こんにちは。
ペインティングスタジオハーモニーの山中です。
現在、東京ドームで展示中の
作品制作過程を、写真とともに振り返る。
今日は、3回目ですが
その前に、前回までをささっとおさらい
します。
お尋ねがありましたので、使用材料を
書き添えます。(ほとんど陶画舎)
第1焼成は、ペン書き。
これは、お写真がありません。
線描きに使用したもの。
・MX54
・ラベンダーオイル
・ライラックNo,2
・オリーブグリーン(キルンアート)
・マッキー赤
・水溶性マスキングリキッド
・真珠ラスター Heraeus/Mother Of Pearl
・MX54
・ラベンダーオイル
・ピンクオパール
・オリーブグリーン
さて、第4焼成の準備です。
いよいよ、ジュエル絵の具です。
ジュエル絵の具は、陶画舎のオリジナルで
(宣伝している訳じゃないです〜(o^^o)
どんなに盛り上げても剥がれない、
透明感のある焼き上がりが特徴の
盛り用絵の具です。
水溶性メディウムで溶いたものに
さらに水を少し足して
表面張力を利用するような感じで
置いていきます。
ちょっとゴツゴツしているように見えますが
焼き上がりは、ぷっくりします。
・びいどろ
・若緑
・ブルーオパール
・ピンククオーツ
・ゴールドレリーフパウダーイエローゴールド
上記の絵の具のほかに、
几帳の棒を
・黒豆で盛っています。
*黒豆は、和絵の具なので、
剥がれやすい黒を盛り上げたいときに便利。
焼き上がりはツヤが出るので
今回は、漆の感じを出すために使用。
色が濃くなりました。
中央に引っ張られるので、
盛り上がった分、アウトラインが薄くなります。
*使用絵の具(特に、和絵の具)は、以前買ったものを使っているので、現在は、名前が変わったり、廃版になったものがあるかもしれません。
和絵の具とは、本物の和絵の具ではなくて
陶画舎で販売している
メインカラー和のことです。
では、
第5焼成は、次回へ続きます。