【島根県知事が指摘】石丸「一極集中の是正」公約について/巨額プロジェクションマッピングの異常 | ☆Dancing the Dream ☆

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島根県知事が定例会見の記者質問で、東京都知事選の候補者(石丸)が公約に掲げた「一極集中是正」についてどう思うかを問われ、尤も至極な回答をしていた。
「一極集中是正」という公約は「東京の勢いを削ぐ」と一般的には受け取られる(実際、石丸自身も「東京を弱体化させる」と公言してしまっている)し、都の中だけの議論ではむつかしいので、「国の政策」として取り組むべき課題だとの考えを示した。
むしろ、都庁の「プロジェクションマッピング」では2年で48億5千万もの巨額予算が使われているが、都の直接支出ではなく設置された「実行委員会」が実施させ、受注した業者は東京都からは指名停止を受けている「電通」の子会社という抜け穴的なからくりに、何重にもびっくり。都知事選は、このような都の”アンビリーバブルの3乗”のような財源の使い方を議論する良い機会ではないかと述べていた。



島根県知事 定例記者会見 令和6年6月4日(火)

読売新聞の松田記者:
読売新聞の松田です。ちょっと話変ります。
今月20日に東京都選が告知されますけれども。色々今、候補名前が上がっていて、まだ現職の方はまだ表明されておりませんが、広報の名前上がってる中では、東京一局集中の是正とかも約に掲げるという広島の自治体の首長さんもおられますけども。現時点で、どういったところに現時点で注目していきたいとか、知事もずっと述べられている、東京一極集中の是正とか、どうといった ところにこう期待をしていきたいというふうなお考えがあれば教えてください。

「東京一極集中の是正」については、なかなか、ええっと…ええっと…何さんでしたでしょう?
石丸…ええっと…前安芸高田市長…が、掲げられておられるやに聞きますけど。
なかなか東京都から東京都政として、それを打ち出していくっていうのは、なかなか現実問題、「自分たちの勢いを削ぐ」みたいなことを…(笑)という風に一般的には取られるので。
東京都の中だけで議論していって、そういう風になるかってなかなか難しい感じがするので、なかなか大きな争点になりにくいんじゃないか。ただ、私は、1つには「人が増えていって勢いがあるのは良いことだ」ということの一方で、やっぱり、過密が進み、令和5年だったか、何年度だろうが同じだったと思いますけども、「東京23区の新築マンションの価格が 1億1500万」っていうことですから。
つまり、住む環境としては、超過密が進んで、23区で普通のというか、相当恵まれた方でないとマンションを購入するってことは現実問題でとして難しい。 一戸建てはもっと難しいでしょう。ということですから。
そういう過密解消をしていくんだ、生活環境を良くしていくっていう風な訴えはありると思いますけども。
なかなか、やっぱりこうあの争点、公約としては、難しいものがあるんじゃないかという風に思っています。
だから、どっちかっていうと、東京でもそういうことが必要ですし、地方では進みすぎた過疎の問題を軽減していく、それを全体として、大都市部の過密を緩和し、地方の過疎緩和する一挙両得の政策として、「政府として取り組む」、「国の政策として取り組む」っていうことが、政策論としてはしっくり来ることだと私は思ってい ます。
なので、そういう候補がおられることってのは本当にあのありがたい気持ちなんですけども、大きな総点に…大きな総点っていうか、その都の皆さんに理解して頂くというのは相当難しい テーマではないかという風に逆に思ってます。

私は、やっぱり、東京都はやっぱり大阪に続いて、高校の無償化、高校の授業料の無償化に取り組まれたり、子供1人あたり 5000円の手当てを都単独で支給されるといった形で、非常に財政的な力が強い日本でトップの地方公共団体ですけど…
私は、東京都庁を使って「プロジェクションマッピング」っていうのをやられてますよね。なんか見た時は面白い…面白いっていうか、よくもまあ、こんなことを思いつく人がいるもんだなと思って、びっくりしましたけど、もっとびっくりしたのは、「2 年かけて48億5000万かけられる」という、その話を聞いた時には、本当によくもはそんなことを考えつく人間がいるもんだと思いましたし、考えつくまでは、まあ、いるかもしんないけど、それを実現して、都議会に提案するっていうのもすごいと思いますし、都議会も認めてしまうってところが、なんか、三重に…なんか「アンビリーバブルの3乗」みたいな 事業だなと思うわけですよ。

で、しかも聞いてみると、「実行委員会形式」で実施してるので、都の直接支出ではなくて…、で、その受注された事業者は東京都からは指名停止を受けている「電通」の子会社と。
まぁ、なんか…「こんなことあんのか⁈」
いや、「なんで50億かかるか?」っていうことも凄いし。
まぁ、なんていうか、「100%子会社だから」「実行委員会に任せてるから」って言って、…100%子会社とはいえですよ 、上場企業ですから。おそらく100%子会社みたいなので、いわゆる上場企業としては100%電通の連結決算に計上されるわけですよね。まぁ、利益は全て株主が取っちゃうわけだから。「電通に行ってるのと同じ」ですわね。
そんなことが…、「50億っていうお金がそういう風に使われる」というのが、お金持ち…「財政力があって日本で1番栄えてるところだから、別にいいんじゃないの?」という考え方に基づいて、今の都政ってのはやられてるんでしょうけど。
「50億あれば、もっと生活の身近なところに手を差し伸べてくれないか」という議論だってあるでしょう。
で、こういうお金の使い方が50億されてるってことは、他に似たような使い方はもっとあるんじゃないのか?
ここだけなのか?
私は、こういう予算が認められるのって、都道府県は47、市町村だって千何百あるけど、たぶん東京都だけですよ。
「お金がある」っていうことと、「こういうことをやるか?」っていうことは、また別の話。
で、他に使わなきゃいけないとこはないかどうか?
だって、はっきり言けど、私、地理感ありますけど、東京都庁って、東京の西口の東京のその副都心。東京新宿副都心の1番外れにあるんです。外れにある。プロジェクションマッピングは夜やる。
あんなとこに人はいない。
ま、人がいないけど、そこに人を寄せようってことなの かもしれないけど。
そんなことだったら、50億をかけて、地下歩道かなんかに空港にあるような…あのなですか…平面の…エスカレーター歩道みたいな、動く歩道みたいなもの作ってもらった方が、よほど都民のためになるんじゃないかと思うけど。
50億じゃできないかもしんないけどね。
あんなとこ誰も行かないと思うんだけど。てか、あんなとこよりたら危ないよ。結構ね。人いないから。

それを考えた人がいて、それが知事まで領解が取れて、議会に提案されて、で、それで問題なく通っちゃって、で、通った上に受託事業者は東京都が直接契約したら契約できない人が取っていっちゃうみたいなのに近い状況になってるって!
そういうことよりも他にやって欲しいことが都民の皆さんにはあるんじゃないか?と。
お金の都の財源の使い方として、そういうお金の使い方を続けるのか?
もっと身近なところにお金、予算、財源を当てていくのか?
っていうことを議論してもらういい機会じゃないかと私は思います。

あの絵だけ見た時は、48億5000万って知らなかったんで。
「まぁ、なんか東京ってすごいな」と思いましたけど。
やっぱ48億5000万って聞くと、「いや、東京ってすごい」って。
東京都か…「東京都ってすごいとこだな」と思うんですよ。
私ね、私も元公務員なんで。
ま、東京都庁に務めたことないですけど、私、東京都の職員だったら、もう課長も務まんないな(笑)
課長、務まんないよ、絶対。(笑)
「こんなのやっちゃ だめでしょ」って言って、すぐ飛ばされちゃうよ、多分。
もう、あの〜、ま、首にはならないと思うけど。なんか、あの…ね、予算を扱わないような、どっか事務所になんか転勤だよね。
なんかもう、島根県知事はなんとかやれるけど。
東京都の課長はできないな、多分。(笑)うん。
ちょっと価値観が違うので。
東京都民の皆さんが、都民のみんなのお金をどういう風に使っていくのがいいのか?っていうことをあの考えてもらう良い機会になるんじゃないかというふうに思ってますので、そういう論戦が交わされることがいいんじゃないかと。
そういう感じです。


2024年予算特別委員会 池川友一都議(町田市)の代表総括質疑
日本共産党東京都議会議員団 2024/03/29

30:30〜 企業・団体献金禁止について

・小池百合子衆院議員は(2013年、2014年)(株)電通から企業献金を受け、その後、都知事となり、五輪の開催都市の責任者となった。
・電通は、五輪談合の当事者である。
・経済的に圧倒的な力のある企業が献金することは、金の力で政治を歪め、一人一人の国民の参政権を侵害する。

33:00〜 プロジェクションマッピングについて
・都庁を照らす「プロジェクションマッピング」について税金の無駄遣いという批判の声が上がっている。
・予算額、令和5年度が22億9千万円、令和6年度が25億6千万円。2年間で、48億5000万円。
・「東京プロジェクションマッピング実行委員会」のメンバーは、3名の委員。東京都。東京観光財団(理事長・金子眞吾)。新宿区。
・産業労働局長の坂本雅彦は、観光財団の副理事長も務めている。
・プロジェクションマッピングを担当する産業労働局の観光部長の江村信彦は理事。
・東京観光財団の役員には、「電通」「博報堂」も名を連ねている。
・五輪談合で指名停止になっている「電通」も「博報堂」、両者とも出演金を出している。
・都庁のプロジェクトマッピングの委託業者は、「パナソニックコネクト株式会社」「株式会社電通ライブ」。
・「電通」は五輪談合で今年の8月8日まで指名停止になっている。電通の100%出資子会社である「電通ライブ」が委託を受けていた。企画競争入札(プロポーザル)に係る参加者は「電通ライブ」と「博報堂プロダクツ」の2社だった。
・電通とパナソニックが、都庁のプロジェクションマッピングの事業を殆ど独占状態になっている。
・実行委員会が 行った4つの事業のうち「電通ライブ」は3
箇所。「電通PRコンサルティング」が1箇所。
匿名随意契約で選んだものも含めて、結果として電通グループの企業が事業者になっている。
・電通は観光財団の理事。
 東京都では指名停止中。
 知事は献金受け取ってる。
これだけで都民は疑念を持つ。
・しかも、プロポーザルを審査した中に観光財団が入り、出演している電通が事業者にもなっている。
・さらに、昨年9月と11月に明治神宮外園で行われ「TOKYO LIGHTS(トウキョウライツ)2023」ここの政策運営 は「博報堂プロダクツ」。
100%博報堂の子会社。これも実行委員会形式でメンバーは東京都。観光財団。新宿区。「一般財団法人プロジェクションマッピング 協会」で、ここには今年度4億8000万円の都の予算が使われている。実行委員会の運営費は全て東京都の負担でやっている。これも抜け道を使って博報堂関連企業に都の税金が使われている。
・観光財団が審査をするが、そのメンバーの中に、博報堂も電通もいる。そして、博報堂、電通が選ばれる。
これを”利益相反”というのではないか?
 答弁:(坂本局長)”TOKYO LIGHTS2023実行委員会によれば、企画運営や投映及び音響の機器の整備等の業務について企画提案方式により事業者を公募し株式会社博報堂プロプロダクツに委託を行った。
”先ほど「電通の100出資の子会社である電通ライブ」との表現の お話がございましたがこれは事実と異なります。純粋持ち株会社である株式会社電通 グループが100%の出資をして作ったのが株式会社電通。同じく 純粋持ち株会社である株式会社電通グループが100%を出資しているのが 株式会社電通ライブでございます。正確に申し上げるとこのような状況でございます。”
・結局、電通なのである。
・この入札に関わる資料は、都民や議会に一切明らかにされ てない。
・実行委員会の設置要項。入札に関する資料を要求したが、最後まで出さない。何故出さないのか?
・答弁:(坂本局長)「東京プロジェクションマッピング実行委員会」は、都とは別の主体なので、都が実行委員会に関する資料を公開することはできない。
・100%東京都の税金でやっているのに何故出せないのか理解できない。
・「東京プロジェクションマッピング実行委員会」の事務所はどこにあるのか?
・答弁(坂本局長):「東京プロジェクションマッピング実行委員会」の事務局は東京都が担っている。都庁にある。
「東京プロジェクションマッピング実行委員会」の事務所の場所は、産業労働局観光部振興課(東京プロジェクションマッピング実行委員会事務局)だとホームページで明らかになっている。
・実態は、実行委員会の事務は都の職員が全部やっているのに、東京都の入札のルールが適応されないのはおかしい。
答弁している坂本局長自身が、東京観光財団の副理事長。
・高額予算の「東京プロジェクションマッピング」は、東京都の正規の手続きではない入札が行われ、都民、都議会に資料も出せないと言う。都民が納得できるわけがない。
・プロジェクションマッピングを照らす都庁の真下では、毎週土曜日に行われる食糧支援には、700人もの人々が並んで知る。
・プロジェクションマッピングの入札が適正に行われたのか?その金がどのように執行されたのか明らかにできないという答弁は、絶対に許されない。







億単位のカネが光と音に化ける…東京都庁プロジェクションマッピング 「都立高ボロボロ」「困窮者支えて」の声も
東京新聞 2024年2月29日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/312074
 東京都庁舎をスクリーンに映像を流すプロジェクションマッピングが25日に始まった。建物に映す常設展示としては最大でギネス記録に認定されたが、その予算7億円。一連の事業は計約18億円に上り、「高すぎる」「他に使い道があるのでは」との声が上がる。都は新たな観光資源として打ち出す考えだが、そもそも必要なのか。(宮畑譲)
東京都庁の壁面に映し出されたプロジェクションマッピング
東京都庁の壁面に映し出されたプロジェクションマッピング
◆「新しい名所に」と小池知事は言うが…
 「新しい名所になるよう世界にPRしていきたい」。25日のオープニングイベントで、小池百合子知事はこう述べた。48階建て、高さ約240メートルの第1本庁舎の壁面に、東京の観光スポットなどを毎日午後7時から30分おきに投影する。
 都は他にも都議会議事堂や旧小田急百貨店などでプロジェクションマッピングを展開。これらを合わせ、本年度の一般会計予算から計約18億円を支出している。24年度予算案にも庁舎分9億5000万円、その他約10億円を計上。「東京の夜に新たな”楽しさ”と”賑(にぎ)わい”をもたらす重要なツール」「東京のキラーコンテンツとすることで、夜間観光の盛り上げ」をうたう。
 それにしても、一体何にいくらかかっているのか。都の担当者に聞くと「機器調達、電気代を含む運営費、デザイン料、コンテンツ制作費など全てを含んだ額」との答えだった。
◆「いいですよね。東京はお金があって」
 都庁周辺にいた人にも聞いた。庁舎を仰ぎ見る新宿中央公園で犬に散歩をさせていた主婦(52)=渋谷区=は「いらないですよね。息子が通っていた都立高校の校舎はボロボロ。子どものためにお金をかけてほしい」と税金の使い道として納得いかない様子。
 新潟市から都内に単身赴任中の男性会社員(49)は「地方の自治体で18億円もあったら、何ができるだろうって思いますよ。費用対効果があればいいんじゃないですか。いいですよね。東京はお金があって」と皮肉まじりに話した。
プロジェクションマッピングで東京都庁の壁面に映し出された都庁=25日、東京都新宿区で
プロジェクションマッピングで東京都庁の壁面に映し出された都庁=25日、東京都新宿区で
 鮮やかな映像で彩られる都庁舎の周辺では、支援団体が毎週行っている生活困窮者への食料品配布に長い列ができている。
◆「18億円あれば、かなりの数の住宅が…」
 生活困窮者支援に携わってきた「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛氏は「コロナ禍以降、困窮する人が若年層、外国人、女性と多様化している。ネットカフェで寝泊まりしている人も多い。18億円あれば、かなりの数の住宅が確保できる。見た目を飾り立てることに予算を使うのではなく、苦しい人を支えるために予算を充ててほしい」と訴える。
 そもそも、東京には東京タワーや雷門、東京スカイツリーと観光名所はたくさんある。銀座、六本木など夜賑わう繁華街もある。新宿駅東口の歌舞伎町が近いと言えば近いが、西口の都庁周辺はオフィス街。他の観光と合わせるには不便な場所にも思える。
◆「今更なぜプロジェクションマッピング?」
 城西国際大の佐滝剛弘(よしひろ)教授(観光学)は「プロジェクションマッピングは東京ディズニーランドをはじめ各地のテーマパークで以前からやっている。今更なぜ?と感じる。観光客の誘因力は小さいだろう」と指摘。オーバーツーリズムの問題などから、インバウンド(訪日客)は地方に分散するのが近年の潮流だとして、こう批判する。
 「日本の観光に何が足りないのか。住民にプラスになるのか。そうしたことを突き詰めて考えたのか疑問だ。予算に見合う深い理念やコンセプトが見えない」
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【石丸市長の涙…】まともな人ほど政治家にならない!一極集中の東京を弱体化させたい。その理由は?【後編】
古舘伊知郎チャンネル 2024/02/14

6:10〜

石丸:
僕が 本当にこの日本でやってほしいのは「東京の解体」です。

古舘:
ああ来た!お願いします。お願いします。
聞きたいす。聞きたいすね。

石丸:
(笑)ね!この前YouTubeのチャンネル登録者数では 東京と抜きましたけど、あの勢いで東京を解体‥

古舘:
本当ですね。この一極集中をいつやめるんだ、いつやめるんだって言ってずーっと転出より転入のが多いっていうのが現実ですからね。

石丸:
はい。東京だけに人が集まる。先ほどおっしゃった女性もやっぱり都会に集まっちゃうんですよね。
で、地方が衰退している現状をやめるには地方で引っ張り戻そうとしてもそれは無理ですよ。
向こうの方が魅力で力も強いんですから。
だったら「東京弱体化させる」!!
言葉が悪いですけど。
これぐらい踏み込む必要があるんじゃないか。
で、その意味で私は実は先ほどの橋本徹さんを尊敬してるのは、あの政治のスタンスもあるんですが、やっぱり大阪の「都構想」。
大阪の府民市民にとっては色々あっ て、結果、反対になったんですが。
都構想」というのが「道州制」につながって、それが日本の未来には必要なのかなと思ってたので、橋本さんをすごい応援してたっていうのもあります。


古舘:
僕はそれすごい賛成。