その昔、エアキングというモデルは
〝ロレックスの入門モデル〟
〝エクスワンが買えない人が買う〟
などと揶揄されていたことがあった。
自分のカネで人様が何買おうが
大きなお世話、そんこと言うなよ
(仮に購入理由がドンピシャそれであってもだ)
〝密かに〟思った。〝密かに〟というのは
そもそも人が騒ぐほどエクスワンがいいと
これっぽっちも思っていなかったから、
声高にそんなこと言う気もなかった。
エクス I オタに喧嘩吹っ掛ける気も
毛頭無かったし。ましてや、3・6・9が
似てるから買うとの発想は、およそ
信じがたいものだった。そこまで騒ぐオタ
(エクス I にキョーミがなければ、ま、そんなもんだろ)
を冷めた目で見ていた。それよりどのみち
ノンデイトを選ぶのなら、エクス I より
防水性の高いサブの方が安くて、頑丈さも
正確さも変わりなしとは思った。これは
当時から正規店でも言われていたことだし。
(もっともサブにもキョーミはなかったが)
時代が変われば、エアキングも変わる。
一旦ラインナップから姿を消し、再登場した
のはミルガウス枠を纏う別モノ/化け物。
エアキングのネーミング由来はともかく、
(歴史上のエピソード等にインスパイアされて買ったことが一度もない。ましてや戦時中の敵軍のパイロットだし)
〝軽くて小振りなエアみたいな存在で、ガンガン使えるキング〟
ぐらいに勝手に考えていたから、
(いや、もちろん冗談だが)
6桁エアキンはもはやエアキンにあらず。
いや〜、ロレはこういう刷新がヘタよ、
ホントに。当時まことしやかに言われた
〝売れずに余ったミルガウスの、ガワやパーツを
使ってダイアルだけ変えてムリヤリ作った〟
のコトバが、真実味を帯びてこだまする。
126900になると、さすがに申し訳程度に
竜頭ガード付けて、少しだけシルエットが
変わったが、ま〜、わざとらしく小手先で
取って付けただけにしか見えんわな。
〝ロレックスの入門モデル〟
〝エクスワンが買えない人が買う〟
私の購入理由はいずれでもない:
そんな世間やオタの評価や揶揄から離れ、
私が見初めたのは、非3・6・9のバー
インデックスで、しかもダイアルカラーは
マット感の強いグレーだった。その後
3・6・9ダイアルを選んだのは、たまたま
〝レアキング〟個体が3・6・9だったから。
更に続く一本も3・6・9にしたのは、
エンジンターンドベゼルならば
バーよりも3・6・9 の方が映えるはずだ、
と思えたからだった。
(実際はそうでもなく、やはりバーの方がよかったかな、なんて、実は後悔している)
冒頭の〝ロレックスの入門モデル〟
〝エクスワンが買えない人が買う〟
だが、私なりに振り返って言えるのは
〝ロレックスの出口モデル〟
〝ある程度ロレを買った人が買う〟
ということか。この立場でみてみると、
(いや、もちろん、例外はありますョ)
6桁エアキングなんて紛い物、
(お持ちの方々、流してください💦あくまでも私見です)
5桁までのエアキンこそ、真のエアキング
と、今こそ声高に言いたい気がする。





