツやブロッコリーなどが立派においしく実りましたが、
ことしはどうでしょう。
あまりに準備万端すぎて、逆に、疑心暗鬼 ……… このあたりが何も根拠を持たない素人ファーマーの不安ですかねぇ。
２０１３開始の冬野菜の植付け。
昨日、１１月１１日の様子。
ことしは、昨年の成功をまた期待し、
キャベツ、ブロッコリー、新たにカリフラワー、
サラダ菜、レタス、青ねぎ、新たに島野菜のハンダマ、
いつもの、バジルとコリアンダーなどのハーブ、
それに本当にできるの？と思いながら、
売られていたイチゴの苗を１株だけ試しに。
さ～て、どれだけの収穫ができるでしょうか…。