"Discover→Japan"駅スタ (121)半田 (122)愛知御津 | ERWのブログ/ERWの鉄道ブログ

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Photo Diary by the Eternal Railroad Watcher

週末ですねー。

 

スタンプ帳掲載順をキープしていますが・・・一旦7月2日に進んで、また6月25日に逆戻り?

 

<データ>

線名・駅名:武豊線・半田

押印日:1972-07-02 (ERW父の蒐集?)

絵柄:半田港・住吉神社・明治天皇御野立所(松と桜)

メモ:

※武豊線の起点終点含めた全駅の中で唯一の駅スタ設置駅。半田市は知多半島中央部・三河湾岸の都市で地形的にいかにも良港そうな半田港を擁する。

※武豊線の歴史は古く全通は1886年。名古屋から直通列車も出ている「重要ローカル線」であるがここでもライバル・名鉄との競争が繰り広げられている(相手の駅名は「知多半田」)。非電化時代の直通列車は大府から名古屋までの東海道本線をDCですっ飛ばしていたが、2015年に電化された。

※名鉄の知多半島路線は当時神宮前から伊勢湾岸を走る常滑線と、途中太田川から分岐し半田・武豊を通って河和まで達する河和線で構成されていたが、その後富貴から半島南部を横断して内海へ向かう知多新線が1980年に全通、また2005年セントレアの開港によって常滑-中部国際空港間が空港線として開業するなど充実している。一方半田から三河湾を隔てた対岸には碧南市があって三河線(南線)が知立から碧南を通って吉良吉田に達していたが、碧南以南は2004年に廃止された。発展と衰退・・・実情が分かりかねるが人口動態と輸送量実績がこのような対照を生じたのだろう。

※この駅スタはERWと父の蒐集旅行による収穫ではなさそうだ。ERWが武豊線に乗車したのは記録では翌1973年となっている。

※半田より1駅大府寄りの駅が「乙川」。「乙女」と並ぶ漢字表記日本最少画数駅名(4画)。

 

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<データ>

線名・駅名:東海道本線・愛知御津

押印日:1972-06-25 (ERWと父の蒐集旅行)

絵柄:御津山(みとやま)・大恩寺念仏堂・法住寺千手観音

メモ:

※「名古屋名物」シャチハタ印再び!でもインクが枯渇すると却って写りが悪いのよねぇ。

※御津山は駅の北西、さぞかし雄大な山かと思って調べたら、標高94.8m。

※この下の2つの「国宝」の文字が怪しい。まず大恩寺念仏堂だが、「大正10年国宝指定・昭和25年国重文指定」とある・・・戦前指定の「旧国宝」が戦後の文化財保護法施行で重文に「名目上格下げ」された形だ。そして何よりもこの念仏堂、1994年に焼失している!

※一方の千手観音は、隣駅三河大塚との中間地域にある法住寺のものと思われるが、これも現在は「重文」の様だ。

※ERW高校時代、数学の「分散と偏差」の宿題で「東海道本線全駅名の画数」を取り上げたことがあった。我ながら徒労の多い題材を選んだものだが、その中でこの「愛知御津」は断トツの画数No.1(42画)。偏差値は覚えてないが相当高かったんだろうなー。ちなみに同線最少画数駅は3駅東京寄りの「二川」でこれまた断トツに少ない5画だった。

 

では皆様、良い週末を~。

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