英語は楽しく!
好きと結びつけてあげるといい
こんな風によく言われます。
確かに「楽しい」という引っ掛かりがあると、驚くようなスピードで英語力は伸びていきます。
しかし小中学生スタートの場合
「英語×楽しさ」の追求は意外と難しく、誰もがその引っ掛かりを発見できるわけではありません。
そのため、結局はお勉強として学んでいく道を選ぶ方が多いのも現実です。
とはいえここで諦めてはもったいない
「好き」のパワーは非常に強力で、お勉強として学んでもらうより
はるかに高い英語力を身につけられる可能性を秘めているためです。
では小中学生に
「英語が好き」あるいは、「もっとできるようになりたい」と思ってもらうには
どうしたら良いのでしょうか?
一つは、もともと本が好きな子向けですが
年齢相応の洋書を楽しめるレベルまで、英語力を引き上げてあげること。
いくら本好きな小学生とはいえ、幼児さんの英語絵本を読み続けるのは面白みに欠けます。
そのため、できる限り短期間で
精神年齢に合う本を読める力をつけさせてあげることが有効です。
本が好きな子は物語にのめり込みやすいため、英語力さえ備えてあげれば
そのあとは自分の力でぐんぐん伸ばしていけるようになります。
ただ初期の積み上げ期は最も脱落しやすい時期
この時期は心のケア、継続のサポートが最も求められます。
そのため当スクールでは、週に1回ものコーチングレッスンを通した
徹底した伴走を行なっています。
さて、本が好きな子はこのようなアプローチが有効ですが
本があまり好きではない子はどうしたら良いでしょうか。
実際はこちらの方が多いと思うのですが、たくさんの子ども達をヒアリングする過程で
面白いデータが見えてきました。
多くの小中学生が口々に言ってくるのは
英検に受かりたい、でも
洋書を読めるようになりたい、でもなく
英語を話せるようになりたいという声なんです。
大人が考える「英語力」と、子どもが求める「英語力」が
こんなにも違うのかとハッとされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当スクールはスピーキング力を伸ばすための多読スクールなので
スピーキング力の向上に特に力を注いでいます。
最初は言いたいことも言えずもどかしい様子だった子達でも
口から英語が出だすと水を得た魚のように生き生きしてきます
英語を使って話すことが楽しい!もっと話せるようになりたい!と
学習意欲がグッと上がる生徒達を何名も目にしてきました。
例えばこちらの男子生徒。
もともと高いリーディング力を持っていましたが、スピーキングとなるとちょっぴりたどたどしい様子でした。
それがレッスンを続ける過程で口からスラスラ英語が出るように。
こちらの女子生徒も同様です。
最初はえーっと、あー・・・と、頭の中で英語を絞り出し話していましたが
入会から数年で様変わりしました。
表面的には、スピーキング力が伸びたように思われがちですが
実は見えないところである、子ども自身の学習意欲も大きな変化を遂げているんです。
「英語学習をどう進めたら良いのか」
「うちの子にとっての好きってなんだろう」
そのように思われる方は、ぜひスピーキング力に注目してみて下さい。
自分が言いたいことを、英語を話せるレベルまで引き上げてあげられると
学ぶ楽しさに気づき始める子が多く
そのあとは自分の力で英語力を伸ばしていけますよ
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