右も左もSMAPSMAPと世の中は大騒ぎですわね。

 

それってそんなに大変な事件だったのか・・・

 

わたしは彼らの単体での業績のほうが好きなので、解散にはむしろ賛成なんだけど?

 

 

 

ってことを一言でも口にしたらどつき回されるかもしれん。

 

 

 

いやむしろ今焦点になっているのは、その  別れ方のえげつなさ   ってことなのかな。

 

世間にはなんとか解散を思い留めさせようとする向きもあるようですが

 

そりゃあ互いにひとかけらの悪感情もないグループなんて世の中にあるはずないとは思うけど

 

そのメンバー間での憎しみがここまで日本中に露呈したからには、もうチームとして活動していくのは無理でしょう。彼らが揃って無表情でカメラに立つ姿にも、見る者は喜びを得られるどころか、もはや心が痛むだけで。

 

ファンの方々には本当にお気の毒とは存じますが。。。

 

 

ニュースを読んだかぎりで想像するに

 

問題がここまでこじれた原因は、様々な人間の様々な動きにあるようですね。どれが決定打かと断定するのは難しい。

 

ただわたしが気になったのは、木村静香さんが必要以上に事務所幹部と懇意でいらしたことです。

 

彼女が姉御肌で立ち回りがうまくて素敵なママで勉強家で策士でお気も強くいらっしゃるのは前から存じ上げてはいましたが、これは大体のことが誰かの努力でなんとか丸く収まっている時には良しとしても

 

いざ大きな問題が勃発してしまうと、こういう人物こそが事態をひっかき回すダークパーソンになってしまう。

 

要するに、一メンバーのお嫁さんでしかない立場の人間が、亭主の進退を案じるあまり事務所にまで余計な口出しをしてSMAPの方向性に多大な影響を及ぼそうとしていた。その方向性というのが必ずしも他のメンバーたちの意思に添うものではなくいわば強引なものであった、というなら

 

これは当のメンバーたちの怒りが頂点に達するのは当たり前のことで

 

かのご一家が事務所幹部とハワイ旅行、という点だけをとっても、そのとき日本で必死に仕事をこなしていたメンバーにしてみればおもしろくないに決まってる。

 

いったい何のゴマスリ旅行なんだよ。俺たちのいないところで何を勝手に決めようとしているんだよ。お前たちの思い通りになんか誰がさせるかよ。

 

って

 

わたしだってそう思いますね。

 

とにかく静香は動き過ぎた。

 

静かどころかにぎやか過ぎた。

 

 

 

つまりわたしは何を言いたいのかというと

 

 

 

オトコの仕事にオンナの影がチラチラし始めるとろくなことがない。

 

 

 

 

今までわたしが声をからげてDAIGOに発していた警告は意外にもあのSMAPが立証してくれたということで

 

 

 

やっぱりわたしの考えは間違ってなかったんじゃん!

 

 

 

 

 

だけどね

 

わたしは香取君も草なぎ君(なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀)も今後は大俳優として活躍してほしいと心から思うし

 

特に草なぎくん(なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀  あ、もういいか)は、アイドル業よりそっちの方が絶対に向いている。

 

だから、つまらないゴタゴタは一刻も早く清算して

 

ご自分の意思が生かされるそれぞれの新しい人生を歩んでほしい。

 

そのように感じているところです。

 

 

 

 

続きましては

 

「営業部長  吉良奈津子」問題です。

 

視聴率がふるわない、というのは何かで読みました。

 

そうですね、つまらないと言えばつまらない。

 

「世界一難しい恋」で抱いた

 

「次回が楽しみで楽しみでしかたない」という感覚は、ここには全然ない。

 

むしろ

 

あ~今回も主人公がまた苦境に立たされるんだろうな・・・辛いなぁ・・・あのベビーシッターがますますダンナさんにちょっかいかけるんだろうな・・・嫌だなぁ・・・悪い奴らがまたずる賢い手を打ってくるんだろうな・・・腹が立つなぁ・・・と観る前からしんどくなってくることばかりだ。

 

救いがなくてスカッとならない。

 

これはどこに責任があるのかと考えると

 

 

 

 

 

 

全部DAIGOが悪いんじゃないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またオレかよ

 

いやなんとなくなんだけどね。(笑)ゴメンDAIGO。もうアナタでオチつけないとなんか収まりがつかないのよ。

 

 

 

これはフィクションだから、そこにしみったれたリアリズムは不要だと

 

前にわたしは書いた覚えがあって、それを自分で翻すのもアレですが

 

何話か視聴するうち

 

このドラマのヒロインは、やっぱり松嶋菜々子ではなく

 

虻川美穂子にするべきだったと思うようになりました。

 

 

 

舞台もCM制作会社というキラキラの業界ではなく

 

スーパーとか郵便局とかの身近な職場にして

 

「自分のキャリアを貫き守りたい。子供を保育園に入れてでも」というキラキラした理由ではなく

 

「ダンナの稼ぎだけじゃ食べていけないから仕方なく」という必死さで這い上がっていく物語のほうが、このド貧困の日本国民には共感を呼んだだろうし

 

お若いママさんたちも自分の生活が投影されたヒロインを素直に応援してくれたかもしれない。

 

この番組が愛されない原因はそこなのかもしれん。

 

だってだって

 

あの美しい菜々子サマが、せっかく営業部長という肩書を拝命したにもかかわらず、子供やダンナさんや部下たちに多大な負担をかけ姑には意地を張り続け疲弊していく姿を見ていたらわたし

 

「もォーッ!アンタのつまんないプライドなんか見ててもちっとも気持ち良くないのよ!家族に悲しい思いをさせるくらいならさっさと仕事辞めて育児に専念して何が悪いのよ?ダンナがしっかり稼いでくるんならそれでいいじゃんか!みんな幸せで全部解決するじゃんか!」とイライラしてしまって

 

「女性の社会進出」を掲げた安倍首相の政策さえ根底から台無しにする、非常に意地悪い視線を送ってしまうようになった。

で  オレにどうしろと・・・?

 

そ、それはさあ

 

強いて言うなら

 

アナタ、セリフ自体が少ないというのもあるけど

 

一条達哉の「したたかさ」が、いまだに視聴者に伝わってこないのよ。謎の人物が醸し出す漠然とした不安さえ湧いてこない。

 

そうかと思えば

 

CM制作会社の営業社員らしい明るさや元気さや賢さといった 「ハキハキ感・バリバリ感」も皆無であって

 

だから彼の謀議の内容というより

 

彼が普段この会社でどんな働きをして会社に貢献しているのか、そもそものキャラ設定からして謎なんだ。つまり、存在感が薄いっていうこと。

 

ちょっとォ!聞いてんのか!?

いやそーゆーレベルをオレに求められても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



  退学と失恋の痛手を同時に受けた聖也も、三日も経てば冗談を言い、遅い朝食も平らげるようになっていた。しかし元気になったのはうわべだけで、実のところは深い人間不信に堕ちていることを静江は見抜いていた。その証拠に、その頃から彼には大きな変化が起こっていた。

 無邪気な女遊びは執拗な女漁りにとってかわった。夜毎に違う女を堂々と自室に連れ込むようになったのだ。家族には「朝まで二階に上がってこないでね」と言い残して。その女たちは、例のとんがりコーン女の派手さどころではない。一見して、夜の街で拾ってきたのだとわかる飾り立てた身なり。廊下で母親に初めて出くわしても、誰一人ろくな挨拶をする女などいなかった。
 たまに帰省する長女の洋子は「聖也、元気になってよかったじゃないの。わが弟ながら本当にポジティブな子で感心するわ」と、事情を知らぬ者の気楽さで言う。聖也の心をどんな闇が覆っているのか、娘は気づいていない。いやむしろ、知りたくない、そうであってほしくないという潜在意識が自然に弟を「太陽のように明るい。立ち直りが早い」と言わせているに過ぎなかった。
 「そうだったらいいんだけどねえ」静江はため息とともに立ち上がり、テーブルに残った皿を片付け始めた。洋子はそれ以上何も言わなかった。 静江は蛇口から勢いよく噴き出す水を無言で見つめていた。


 毎日夕方になるとふらりと家を出ていく息子の後ろ姿を、自分には止めることができない。あれだけ夢中になった女にあっけなく捨てられた、その苦しみは「寝た女」のカウントを増やせば昇華できるとでも彼は思っているのだろうか。まるでオールドミスが貯金通帳を開くたび慰めを得るかのように。
 それでも静江には彼を叱責する言葉は見つからなかった。息子は抜け殻になった心でなんとか日々を耐えようとしている。その空虚を一晩限りでも埋めてくれるのなら、正体不明の女たちが家に上がってくるのも仕方ないのかもしれない。それは手段が間違っていると無理矢理断ち切らせたとしても、聖也はすでに成人の男だ。親である自分がそれに代わるおもちゃを与えて事態が好転するとも思えない。聖也が自分で気づいて立ち直らなければ意味がないーーーーーー。静江は焦燥していた。


  転機が訪れたのは三か月後だった。静江が毎月通う銀座の美容室で、息子が毎日ぶらぶらと暮らしていると話すと「うちで働けば良い。ちょうど若い子が辞めたところだから」と声をかけられたのだ。といっても、美容学校も出ていない彼にできる仕事はたかが知れている。「最初は店内の雑用。勤務態度が良ければシャンプーから教えてあげる」。それを伝えると、小遣いに困っていた聖也はしぶしぶ腰を上げた。



  のちにイケメンカリスマ美容師として日本を席巻することになる聖也の、それが夜明け前だった。

                                   つづく


 冬の東京。

 限界まで凍えた夜の風は、六本木にも強く吹き抜ける。

 聖也は一人で歩いていた。目的地はなかった。

 昼過ぎに起き出して夕方までテレビを見るが、夕闇が迫ってくると寂しくてたまらない。だから毎日のように母親から小遣いを受け取ってはこの街に逃げ出してくる。

 今夜の六本木はまるで異国のように感じる。酔ってはしゃぎ通り過ぎる若者の狂態が目に入るだけで苦しい。

 自分以上に惨めな人間がこの街に一人でもいるのだろうか。

 大学は二年で退学した。バイトは一年でクビになった。女には半年でふられた。

 大学中退は、自分が怠けていたのだから当然の結果だ。気楽だったカラオケ屋のアルバイトも、遅刻を繰り返せば雇い側だって我慢の限界もくるだろう。
 しかしエミの仕打ちはあまりにも残酷だった。付き合い始めたころの彼女は会うたびに嬉しそうにしていた。「一緒にいるだけで幸せ」と言っていた。初めて小さな指輪を贈ってはちきれるほどの笑顔を返された時は、自分が男として生きている実感があった。

 その悦びを知ってからは、聖也の贈り物はエスカレートしていった。ブランドバッグ。靴。ホテルのディナー。海外旅行。。。。しかし、額が増せば増すほど、彼女は逆に冷淡になっていった。贈り物がないデートの日は、あからさまに時計を気にして帰りたがった。「次の土曜には箱根の旅館に泊まろう。豪華だよ」。そう言うとぱっと表情は華やぐが、次に会う時はまた不機嫌になっていた。

 聖也の容姿は圧倒的だった。初対面の女はきまって自分にぼう、と見とれることを彼は知っていた。自分はすべての女に選択権を持っていたと言っていい。ところが彼に選ばれた女はきまって、いざ本格的に交際が始まるや退屈そうにあくびをかみ殺し始める。関係は深まりながらも「その日は用事があるのよ」と、別の都合を優先し始める。決定的だったのは「すごいお金持ちのお坊ちゃまだって聞いたけど実際は大したことないって言ってたぜ」と友人から聞かされた瞬間だった。幼いころから使わずに取っていた小遣いとお年玉とバイト代の、百万以上もの金をすべて費やした結果がそれだった。


 エミに限らない。聖也が女と交際し始めるといつも結末はこうだった。「俺が彼女を選んだ」「彼女は俺に選ばれた」はずだったのに。俺の何がいけないんだ。納得がいかなかった。いや、本当はうすうすわかっていた。





 俺と二人きりだとそんなにつまらないのか。






 根源的な答えが明確に見えてくるにつれ、聖也の心は沈み込む。ちやほやしてくる女は、しょせんその他大勢の取り巻きにすぎない。それを軽くあしらえばあしらうほど、女たちは夢中になる。しかしそのうちの一人にひとたび自分をさらけ出せば、とたんに立場は逆転して飽きられる。その現実は聖也のプライドをずたずたに切り裂いた。



 夜の六本木はひたすら喧騒の街だった。

 一人さまよう聖也だけが、ただ打ちのめされていた。


                             

                                      つづく