5月末に女友達と会う予定があった。
そこへ後輩男子から連絡があり男友達が
ホスピスに入院したと。
(このホスピスは彼の彼女が入院していた)
もともと会う予定だった友達との約束の時間を
少しずらせて、後輩とホスピスに向かったけれど
会えなかった
そして2日後、6月1日、FBの彼のアカウントで妹さんが
亡くなったことをみんなに知らせてくれた。
私の今のオフ生活が充実しているのは
彼、ライオンさんのおかげ。
この時抗がん剤治療を終えてまだ数ヶ月だった私。
このお誘いがなければ、この後に続く3校合同の同窓会は
なかったと思う。
またここ数年実家の処分にあたって色々とお願いしていた。
ライオンさんをはじめR高校の男子は本当にみんな
カッコよかった
ライオンさんはすでに高校時代に親が決めたフィアンセがおられ
その女性の弟さんはお目付け役?みたいに吹奏楽部にいました。
女子はみんなそのことを知っているから
キャーキャーは言ってたけれどそこまでだった。
なので後年H女子校の後輩とつきあっていると聞いた時
はビックリした‼️
その彼女が1年3ヶ月前に旅立ちました。
彼女の病気のことは早くに聞いていた。
私ががんサバイバーだからかな?
そしてその後彼にも癌が見つかるとまたいち早く
こっそり告白された
その後7月にお父様が、その1月後に愛犬が次々に天に召された。
彼にとって辛い1年だったと思う。
2年前、彼自身上行結腸癌を原発として肝臓、肺、リンパに転移していて
ステージ4だと言われた。
なので彼からは「後はもう好きなことだけするんや」と
聞かされていて、実際ここ数ヶ月は愛車オースチン7で
あちこちのクラシックカーレースに出ていた。
なんだか信じられなくてお通夜に行くのも辛かったが
友達と伺うことにした。
家族葬だったけれど先生やブラバン仲間も来ていた。
最後勇気を出して棺の中の彼を拝ませていただいた。
痩せていたけれど安らかな顔だった。
きっと彼女と愛犬とお父様も笑顔で彼を迎えているだろう。
棺の中の彼はこのレース用のツナギを着ていた。
既にそういうことを頼んでいたらしい。
先に亡くなった彼女と終活ノートを書きあっていると
聞いたことがある。
身内以外では一番ボディブローが効いていて
ようやくブログに書けた。
書かないことも考えたけれどさんざんお世話になった人
なのでやっぱり書き留めておくことに。
本当にありがとうございました。
合掌