英語多読で結果を出せるかどうかは、継続力と密接な関係があります。

 

少し厳しい見方をするなら

2年多読を継続できて、初めてスタートラインに立てます。

 

しかし2年間毎日英語の本を読み続けることは

簡単なものではありません。

 

よく、自動運転や自走という言葉が使われますが

そこまで至るには一定期間の伴走が必要です。

 

気づいたら勝手に本を読むようになっていたー

 

このような形を目指そうとする方も多いですが

1年や2年で実現できるものではありません。

 

それよりも、どうすれば2年もの間子供が飽きず・嫌がらず続けられるか。

という視点からサポートしてみませんかウインク

 

子供の多読が続かない主な原因は

 

わからない・つまらない

 

です。

 

英語多読というと、どうしてもリーディングスピードに気を取られる傾向がありますが

このように進めた場合、一定レベルにいくと理解度との乖離が大きくなります。

 

なぜこんなことが起こると思いますか?

 

その理由はです。

 

多読初期に使う本は、英語がわからなくても絵を見れば理解ができます。

そのため、十分な理解度がないままレベルだけ上がってしまっていることに

周りの大人が気づけないんです。

 

気づいた頃にはかなり嫌がる段階を迎えていた、なんてことも少なくありません。

 

多読の本質は理解度です。

自動運転・自走に繋がる子で読解力が低い子はまずいません。

 

本が好きなだけでなく、嫌がらず続ける場合においても

「本を理解度を確認しながら進める」という点は非常に大切になります。

 

 

次に会話力。

 

意外に思われるかもしれませんが、本読みよりも

英語を話せるようになりたいと言う子の方が多いことご存知ですか?

 

子供の本能なのか、人とのコミュニケーションをより楽しむ傾向があり

自分の英語が通じる、正しく回答できた!ここに学習意欲を見出す子が一定数います。

 

本を使った英語学習は決して「活字読み」だけではありません。

 

本を活用してゲームをしたり、英会話をしたりと、子どもに合う形を取り入れることで

多読の継続がうまくいくケースも多いです。

 

尚、多読教材を使った会話レッスンは、一般的な英会話に比べ

格段に英語での会話が成り立ちやすく

初心者でもストレスなく楽しむことができます。

 

ただ注意があるのですが、ORTを使った会話練習においては

段階的にターゲットワードを絞っていくことが大切になります。

 

また生徒のリーディング力ではなく、子供のスピーキング力に合わせた本を選んであげることも欠かせません。

 

そのため、ORTを使った会話練習は、レベルごとに出るフレーズの特徴を熟知している先生にお願いすることがおすすめです。

 

英語多読学習を行う場合、最初の2年は自走というワードを頭から抜いて

少なくとも嫌がらないよう、理解度と会話力を意識しながら進めてみてください。

 

 

2年かけて、「本の内容がわかる・英語を話せる」の土台ができれば、自動運転の可能性も格段に上がりますよゆめみる宝石

 

 

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