英語多読においては、多くの子が直面する
難関どころというものがあります。
皆さんはどのあたりだと思いますか?
まず、ORTの初級レベルから見ていきましょう。
英語多読アカデミアではORTレベル1〜レベル5までを第一期と呼びます。
第一期は一般的に進みが早く
初級者であっても1年から1年半ほどで第一期を卒業できます。
英語多読アカデミアの場合、第一期の平均読書量は2,000冊、
読書量以外の合格目安は下記のようになっています
☑レベル5の内容を8割理解しながら読める
☑十分なリーディングスピードがある
☑Where, Who, What,Whenの質問に対し、3語文~4語文で答えられる
☑at,on,inなどの前置詞、for ofなどの不定詞を使える
☑過去形と現在進行形(is XXing)をそれぞれ正しく使える
ここまでクリアができると、晴れてORTレベル5の合格と認定されます。
スラスラ音読できるだけでなく、スピーキング力まで含め
1年半でここまで到達できればかなり順調なペースと言えますよね
そして次の第二期
第二期はORTレベル6〜レベル8が該当するのですが
実はここが鬼門です。
それまで順調だった生徒でも、第二期に差し掛かると躓きやすく
またドロップアウトが最も起こりやすいのもこの時期になります。
それはなぜでしょうか?
レベル1から読み進めた場合、レベル1からレベル5まであっという間に進みますが
6や7になると、まず同じペースで伸びません。
たった数レベルにも関わらず、第二期の卒業まで1年かかる生徒も珍しくないんです。
なお、英語多読アカデミアで定める第二期の合格目安はこちら。
☑レベル8の内容を8割理解しながら読める
☑十分なリーディングスピードがある
☑Why,How の質問に対し答えられる
☑at,on,inなどの前置詞、for ofなどの不定詞も使える
☑本に出てくる時制(過去形、現在形、未来形)を正しく使って答えられる
スピーキングにおいての合格指標が厳しい部分もあるのですが
リーディング力(8割理解しながら読める読解力)においても、時間がかかる生徒が増えてきます。
また、初級スタートの場合、多読開始から1年半を超えた頃になるのですが
多息切れしだすのがこの時期。
その上あまり伸びを実感できないとなると、意欲が下がってしまうのも理解できますね
第二期は、多読コーチが伴走しても難易度の高い時期になりますが
実はここを耐えると、見える景色がガラリと変わっていきます。
過去にご紹介した生徒たちは、全員この第二期を超えています。
もちろんどの子も同じように時間はかかってますが、全員根気強く取り組んで乗り越えた生徒たちです。
その結果がこちら。
第二期=ORTを卒業できるかどうかは、英語力の向上においての
大きな分かれ道になります。
第二期は、時間がかかるので不安も募りやすい時期にはなりますが、
変化が見えないからといって
英語力がついていないわけではありません。
ここはお子さんを信じて、耐えて、乗り越えながら
その後に待ち構えている素晴らしい景色を
一人でも多くの生徒たちに見てもらいたいと思っています。
現在ORT中盤から後半に取り組んでいる皆さん
このままペースを落とさず、100万後まで達成できれば
その後は一気に階段を駆け上がりますよ
もう一踏ん張り、頑張っていきましょう!
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