珈琲と虹と鯨の棲む場所 -90ページ目

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


パチンコをするかしないかで半分、スマホでゲームをするかしいないかで4分の1
読書をするかしないかで8分の1とレア化する。
小さい頃はあんまり本が好きじゃなかったけど、
大学受験するあたりからいきなり本を読みだした。

最近は自分の周りに紙がどんどん増えてきて、時代に逆行している感じ。
世の中の斜陽産業やこの10年で消えていくだろう仕事、
それでも変わらないものもあっていいと思うし、あるのだろうと思う。

100年後全部の島がトンネルとか橋で繋がっているかも知れないし
海底や空中に住む人もいるかもしれない。
瞬間移動みたいにバーチャルに世界旅行が体験できるかもしれないし、
バーコードやICチップを埋め込まれて行動や思考が管理されて、
生きるということの構造が変わっているかも知れない。

ま、そんな事を考えていても、早くも1月が終ろうとしていて、
明日のことや来週のこと、来月の予定とか夏の予定とか、
目先のことでやらなければいけない事がたくさん...

目の前の海は青くて、すごく深いブルーで、大きく深呼吸をすると
そんな、何年、何十年も先の事、目先の面倒くさいこと、
嫌なことを忘れてしまいたいと思う。

この海のどこかで地球上で最も大きな動物たちが、
世界中を泳ぎまわっていることのほうがロマンに溢れている。
そして海辺に立つと、それを全身で感じてしまうからだ。

全国に約430ある島の1つに住んでいるという事がもっともレア化していると思う。

 

いよいよ「40代最後の日」を迎えることになりました。
※昨年3月末に落下事故で死なずに生きる事を許された自分の備忘録的記録

これまでの50年は生きている時間をこつこつと積み上げてきた気がするけど、
これからは、これまで生きてきた時間よりも確実に短いであろう、
死ぬまでの時間をどうすごすかを意識するタイミングだと思った。

1900年代、人生が40年くらいで終わる時代から、
この100年で倍近い寿命になって、ひとつの人生の登山では生きていけない、
2つも3つも人生の連峰を次々に登る人生になっている。
48歳の終わりに次の山の設定をして、去年の今頃は選挙に出る準備をしていた。

この一年でいろいろな事がありすぎるくらい、人生の天と地を味わう時間だった。
大きなケガで人生初手術・初入院を経験し、親父も他界した。
中でもみんなで戦った選挙は特別だった。

ある意味、ここから先は新しい人生を重ねていく生き方、
いろいろな広がりを求めていく賞味期限の長い人生を謳歌していきたいと思う。

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【追記】
正直、父親の死から、まだ立ち直れていない。

ハワイ島にはバニヤンツリーという植物が蔽い茂っていて、
不思議な自然の力と目に見えないエナジーを放っている。
※映画「アバター」に出てくるような樹木

「虹の匂い」は、ようやく感じるようになったものの、
植物の会話までわかるようになるにはもう少し時間がかかりそうだ。
植物は根を通じてコミュニケーションをとるそうで、
特に同じ遺伝子を持つ家族のような植物には特別な会話があるらしい。
また同じ場所で共存する仲間にも、
害虫などから守るためのプロテクション情報が根を通じて送られるらしい。
人間よりも格段に頭がいいというか、コミュニケーション能力が高い気がする。

そうやって大事な情報だけが通じる世界は本当にシアワセなのかもしれない。



 

富士フィルムの「写ルンです」を使ったプロジェクト、
365days of islands が2017年1月1日から始まります。

メンバーの居住地ですが、東京都伊豆大島、東京都神津島、東京都三宅島、
島根県西ノ島、長崎県福江島、鹿児島県甑島、
鹿児島県種子島、鹿児島県喜界島の8名
それぞれの方が毎日1枚、「写ルンです」のシャッターを切る。
シンプルな行動ですが、1年間続けるというコツコツに気合いの入る企画

そもそも写ルンですが久し振りすぎて、日藝に通う娘に聞いてみると
「銀塩カメラ女子がいっぱいいるよ~写ルンです欲しい~
いま流行ってるんだよねぇ~、余ったらちょうだ~い!」って言ってました。
※銀塩ってまた専門的だなぁ~と思いながら、、、

そんな身近なマーケティングも確認したところで、
そもそもこの話を頂いた時に、2つの心配がありました。
自分よりもカメラ好きな人が三宅島にはいっぱいいるしなぁ~
あと、出張とかで撮れなったらどうしようかなぁ~ということでした。

この2つについては管理者の方からご説明頂きクリアになりました。
メッセンジャーなどのやりとりで、何よりも三宅島のPRが少しでもできるなら、
このプロジェクト参加する価値はあるなぁ~って思いました。
そして他の島ってどうなんだろう?という興味もあり、約430ある有人島のうち
たった8つの島だけど365日で繰り広げる世界ってどんなだろう?
って思ったらワクワクが止まらなくなりました。

ある友人から、「沖山さんは映画スモークのオーギー・レンみたいですね。」
って言われたことがあります。
その映画を知らなくて、すぐに調べて観てみました。

描かれるのは、ニューヨーク・ブルックリンの街角にあるタバコ屋を舞台とした話
お店の店長オーギー・レンは、過去12年間、
毎朝欠かさず交差点の写真を撮り続けている。その数4千枚以上。
その写真をオーギーは1年ごとにアルバムに貼り付け、
1枚1枚に日付を書き込んでいた、、、というストーリー

2017年1月1日からはじまるプロジェクト、時間差で
SNS(インスタグラム、フェイスブック、ツイッターなど)も展開され
2018年春には写真展、、、なんていう話も、、、
そんなに先まで予定が決まってくるとなると、ワクワクがとまりません。笑

コツコツやるのってなにげに得意なので、絶対にやり遂げます。

この企画をお受けする時に、写真好きだった親父のことが
すこしだけ頭に浮かんだんですよ。
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【追記】
毎年、一年を振り返るブログを書くのですが、今年はやめました。
もうすでに2017年から先の話がどんどん動いていて、
ネガティブなイメージの過去を振り返るのはやめにしました。

それくらい辛い一年だったかもしれませんし、
2017年以降がかなり楽しみでもあります。
明日からどんなシャッターを毎日切ろうか、緊張します。

最近は朝起きると、何をやるべきかが勝手に頭に降りてくる。
島暮らしはやることがいっぱい。けっして暇ではないのです。笑

謙虚、優しさ、絆、いい言葉ですね。


6度目の来島になる山野井泰史さん、妙子さん夫妻
三宅小学校の東京オリンピック・パラリンピック教育の講演会でした。
※翌日の朝日新聞にタイトル表示の記事が掲載されました!

「この中でクライミングやったことある人?」って聞くと、
ほぼ全員が手を挙げていて、こんな地域はないよね~ってびくりして、
「じゃあ、オートビレイやったことある人!」って聞くと、
なんと半分くらいの手があがった。
そもそもオートビレイがある公共施設って世界にどれくらいあるのかわからないけど
これってすごい事じゃない?って笑ってしまいました。

全校生徒77名の三宅小学校の子供たちが、キラキラと目を光らせて
廃校になった体育館のクライミング施設を思いっきり楽しんでいる姿を見て
大人たちはみんな笑顔になりました。

そして何よりも、妙子さんのリードクライミング(絶対に落ちない感じ)と
大きくかぶったルーフ課題(自分が春に落下した)での泰史さんの
渾身の力を振り絞ってのクライミングを見ていて、
かなり感動してウルッとしました。※子供たちに見られないように、、、

他にも三宅島フリークライミングクラブで懇親会をした時に聞いた、
映画の話や、ここにはもったいなくて書きたくない、
ナイショのあんなことや、こんなことなど、
山野井さんとの2013年9月以来3年ぶりの再会の時間をディープに楽しめました。

そして今回、泰史さんは宿題を持って島を離れたので、
近いうちにきっと宿題を完成させに戻ってくると思います。
その日がいまから楽しみです!

この数日間、少しずつだけど三宅島のクライミングは前に進んでいると確信しました。