お問い合わせをいただく中で、英検についてのお悩みを伺っていると、ある傾向に気づきます。

 

5級、4級、3級と順調に合格してきた。

ところが2級あたりから急に受からなくなる。

 

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

 

そこで今日は、“意外と気づかれていない”一般的な英検対策における、2つの問題について触れてみたいと思います。

 

まず一つ目。

「英文を読む」という学習が、極端に少ないことです。

 

一般的な英検対策では、まず単語を覚え、参考書や問題集に取り組み、最後に過去問を解きます。

5級、4級、3級くらいまでは、それでも比較的順調に進みます。

 

ところが級が上がるにつれて、ある程度の長さがある英文を、限られた時間の中で速く、正確に読み取る力が必要になります。

 

それにもかかわらず、2級レベルに至るまでに、十分な「読む訓練」が行われていない。

これが上位級になった途端に急に苦戦する、大きな要因の一つだと感じています。

 

そしてもう一つ。

こちらはさらに気づきにくい問題かもしれません。

 

「効率がいい」と思っている英検対策が、実はそれほど効率的ではないことです。

 

巷でよく目にする「タイパの良い学習」。

つまり、最小限の単語帳、参考書、過去問で英検に挑むようなやり方です。

 

必要な教材だけを使っているので一見すると最短距離に見えます。

ところが実際に学習を進めてみると、そううまくはいきません。

 

単語帳で大量の英単語を覚える。

参考書で知らない単語が出てきたら、また単語を覚える。

わからない文法が出てきたら、解説ページに戻る。

過去問でつまずけば、また単語や文法を確認する。

 

このように「行ったり来たり」を避けられず、気づけばかなりの時間が経っていることも珍しくありません。

使う教材が少ないことと、学習効率がいいことは、必ずしも同じではないんです。

 

では逆に、たくさんの本を読む英語多読はどうでしょうか。

何十冊もの本を読むと聞くと、こちらのほうがずっと遠回りに見えるかもしれません。

 

しかし多読では、

単語を覚える。

文法を理解する。

英文を読む。

これらを別々に進めるのではなく、「読む」という一つの学習の中で同時に行っていきます。

その過程で、語彙力や読解力を一度に伸ばしていくことができます。

 

それだけではありません。

多読では同じ単語や文法に何度も繰り返し出会うため、一般的な学習に比べ、はるかに高い定着を実現できます。

 

結果として「行ったり来たり」を最小限に抑えながら、合格に必要な力を最短距離で積み上げていくことができるんです。

 

英語多読アカデミアでは、小学生でも特別な英検対策をほとんどせずに、英検に合格していく生徒が多くいます。

 

その理由は、初級レベルからずっと英文を読んできたためです。

 

5級や4級の頃には、その差は見えにくいかもしれません。

しかし「読む量」の差は、3級、準2級、2級と進むにつれて確実に表れてきます。

 

だからこそAcademia Readersを作るときも、最初から最後まで「読む」という一本の道で、英検合格までつなげることにこだわりました。

 

実はそれだけではありません。

今回開発した多読教材・Academia Readersは、過去問に近い形式の英文まで、多読教材にしました。

その名も「本番形式Readers」

 

なぜ多読から→過去問へ進まず、わざわざこの段階を作ったのか?

 

それは、物語をたくさん読めるようになっても、英検本番の英文を十分なスピードで読み取れるとは限らないためです。

過去問を解いて終わりにするのではなく、「繰り返し読むための教材」にしながら、語彙力と読解力をさらに磨いていく。

 

このように、私たちが目指したのは、2級になっても失速しない英語力であり、準1級や大学受験にもつながる力なんです。

 

現在、英語多読アカデミアでは、Academia Readersを使って英検合格を目指す「英検多読コース」と、4技能をバランスよく伸ばす「多読プレミアムコース」の生徒を募集しています。

 

興味のある方は、ぜひ体験レッスンへお越しください。

 

体験レッスン

 


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また、英語講師向けにYouTubeでは英語多読指導法について解説しています。
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