中学1年生から本格的に始まった英語。
この時期は我が子の成績を目の当たりにし、親御さんたちの中ではこんな声も出ているのではないでしょうか?
「思った以上に英語についていけていないみたい…」
「そもそも英単語が読めていない気がする」
「夏休みは塾一択」
お子さんのことを心配して、何か手を打とうとされるお気持ち、よく理解できます。
ただ一つお伝えしておきたいのは、今の中学英語は、努力だけでは突破が難しい時代に入っているということです。
学習指導要領の改訂により、扱う語彙数や文法事項は飛躍的に増加。
内容としては、かつての高校レベルの範囲が中学で教えられているような状態です。
その結果、授業についていくために必要な“処理スピード”や“情報保持力”は、想像以上に高く求められるようになっています。
だからといって、塾でフォローしてもらう、という判断が間違っているわけではありません。
ただその方法が「今のお子さんの学習負荷」に合っているかどうか、という視点は持っていただきたいのです。
現場の学習指導要領のもとで、子どもたちの英語力を無理なく伸ばすには、学びの通り道を2本に分けることが鍵になると考えます。
ひとつは、意識的に理解していく学び=明示学習
いわゆる学校や塾での指導スタイルで、品詞や語順、時制などを整理して覚えるやり方です。これは英語を「理屈で理解する力」を育てます。
もう一方が、感覚的に蓄積していく学び=暗示学習です。
音読や多読を通して、英語の語順や表現を繰り返し取り込み、“考える前にわかる”という状態をつくっていくものです。
この感覚的な蓄積ができているかどうかが、のちの4技能のベースになります。
以前は、意識的な学びだけでも十分についていける子が多くいました。
しかし扱う情報量が増えた現代は、一部の処理能力が高い子以外は、感覚面の土台をつくるサポートが必要だと感じています。
当スクールでは、その感覚面の土台づくりとして「Oxford Reading Club(ORC)」を活用した多読を取り入れています。
例えば、
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ネイティブの朗読音声に合わせて音読することで、正しい発音が身につきリスニングに強くなる
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やさしい絵本を繰り返し読むことで、英語の語順と基本構文が定着していく
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使われる文脈の中で「なんとなくこれ」がわかるようになり文法問題において、正解を導き出すことができるようになる
こういった感覚の積み重ねは、学校や塾の授業だけではなかなか得られません。
実際に当スクールの中学生の中には、「英語が一番苦手だった」けど、気づけばクラス上位になったり、英検にスムーズに合格したり——
そんな変化を見せてくれる生徒たちで溢れています。
とはいえ、誤解していただきたくないのは、多読が“読むだけで自然に伸びる魔法の方法”ではないということです。
成果を出すには、
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日々の継続
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レベルに合った本の選定
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読むペースや音読のタイミングなど、細かな調整
こういった、その子の英語力を最も伸ばせる多読学習戦略、言い換えると個別最適化が必要です。
英語多読の導入自体は簡単です。
しかし多読を中断せず実際に英語力を伸ばす、までやり遂げることは簡単ではありません。
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