高校の同級生21 | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

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東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

 


結婚式の同期のスピーチでフロムエーの女子から、
「最初に内定前に会った時、なんて軽い人だろうと思った。」って言われた。
きっと相当なチャラ男だったに違いない。

内定式当日に家で寝てて遅刻、新卒採用の人事担当に電話で起こされた。
焦って内定式会場の本社会議室に行くと、殆どの内定者が内定証書授与を終えて最後の一人だった。
採用担当者が後に話してくれたんだけど、バブル期で青田買いが凄かったので
「あいつ、黙って他の会社に行ったのか!」と焦ったそうだ。
平気でやりそうな、相当なチャラ男だと思われていたに違いない。

本社ビルの出社初日、スーツでエディバウアーの3ウエイバッグ背負って
階段で行けばいいのに、ある程度混んだエレベーターに乗ったら、
取締役の人に「今日はどこの山にハイキングに行くの?」って嫌味を言われた。
入社初日からチャラ男だった。

結婚式の主賓の挨拶で、取締役から「沖山くんの第一印象は。。。」
と、そのエレベーターエピソードを話され、最初から変わったヤツだと言われました。
それを受けて、都立新宿高校同級生のスピーチの時に同級生の一人が
「学生時代にライフセーバーだったし、両手をフリーにしてる姿は彼らしい、
チャラそうに見えるけど、そういう姿が彼らしい、沖山の個性だ!」って言い返してくれて、
うちのオヤジは、そのやり取りにヒヤヒヤしたらしい。

バブル期の1990年入社で、当時は変わった新卒だったけど、
今なら普通にスーツにリュックっているよね。

この本に書かれている人間関係や登場人物は、実際にはなさそうだけど、
表面的に出ないだけ、わりと普通にある物語なんだと思う。
だから読者もきっと深い所で共感する。
リクルートという会社で、あんなことやこんなこと、たくさんの会社を見てきたけど
一流企業と言われる会社ほど、ドロドロした人間関係や事件を知ることはあったけど、
人生には墓場まで持っていかなければいけない話だってある。

彼女のこの作品は、そういう奥深い部分に一度手を突っ込んで、
思い切り膿を絞り出すような強引さと、繊細な心のやりとりや動きは、
そっと仕舞っておくように計算されて編み込まれている作品だと思う。

コロナ禍で読み始めた、同級生の作品↓

彼女のホームページに載っている作品一覧の27作品、残すは電子版の1冊のみ
3月の議会準備に入る前にコンプリート出来るかな。