「上田に来たからには、」
「上田城址でしょう。」
「いや、ERWは鉄ですよ・・・上田丸子電鉄。」
「名称古!・・・記憶止まっているのか!?」
上田電鉄の乗り場は信越本線、もとい、しなの鉄道の上田駅に横付けされている小さな地平駅を想像してたら・・・
上田電鉄・上田駅入口 (2024-05-02)
※しなの鉄道の橋上駅舎と同じレベルで高架駅化されていました。高架化は1998年。
上田電鉄1000系[1004F] (2024-05-02 上田)
※現在の主力・1000系、見ての通り元東急1000系。
同
※先頭側はホーム有効長短く撮れず。代わりに側面を・・・丸窓の様な装飾がありますね。
上田発13:18。
車内はそれなりに乗客居るので撮影は遠慮し、
上田電鉄1000系[1004F] (2024-05-02 別所温泉)
※別所温泉着13:45。上田電鉄を完乗。
上田電鉄・別所温泉駅 (2024-05-02)
※上田丸子電鉄時代はこの地方で4路線計48kmを擁していたが、モータリゼーションの波に押され1972年以降はこの別所線11.6kmのみ。2019年には千曲川橋梁崩落の大ピンチを経験するも2021年3月に復旧を遂げている。
(2024-05-02 別所温泉)
駅近くには、
【静態保存】元上田交通モハ5250[5252] (2024-05-02 別所温泉)
※1928年製。「丸窓電車」として晩年全国に知れ渡った名車が保存。露天だが状態は良い様だ。
さて、乗り鉄の次は撮り鉄。ERWの撮り鉄狙いは「ツライチ柵無し」でしたね。
別所温泉一つ手前の八木沢駅近くにそのポイントがあると踏んだので、引き返しの列車に乗れば良かったものを、何故か歩いて向かったため時間が押し、
(2024-05-02)
※現地に着いて慌てて三脚をセット・・・もう列車見えてますよ!
パラパラ写真、発動!
上田電鉄1000系[1001F] (2024-05-02 舞田-八木沢)
※何とか間に合ったが・・・あろうことか側陰になっている!ちゃんと陽光の角度予想をした筈なのに。日本標準時子午線近くで生活していると東日本の早い西陽化を忘れるということか。
※パラパラ写真のインターバルが不揃いだが、べスポジを逃さないためであり、これは御容赦。
べスポジの静止画です。↓
同
改めて、八木沢駅をショット。
上田電鉄八木沢駅 (2024-05-02)
※木造駅舎がノスタルジック。
※「八木沢って上越線に無かった?」「あれは八木原駅。」「じゃあ、マニエルに死球与えた?」「・・・」
荘六氏をキャラにする訳にもいかないので、
(2024-05-02)
※大きな駅名標に描かれたのは同電鉄の鉄道むすめ・八木沢まい。
そんなことより、バリ順で撮れなかったリベンジをどうするか迷っているうちに、別所温泉からの折り返し列車が接近。
線路向こうの山の陰陽が綺麗だったので、急遽情緒的写真を狙ってみたが・・・
(2024-05-02 八木沢) 1001F
※ほら、慣れないことするとこうなる・・・山と列車の大きさがアンバランス。
上田電鉄1000系[1001F] 後打ち (2024-05-02 八木沢)
※木造駅舎と元東急のコラボ。
次の下り列車はどうしてもバリ順で撮りたい!上田方向は望み薄なので、別所温泉方向に少し歩くと、
(2024-05-02 上田方向)
※線路が手に取れるようなエモいポジションに出たが、ここも側陰になる。
更に先(手前方向)で線路が南に折れるので、逆サイが側面順光になりそう。但し列車が近づいている。慌てて移動して、
(2024-05-02 上田方向)
※民家が借景となってしまうが、ここで手を打とう!
パラパラ写真、発動!
上田電鉄1000系[1004F] (2024-05-02 八木沢-別所温泉)
※何とか成功。
静止写真 ↓
同
駅に戻ります。
(2024-05-02 八木沢)
※この列車で上田へ戻りました。
その途中、下之郷駅近くで凄いのを往路で見たので、帰路の車窓からショット!
【静態保存】上田電鉄5200系[クハ5251] (2024-05-02 下之郷)
※これぞ「ステンレス車王国」を築いた東急の最初のステンレス系列。もう片方の先頭車デハ5201は東急に返還され今はJ-TRECに保存されているが、こちらも残しておいてもらいたいところ。
上田駅前のホテルに投宿。
部屋からの眺めは、
(2024-05-02)
※上田駅が目の前に。高架は北陸新幹線で、地平はしなの鉄道。近すぎて車両が良く見えないが、下りホームにSR1系が停車している。
晩御飯ですが、ホテル内にちょっと良さそうな和風レストランがあったので入ったのですが、一品物のメニューが少なかったので、
(2024-05-02)
※定食で妥協しました。天ぷらの野菜が長野らしかったかな?
つづく
※※