【厚労省発表「変異株感染者数」に疑義あり】根拠に乏しい…厚労省「蔓延状態ではない」 | ☆Dancing the Dream ☆

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政府が発表している変異株の感染状況には疑問がありますね。
厚労省は「蔓延状態ではない」と言っているようですが、
空港検疫を唾液による抗原定量検査に変え(20/7/29から)、
積極的疫学調査を縮小(21/1/8通知)し、pcr検査の拡充も徹底できず、
pcr検査の感度も落としている(20/1/22通知)現在にあって、
感染実態をきちんとつかめているとは考えにくい中、
変異株の感染状況が把握できているのでしょうか?
とてもそうは思えない。

●変異ウイルスに16都府県173人感染、厚労省「蔓延状態ではない」
読売新聞2021/02/22
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210221-OYT1T50209/

この読売新聞の報道(↑)では、
16都府県の府県名を明らかにしていません。

そこで、厚労省HPをチェックしてみました。
厚労省HPの変異株の発生状況の情報は、
ここに(⬇︎)ありました。

厚労省HP
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料
(発生状況、国内の患者発生、空港検疫事例、海外の状況、変異株、その他)
変異株

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html

厚労省は、
変異株の感染者について
全感染者数の集計も
都道府県別に集計も
ここを見るかぎり出していません。

ざっとみたところ…

○変異株感染者が初めて国内で発生したのは、
2020年12/25 英国からの帰国者、
成田(2)、関空(3)

○経路不明の変異株感染者が初めて発生したのは、
2021年1/18 静岡県(3)

○2020年12/25〜2021年2/25時点の
変異株の感染者が発生した都府県は、以下の16都府県です。
多くは感染経路不明です。
(※感染者の多い順)
埼玉県
新潟県
兵庫県
東京都
神奈川県 大阪府
静岡県
福島県 滋賀県
鹿児島県
京都府
栃木県 岡山県
長野県 群馬県


思いの他、経路不明の変異種は全国に広がっている。
各都府県の変異種感染者数は集計してみたが、
ここでは出さないことにした。
上位の3県等は、おそらく懸命に積極的疫学調査を行っているからこそ、
多数の変異株感染者を発見できたのだろう。

一方、
なぜか東京都、大阪府が思ったより少ない。
国際空港を利用する入国者帰国者が多いであろう東京都、大阪府の方が、
変異種感染者数も他の自治体より多いのが自然だが、
厚労省が発表している東京都や大阪府の変異株感染者数は、
少な過ぎるのではないだろうか??