珈琲と虹と鯨の棲む場所 -71ページ目

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


僕が中二の時に美術の担当で赴任してきた穴原先生
先日、庭で大きなカメラを持って、三本岳を撮っていた。
先生に声をかけると、
「雄一!三本はここから見るバランスが一番いいよ!」って返ってきた。

見る場所によって、二本になったり、海老根が子安根とくっついてしまったり、
見え方のバリエーションはさまざまだけど、この配置が一番良いと言ってくれた。
僕も心の底からそう思う。
 


カフェの本棚を整理してたら、懐かしい表紙の冊子が目に入った。
自分も1ページ寄稿したので、どんなことを書いていたのかと思って
ページを開いてみた。

表3には、三宅島大学誌 「三宅島大学」とは何だったのか と書かれていて、
監修は慶応義塾大学の加藤文俊先生、表紙のデザインは奥麻実子さん
発行日は2015年3月20日となっていた。

文章を読み返すと、ちょっと恥ずかしいし、少し自己嫌悪になり、憂鬱になったり、
近い将来なんて書いておきながら、隣の島でこのプロジェクトの仲間がいることに
だいぶ後ろめたい気持ちになったり、少し悲しい気持ちになった。

この場所は祖父から父、そして自分が引き継いだ土地。
ずっと変わらないものもあるし、時代と共に変わるものもある。
イルカの棲む御蔵島と1983年の噴火で一夜にして消滅した新澪池(しんみょういけ)を臨む
この場所は本当に素晴らしい場所だと思う。