のち(後)のノーチ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

説明や見せ方として、これはいい。

なかなか綺麗に正確に見せている。




YouTubeはもちろん、ネットや雑誌等の


画像を幾つも何度も見ていると、


ノーチラスに施された研磨と造形の妙が


よくわかる。この写真からだって、


同じサテンでも、ベゼル、ミミ、ラグ、


ベルトコマで仕上げが全て違う。


何のために、どんだけ手間かけるん?


当然、硬いステンの方が、貴金属より


更に手間がかかる。だからこそ、断然 


5711/1Aなんだね。ゴールドではなく


ステンレスで所有すべき時計。




ここに複雑機構を入れるのは邪道だろ。


シンプルな中三針時計こそが


この時計のミニマリズムを体現し


造形美とのバランスが一番よい。


ジェンタのオリジナルとは


構造はメジャー、デザインはマイナー


なレベルで変更が加えられてはいるが、


エッセンスは頑なに守られている。


それでこそ、真価がわかる時計だ。


その秀逸なデザインに甘んじて、


複雑機構をムリヤリねじ込んでも、


チグハグになるだけ。少なくとも


一本目はノーマルで体感すべきだろう。

ディスコンでもあるし一本目から既に不可能。まして二本目などフツーないが)




持ってない人間が何を言う⁉️だね。が、


その良さが身に染みて欲しくなるも


今さら手遅れだ。ま、蒐集やめた者


にとってはもはやどーでもよいことだが。


ただ、こうしてキョリを置いたからこそ


〝嫌い〟という先入観から離れて


冷静かつ客観的に見られるのかも。


ノーチラスが妙に美しく見える


今日この頃。