今年度中にまとめる第6次三宅村総合計画
10年後の目指す姿、基本方針、基本計画について質問をしました。
Q
まずは今年度最終年度となる、第5次三宅村総合計画ですが、ここに示されていた
『計画最終年度の将来人口を、現在の2700人を維持していくことを前提に、
10年後の目標とする将来人口を3000人とし、これを実現するための
施策を重点的に取り組んでいく事とします』と書かれていました。
現在の島民人口は令和3年5月1日現在2373人と「広報みやけ」に書かれています。
第5次三宅村総合計画を振返り、2700人を維持し、3000人を実現するための施策を、
重点的に取り組むとありましたが、この10年で、これが達成できなかった原因は、
そもそもこの設定が乖離していたのか、3000人を実現するための重点的な施策の、
取組ができなかったのか、どちらですか?
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A 総合計画については経過過程でローリングをかけて事業を行い、村長からも概ね達成できたと
言われている。人口統計については140人ほどの出生に対して500人ほど亡くなられている経過
があり、移住定住など事業を進めているが、世の中の人口減少を越える結果にはならなかった。
村長に直接、途中で設定を変えることはできないのですか?と聞くと、
「それはできる。ただこの計画策定時に、10年後の計画に夢がないということで、
3000人を目指すとなった」と話されていました。
また、新しい総合計画については、募集したネットからの村民の意見が多く集まっているということで、
それを盛り込むことを検討しているとの回答でした。
Q
現在の組織体制で今年の後半、12月頃までに作成する、第6次三宅村総合計画について、
どのように具体的に計画策定していきますか?住民の関心の強い声から⑩の質問をします。
➀建替えの時期にある三宅村立小中学校については一体型の校舎として計画・整備しますか?
②総合グラウンドの計画が過去からずっとありますが、次の計画には具体的に盛り込まれますか?
③特養老人ホームと中央診療所の一か所にまとめる考え方は盛り込まれますか?
④これまでもずっと議論している再生エネルギーについてはどのように取り組みますか?
⑤水道事業について、水質を改善する技術があるそうですが、より良い水資源に取組みますか?
⑥5Gのネット環境に伴いICT授業やeSportsの推進、全島内Free Wi-Fi整備、
高齢者のオンライン診療などを盛り込みますか?
⑦EV自動車など、その充電設備やEVスタンド・整備工場などはどのように対応しますか?
⑧増え続ける空き家対策はどのように課題解決していきますか?
⑨東京都が推進速度をあげると発表している電柱地中化について具体的にどう取り組みますか?
⑩伊那市高遠町、小金井市、みなかみ町などパートナーとの友好関係促進はどう盛り込みますか?
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A 現在策定中の第6次三宅村総合計画は、総合開発員会の諮問を経て決定する過程で
この段階では個別の案件への回答は控えるとの答弁でした。
ここで予想された答弁だったので、自分の意見をまとめて締めくくりました。※以下文章
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1つ目の質問、いまの10個の質問、この議会での発言が村民の皆さんに届くと良いのですが、
新しい第6次三宅村総合計画を策定するにあたり、当事者意識を持ち、三宅村の新しい未来を計画し
盛り込んでいくことを臨むわけですが、先日私のツイッターでも呟きましたが
「現状維持では後退するばかりである」これはウォルトディズニーの言葉です。
『周りはいつだって前に進んでいる。今までの方法でお客様が来てくれたからって、
同じやり方で続けてもきっと時代にはついていけません。進化するということは
他人と同じ方法で頑張るということじゃない。自分だけの進化方法を見つけること』
だと、ウォルトディズニーは説明しています。
ここで最近、メディアやネットで得た情報を共有しておきます。
・八丈島は都立広尾病院と5Gを見据えたオンライン診療実験を始める。
・東京都は今年度ドクターヘリを導入します。
地域医療振興協会の副理事長は自治医大出身、島嶼医療は自治医大からの派遣される医師に
助けられていますが、私の高校の同級生も自治医大出身で2000年の噴火前に
三宅島と御蔵島に医師として来ていました。
新しい10年を考える時に、自治医大と共同で島嶼部初の医療施設と高齢者施設を計画し推進する。
つまり外部の強力なパートナーと組んで診療所と特養老人ホームについて
離島の最先端医療を考える。とか。
また、教育関連について、別の情報ですが、
・都立神津高校生徒数53名(留学11名)10年間で生徒数2.5倍、50人超え
都立三宅高校にいた校長が頑張っているところです。
・八丈島では島嶼部初の都立八丈高校に特別支援学校を設置、令和5年に全学年が揃う。
という記事もありました。
教育については、中高一貫校の都立富士高校・付属中学がスマホを持込みOKとして授業を開始、
都立三宅高校でも導入されているリクルートのスタディアプリを活用。
都立富士高校の校長先生は元東京都教育庁で現在は校長会長なので、
すぐに東京都全体に波及していくでしょう。一期目の時から発言してきましたが、
一体型校舎、いまなら都立三宅高校を伊豆の小中学校エリアに移転して、
教育エリアとして避難施設やヘリポートも隣接していて、保育園も支庁も警察も近い場所として
再構築する10年ビジョンとし、移転させた都立三宅高校の土地を東京都からの払い下げで
そこにこれまでずっと計画にある総合グラウンド計画を、野球、サッカー、テニスなどの
総合グラウンドから体育館、温水プール等の総合スポーツエリアとする。とか
また、別の記事で、
・利島村エネルギートクトク計画(利島村ゼロカーボン計画)
10年以内に村民のエネルギー負担50%減らして可処分所得増加を目指す。
再生エネルギーは他島の真似をしなくても良いと思います。それとは別に、現在の技術を使えば、
東京都の基準は満たしているものの、カルキの強い三宅島の水道については、
圧倒的に美味しい水に変える技術がある。平成28年から行われていない、
三宅村水資源保全審議会を開催して議論し水道事業の根本から豊かな水について考え、
村民の生活を良くしていく。
これらは10年先を見据えて各島や東京都が推進しようとすでに動き始めている事を話しています。
三宅村の未来を考える、計画するとはこういう事ではないかと思います。
村民の気持ちが離れてしまっています。「言っても変わらない」と諦めている人もいる。
ワクチン接種でコロナの自粛傾向が落ち着いていく中で、新しい島の未来と可能性を
もう一度考えてみませんか?島内にないチカラは外部のプロと手を組んでやればいい。
この10年で予想以上に減ってしまった人口は数字だけではなく、そういった内部で考え、
変えていく能力さえも失ってしまった。少しでも変えよう、良くしようという思いは大事です。
今回も総合開発員会の会長から、「誰一人レジュメを持ってくる委員がいない、積極的な意見も少ない。
関係機関は10年後のビジョンを聞くと「現状維持」だと言っている。この島は終わってるよ。」と
苦言を呈されたので、今回、このタイミングで一般質問をすることにしました。
島外のエキスパートと手を組む事は、成功へ導く方程式の一つです。
教育でも医療でも、ぜひ外部のエキスパートと組む事を提案し、私の一般質問を終わります。
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その他の全員協議会の報告と合わせて議案としては、
坪田分団詰所新築工事については、コロナ禍において資材など高騰しているため
入札不調となり価格が下がる時期に再考する考え。
三宅村公設宿泊施設検討委員会を設置、議員から2名参加
(任期は令和3年6月1日から令和4年3月31日まで)
三宅村一般会計補正予算(第2号)
村長報告の中で5月21日に観光協会と商工会の両会長が来庁対応
すでに、広報みやけにも要望書の提出写真が出ていましたが、
商工会286件327万円、観光協会会費102件213万円、合計540万の会費を
2年連続で村が負担することを補正予算の中で議会承認しました。
新型コロナウイルス対策事業(防災)105.8万 委託料12.1万 避難施設の対策(総務)
コロナ関連チラシ作成と配布、委託先はシルバー人材センター
新型コロナウイルス対策事業(観光)48.4万
マスクの入れ物を作る、委託先は三宅島観光協会
直営診療所事業勘定(補正)
新型コロナウイルス感染症対策用空気清浄機10台購入 45.4万
診療室と透析室、レントゲン、産婦人科診察室、CTなど各部屋に導入、コロナ対策補助となる備品購入
ふるさとの湯の6月4日のレジオネラ菌検査は通らなかったという報告を受けました。
今後、貯湯タンク清掃後に再度検査を実施し、営業再開に向けて準備していくが、
更に清掃から検査を追加すると1回にあたり数百万の金額がかかるとのことで、
その費用とオープン時期が延びてしまう2つの課題を抱えていると説明がありました。
ふるさと味覚館エリアのバリアフリー化について
車いすでも利用ができるように要望していましたが、今回の補正でスロープ工事などにかかる
710.5万円の費用を議会承認しました。バリアフリー化の工事が進むと思います。