三宅村教育在り方検討委員会 第三回 | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

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東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

今年度、3回にわたり議論してきた、この先10年の三宅村の教育について
まとめたものが教育委員会から提示されました↓

毎回、議員活動の中で支援者の方などと話をしながら、一枚にまとめ
↓個人的な考え方を、毎回持込みさせて頂きました。
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三宅村教育あり方検討委員会 第三回(2021年3月22日)
●第6次総合計画について
・教育から地域を盛り上げていく

・島のあちこちに分散するのではなくよりコンパクトに集中したハードの計画

・今の子供たち(小学校低学年)が成人になった時をイメージして

・三宅島から世界に羽ばたく人材育成(STEM「ステム」教育)+A
 

ハード面での課題を再考
①都立三宅高校エリアに三宅小中学校合同校舎→総合グランドへ

・総合グラウンドをスポーツエリアとして体育館、温水プール、テニスコートなどを整備
 ※ここで行われる大会や記録が公式記録として残る企画→オリンピアンの育成
・東京都からの払い下げが安い価格で取得できるのでは?
②三宅小中学校エリアに都立三宅高校を移転
・旧ヘリポートや避難施設も隣接している。保育園、保健所、支庁、警察も近くコンパクトなハード計画
・過去の熱源調査ではグランドに熱源があり、校舎建設で温泉が出る可能性があるかも?

●三宅島大学の復活(教育と文化と地域のコンシェルジュ的な役割)

・慶応義塾大学の加藤教授や東京藝術大学の日比野教授など一流の教育支援を受けることができる

・島独自の文化を作り上げ、最先端の教育とコミュニケーションが醸成できる

・世界に情報発信できる仕組みづくり(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)

●平田オリザさん
地域における演劇教育の可能性(韓国ドラマや映画俳優は必須科目で演劇を勉強している)
舞台装置や照明、ポスターやチラシ、宣伝から集客まで完璧に習得している。
新しい地域観光「おもてなし」の未来は演劇教育から


SDGsや地域コミュニケーションの取組み(環境教育)
・あじさいの里の利用者に子供たちが手紙を書く
 (月に1回でもいいので、入居者はそれを楽しみに生活する)
・いらなくなったものを集めてリユース・リサイクルマーケットを開催
・ビーチクリーン(海岸のプラスチックごみを集める活動)

将来実現したい事
・芥川賞作家 絲山秋子(新宿高校同級生)を三宅島に招待して子供たちに話をしてもらう。

・クライミングで三宅高校から東京代表を全国大会に出し続けたい。(競技人口約50万人)

・温水プールが実現したら、三宅島からシニアオリンピック世界記録やジュニアも育てたい。
 島内に水泳指導者が数名存在する。(水泳の競技人口1200万人)

・クジラや魚、鳥、火山、光るキノコ等、何でも良いので三宅島の発見を世界に発信して欲しい。

・絵や写真、音楽など三宅島出身のアーチストが育つ環境を応援したい。
・NTTと協力してeスポーツの大会を開催し東京島しょ11の島で競う(10代で年収1千万超えも)

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などなど、委員会では10年後の未来の話なので、かなり理想と夢を盛り込んでいます。
実際には実現できない事の方が多いかもしれませんが、夢を語り、その場所で暮らすことは、
ある意味、地域に責任を持つことだし、地域に暮らす意味で大切なことだと思っています。

だって、先生や支庁、警察の方々は数年で入れ替わってしまうでしょ?
10年後に島にいる保証がないのですから。それは40年以上島を見てきた現実。

追記
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先日、都立三宅高校を卒業した、クライミングで2年連続全国大会に出場した方が
「3年間ありがとうございました。卒業して島を出ます」と、挨拶してくれた。
すごく良い経験になったと思うし、それを切り開いたのは彼女自身であることは間違いない。
その経験を活かして、そして好きなことを精一杯やって、辛いこともたくさんあるだろうけど、
もっと大きな世界に、羽ばたいてほしいと思います。

こちらこそ、クライミングを盛り上げてくれて、ありがとうございまいました。