改めて「マイ・フェイバリット・アルバム」 | 川瀬有希の独り言

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田中好子さん、キャンディーズ、岡田有希子さんに捧げるブログ

NHK−FMの新番組「マイ・フェイバリット・アルバム」について改めて。



開始から2週間(パイロット版を含めると3週間)聴いての感想として、これは前番組「夜のプレイリスト」のように欠かさず耳を傾けるってことはないな、といった感じか。

週替わりのパーソナリティがお気に入りのアルバムを紹介するという番組趣旨は夜プレと変わらないが、両者は似て非なるもの。

まとめて数曲流してた夜プレに対し、マイ…は1曲ないし2曲かけるごとにトークを挟むといったスタイルで、これではアルバムコンセプトを楽しむ方向のリスニングスタイルが損なわれる。

せっかくアルバムというかたちの作品を取り上げるのに、ぶつ切りしてしまってはサブスク的聴取と変わらないじゃないか。

好きなナンバーを個別に語りたい気持ちは分かるが、全体の紹介に重きをおいて解説しないとアルバムをアルバムとして取り上げる意味がなくなってしまう。

何と言うか、アルバム紹介の番組としては台無しな演出(とまで言い切るのは言い過ぎか)。

聴いてるうちになれるかなとも思ったが、自分の場合は駄目だった。

回を追って前スタイルのように変わるかなとも期待してたがその兆候は見えず、ずっとこのままのようだし。

とにかく残念。

でも、前と変わらぬスタイルを継承するなら番組をリニューアルする必要はないわけで、結局のところマイ…は後継番組というより違う新番組と捉えるべきだろう。

こちらの方が好きな人も当然いる筈だから闇雲に批判するのも当たらないと思うし・・・仕方ない。

ただ、好きだった番組が改編により事実上別物に変えられたことへの寂しさは禁じ得ない。

全く聴かなくなることはないが、今後は好きなアーティストや気になるアルバムの時だけチェックすることになりそうだ。




ということでラジオの改編は残念な結果に終わったが、その分NHKにはテレビの方で穴埋めしてもらおう。

明日は『響け!ユーフォニア厶3』の第2回オンエア。

アニメの新作回を楽しみに待つなんて子供の頃以来で、ワクワクと共にどこかしら懐かしい感触もある。

もっとも、期待通りなユーフォの出来は京アニの尽力によるもので、NHKを評価する気はさらさらないけど(笑)。