クライミングでポイント獲得のZONEってありましたけど、それとは違った話です。
登山家やフリーダイバー、ボーンカーバーなど個人的に会ってきた人たちの話の中で
「ゾーンに入る」という不思議な感覚の話を聞く。

今回のオリンピックのメダリストでも「ゾーン」の話をしている人がいて、
自分も思い当たるところで動画が残っていたので、アップしてみました。
2013年に初めて参加したボルダリングの大会決勝の1課題目↓
セッターもローカル大会としては豪華すぎる。飯山健治さん、平嶋元さん、遠藤由加さん
アイソレーションルームから出て来て、ルート確認した後、
遠藤由加さんが棒を持って「ガンバ~」って言われたんだけど、結構プレッシャーだった。
「本当に決勝で登れるのかい?」っていう感じが、声から勝手に伝わった気がした。
で、動画を見てもらうと、登る前に時間をとってオブザベーションしてるんだけど、
パッと見たカウントダウンクロックが残り「1:28」ってなってて、
「あ、ラッキー、誕生日の数字だから登れるな」って勝手に思ったんです。まだスタートもしてないのに。
で、数手進めながら一撃するんですけど、恥ずかしいガッツポーズしてて、
この辺りは覚えていないんですよね。というか目がいっちゃってるんです。
実はこの後、アイソレーションルームに6人くらい決勝のメンバーいたんですけど、
他人のペットボトル飲んでしまってて、「沖山さん、それ俺のっす」って言われたりして、
かなり緊張してたのか、やっぱり正気じゃなかったんですよね。
ここから2課題目、3課題目はグダグダになってしまい、結局2位で終わるんですけど、
この動画の最初のところだけは、所謂「ゾーン」に入っていた感じでした。
サーフィンでも、中学生の時の陸上競技会でも、スイッチが入る瞬間は記憶していて、
やっぱりゾーンなのかな?って思う事があります。
スポーツ以外でもボーンハンターとしてクジラのストランディングから骨を採取に行くと
冷たい海水や強烈な匂いの中で作業するとゾーンに入る瞬間はあるし、
ボーンカービングでも店内にお客さんが入っていることも気づかずに彫っている事もある。
こういう体験は多くの人にあるのかもしれないけど、
生きていく上で、あると良いのかもしれないですね。「ゾーン」にはいる瞬間
そういう話、美味しいごはんとお酒を飲みながら聞きたいなぁ~飲まなくても良いけど。笑
話は変わるけど、野口啓代さん(今回銅メダル獲得して競技から引退)
彼女の登りを見て、クライマーのみんなが言う「アキヨスタイル!」はカッコいいと思う。
その人の名前でまわりのみんなからスタイルが語られるなんて、カッコ良すぎでしょう!
サーフィンもスケボーもスキーもだけど、スタイルがある人がやっぱりカッコいい。
あの動きはあの人にしかできない、っていうのに憧れます。