本日は第二回「さんかくシンコペーション」。
今回は先々のネタバレ無しで記述するので、原作未読な方もご安心を。
先ずは何と言ってもTRUEさんのオープニング主題歌「ReCoda」で幕を開けたことで名実共に本編が始まったという気がする。
途中卒業生のカットを混ぜていたのが素晴らしい。
三期で晴香先輩の姿を見られるとは・・・。
エンディング曲・北宇治カルテット「音色の彼方」はこれまでのEDの曲調とは違う感じで、絵もキャラ色が若干薄まったような。
やはり最終シリーズだけに特別な思いで仕上げられたのか。
何気に梓がいたのが嬉しいな。
さて内容ですが、転校生かつユーフォ奏者の黒江真由が本格的に登場。
制服が間に合わなかったのか清良女子時代のセーラー服を暫くは着用するようだが、現実にそういうケースを想像すると結構目立つだろうなと勝手に心配してしまう。
少なくとも好奇の視線に晒されるのは確実だろう(物語的には何ら問題はないが)。
それ以上に注目されるのは、本人には全然悪意がなくてもその台詞の端々に北宇治高校吹奏楽部的には引っ掛かる要素がちらほらと。
考え方というのでしょうか、まだ顕在化はしていないものの今後の不穏な成り行きを予感させるに十分な演出でした。
加えて奏の接し方・話し方にも色々引っ掛かるものがありましたね。
こちらは明白。
表面的には丁寧かつ親切な口調でも、明らかに暗雲垂れ込めてます。
他に義井沙里の表情にも少々不安げな色が。
この先の展開が見物です。
今年のコンクール自由曲「一年(ひととせ)の詩 〜吹奏楽のための」。
滝先生から提示された他の候補2曲は原作とはタイトルを変えてましたが、本命のこの曲はそのままでした。
そして予想通り〈あの旋律〉は同曲のイントロでしたね。
アンサンブルコンテストで全国大会出場を果たしたクラリネットパートを有効に活かす戦略は理にかなったもの。
滝先生ならずともそれを久美子・麗奈共に選ぶのは当然でしょう。
どんな曲に仕上がってるか今から楽しみです。