〜パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです 〜
赤木俊夫
12/9 森友公文書改ざん問題
自殺した近畿財務局職員を公務災害とした報告書開示
改ざんの具体的記述はなし
12/10 森友問題、経緯で“改ざん”触れず【news23】
赤木さんの妻 会見
森友学園をめぐる決裁文書の改ざんを命じられ、自ら命を断った赤木俊夫さん。自殺の経緯などをまとめた財務省の文書が開示されました。しかし、改ざんに関する記述は一切なく、遺族は「財務省は嘘を書いている」と不信感をあらわにしています。
森友学園をめぐる決裁文書の改ざんを命じられ、自ら命を断った赤木俊夫さん。自殺の経緯などをまとめた財務省の文書が開示されました。しかし、改ざんに関する記述は一切なく、遺族は「財務省は嘘を書いている」と不信感をあらわにしています。
「この資料自体が夫がやってしまった改ざんと、同じように中身がうそなんじゃないか。夫の死についても財務局や財務省は、うそを書いていると私は思います」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)
こう話すのは赤木俊夫さんの妻・雅子さんです。俊夫さんが命を絶つ3か月前の様子・・・。当時、うつ病に苦しんでいました。俊夫さんは最後の日、震える手でこう書き残しています。
「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。手がふるえる。恐い 命 大切な命 終止符」(赤木俊夫さんのメモ)
俊夫さんは森友文書の改ざんを命じられ、それを苦に自殺に追い込まれました。手記には、悔恨の念が赤裸々に綴られていました。
「現場として私はこれに相当抵抗しました」
「パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです」
「抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました」(赤木俊夫さんの手記)
今回、開示されたのは、財務省が俊夫さんの死を労災にあたる「公務災害」と認定した理由をまとめた報告書です。
「国会対応や上級官庁との連絡調整、指示事項への対応業務の増加などから、長時間労働は継続し、加えて連日のマスコミ報道等により、同人(赤木さん)の精神面及び肉体面における過剰な負荷は継続した」(開示された財務省の報告書)
改ざんを強制されたことには一切触れていないのです。俊夫さんが手記で告白した中身と大きく異なっています。
「改ざんをさせられたことを、隠しているんだろうなと思いました。これじゃあ遺族の気持ちを逆なでするだけ。もっとちゃんと、改ざんさせられたということを明記してほしい」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)
また、雅子さんは現在、あるファイルの開示を国に求めています。俊夫さんが手記とは別に改ざんの経緯をまとめ、職場に残してきたとされるファイルです。しかし、国側はこれまでの裁判でファイルが“ある”か“ない”かも答えられないとしています。
「これ(ファイル)が出ないと、何のために裁判をしているか分からない。夫がなんで苦しんでいるのか、そこに書いていると思うので、ぜひ知りたい」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)