先週、音訳ボランティア講習の第6回目に参加してきました。
毎回、基礎練習と今まで学んだものを復習してから新しいものを学びます。
いつものように
★「あ」と発声しながら腹式呼吸の練習
やっぱり30秒以上続けるのは難しい(>_<)
★舌の体操
★あいうえお基礎練習
★滑舌(アエイウエオアオ)
★谷川俊太郎の詩「かっぱ」音読
上記に今回は
★北原白秋の「五十音」の音読が加わりました
放送部の方は覚える基本の発声練習だそうです…
水馬赤いな、ア、イ、ウ、エ、オ(あめんぼあかいな…)
コレ、日本語の漢字も難しいとこが所々ありました
まず、最初から「水馬」→あめんぼ、「啄木鳥」→きつつき
「螺旋」→ネジ
★鼻濁音の練習単語と文章
★アクセントの練習文章
今日、新しく学んだのは「数詞」でした
普通の数字なんですが、関西の方は特に難しいのだそうです。
確かに、正確なアクセントで読むことを学ぶと、時々関西弁のアクセントになってしまいます
特に「3」や「8」は下がり気味に言ってしまいますが
「3」は平板型、「8」は尾高型なんですが、語尾がちょっと上がる感じなんですよね…
それと、「0」はゼロではなく、正式には「レー」と読みます
電話番号を伝える時など、結構ゼロをつかってますよね…
そういえば、昔は例えば私の所の市外局番は「0798」ですが、
「レーナナキューハチ」とちゃんと言ってたのですが、いつの間にか「ゼロナナキューハチ」と言うようになってしまいました
何故だろう…よく分かりませんが、何かのきっかけがあって、そういう読み方が定着してしまったんだと思うのですが、覚えてません
クセというのは、そう簡単に直らないので、正しい読み方をしっかり身につけないとダメだな~と思いました!
ただ、普通の数字の場合は「レー」と読みますが、「0」を「無いこと」強調する場合や固有の読み方の場合は「ゼロ」と読む
例えば、「ゼロ発信」「ゼロ歳児」「死亡者ゼロ」など
時と場合によって、読み方が変わるのが「数詞」の難しい部分の一つなんですが、ある程度は普段使いで既に身についている場合が多いです。
(こぼれ話)
例えば寺院名だとか、地名など、読み方が分からなくても直接、寺院や役所などに読み方を問い合わせてはいけないのだそうです!
聞いたら早いじゃない!!と思ったのですが、先輩に聞くなり、ネットや辞書等でどんなことをしても自分で調べないとダメだそうなんですよね…
それがルールなんだそうです…
まぁ、聞かれる側としたら、何で読み方が必要なんだ…という疑問が出るからだと思いますが、こういうルールがあると、そりゃ実際読む前の段階に時間かかるはずですよね!
何だか大変だな~と率直にそう思いました
それと、書籍で方便などで書かれている場合は、その方便でできるだけ読むそうですよ
関西弁が出てきたら、変なイントネーションでは読まないってことです!爆
普通の書籍と違って、標準語しか話せない方は逆にこういう場合は難しいでしょうね…
関西弁の書籍ばっかり読めたらいいのになぁ…
次回から、もう新しく学ぶ基本的なことはなくなり、「音声表現」という実践練習に入っていくそうです
ついていけるかなぁ…
何とか最後まで頑張りま~す!!
(音訳関連ブログ)