先週、音訳ボランティア講習の第5回目に参加してきました。
もう5回目…1カ月過ぎたんですよね…
ホントに月日が経つのが早い…
まず最初はいつものように、腹式呼吸の練習、口の中で回す舌の運動、滑舌練習、そして今までの復習で「アクセント」「鼻濁音」の練習プリントの読みから始まります。
腹式呼吸は、「あ」という音を出しながら息を吐くんですが、やっぱり30秒しかもたない!
それと、前回書いてた腹式呼吸を鍛える吹き戻しを買いました!
これ、おもちゃじゃなくて大人用なので、おもちゃのつもりで最初吹こうとしたら、血圧が一気に上がる感じでフラッとしてしまった!!!
めちゃ危険…と察知しまして…笑
口で吹くのではなく、しっかりお腹を意識して吹くとちゃんと伸びるようになってます
ちゃんと指導のメモが付いてて、伸びきると1m程になり、途中で2か所に線が引いてあって、慣れるまでは1本目の線で戻して、また吹いて…次に2本目の線…とう感じでコツをつかむまでちょっと苦しいかも…
指導メモも読まずに、いきなり吹いたもんだから、フラついてしまったけど、ちゃんと同封されてるのは見ないとね~!!
甘く見てましたが、かなりのもんです…
コレ、肺活量を鍛えるというより、本当に腹筋を鍛える感じです!!
痩せれるかなぁ…
まだまだ新しい事を学ぶ段階ですが、
今回は「母音の無声化」を学びました。
「母音の無声化」っていう言葉も存在も知りませんでした
説明が難しいんですけど、自然にそう発音してるのが普通だそうで、強いて言うなら空気の音が出る感じ…
音を出さないで声を出す…ぅう~ん…
文字にすると何か変なんですけど、教えて頂いたのは
静かにさせる時に「シィーーっ」って人差し指を口に持ってきて言いますよね…その時の「し」と同じなんですって!
普通に使っているので意識しなくても出来ると思うのですが、逆に意識して読むとオカシクなります…
そうそう…「アクセント」の記号は三省堂とNHKのアクセント辞書によって表記が違うんですが、どちらでも良いとのことで、三省堂の方で慣れようと思います。
三省堂の表記は横線とか¬(鍵)を文字の上に書きます。
鼻濁音は「かきくけこ」の右上に゜を付けます。
今回習った無性化は文字の上に▵をつけます。
記号が付いた文章を読むのは、本当に難しいですよ!!
例えば
ごきげん いかがですか?
____ ¬ ▵
ごきげ゜ん いかか゜ですか?
「きけ゜ん」平板型、「げ」の鼻濁音、「か」中高型
「が」鼻濁音、[す]無声化
パソコンで打ってるので文字と記号との隙間が大きくなってますが、本当は文字のすぐ上に付けます。
この言葉を意識せず、普通に言うと標準語の場合、記号を見なくても出来ていると思います。
ゆっくりと一字一字読んでしまうと、オカシクなり、早く言うと正しく発音できます
日本語って本当に難しいかも…
ちゃんとしたアクセントとか気にしなければ、ひらがな、カタカナ、漢字の音読みと訓読みが解ればOKですけど、音訳になると、ここまで正確に読まなければいけないんですよね…
何だか先が思いやられるなぁ~といった感じですが、ちょっとずつ学んで、毎回復習しながら、知識を重ねていく形なので今の所、苦痛なく続けられてます
谷川俊太郎さんの「かっぱ」という詩を読み練習に渡されました。
そして、よく演劇の発生練習で聞く、「アエイウエオアオ」の基礎練習も加わりました
次回から、この無声化の練習プリントも加えての基本練習になるそうです
どんどん難しくなってきてますが、頑張らねば!!
(音訳関連ブログ)