【必聴❗️東大先端研・児玉龍彦氏 記者会見】「定量検査」を活用したコロナ新プロジェクトに感謝‼️ | ☆Dancing the Dream ☆

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ついに!だ。
児玉龍彦先生と村上財団の村上世彰氏が、
6つの大学・研究機関による「精密医療」コロナ対策の
新プロジェクトについての記者会見を行った。

全く話にならない政府のコロナ対策に恐怖すら覚えながら、
児玉先生のお話は3月からずっと注目して聞き続けてきた。
児玉先生のリーダーシップによる
東大先端研など6つの大学・研究機関の科学者の
新プロジェクトチーム方々、
資金支援して下さった方々、
また、児玉先生も関わられた
中国のノイズの少ない新ビーズを使用した抗体検査機を
開発して下さった方々に感謝したい。

児玉先生の言葉
「政治を科学の上に置いてはいけない」(4/3)

「科学者というのは、こういう危機の時に
 真っ先に立ち上がって考える。
 勇気を持った存在のはずが閉じこもっている」(7/3)


【関連記事】
2020年03月23日(月)【東大・児玉龍彦先生/新型コロナ解説】
検査❗️検査❗️検査‼️ そして隔離で感染を遮断❗️WHO
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2020年04月06日(月)【4/3東大・児玉教授】
まず火消しリーダーを賀来教授に変えよ❗️ 不作為責任の仕組みを改めよ❗️
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2020年06月16日(火)【必聴❗️児玉龍彦氏】
見えてきたコロナ克服「精密医療」〜研究者が集結…今が立ち上がる時❗️
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2020年06月17日(水)【北九州・小学校で集団感染】
求む❗️児玉龍彦先生ら大学グループの「精密医療」を‼️
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7/3 児玉龍彦氏 東大先端研  村上財団創設者 村上世彰氏 記者会見
(日本記者クラブ)司会: 元村有希子 日本記者クラブ企画委員(毎日新聞)






































経済と感染防止の両立について
・無症候の人がどういうメカニズムを把握する事が重要。
 感染してもウイルスの駆除が行われているが、一方でウイルス保因者である。
 無症候の保因者の中でどれだけの人が抗体ができて
 ウイルスの感染が克服されつつあるのか?
それとも全くウイルスに対する備えができていなくて
 スプレターになってしまうのか?
 あるいは抗体がないけれども細胞性免疫で抑えられているのか?
 データを集めないとダメ。
・広範な科学者研究者が力を結集して大規模な検査を進めねばならない。
・感染してない人と感染してない人が距離をとっても感染予防には全く役に立たない。
・寒冷地の「三密」だけでなく夏場は食事、接触、トイレに注意を要する。
・池袋や歌舞伎町の全域検索を即刻やるべき。
・P3での動物実験のロボット化を即刻やるべき。
・退院後はコンタクトトレーシングとGPS追跡につなげる。
・今の無駄な選択肢だけをあげている専門家会議では全く意味がない。

日本のPCR検査が少ないのはなぜか?
・どこでも成功している所はPCR検査のRNA抽出の反応はロボット化している。
・病院だけ開けて、大学を閉じているから。
・東大はじめ大学は、計測制御、情報処理、検体資料の処理など
 基礎の科学者が動員されて集約的に問題の処理を瞬間的にやらねばならない。
・倫理委員会という仕組みがおかしい。
・臨床の検体をやろうとすると、前列どうり同意書を取るなどの
 ペーパーワークが金科玉条の様に言われている。
・東大などは同意書の手順ができない外部の検体を持ち込むなと言う。
 ほとんどの研究が阻害されている。本当の倫理ではない。
 今の大学の倫理観は、行政官が後で失態を追及されない様に無謬主義である。

日本政府の問題
・若い世代の科学者がチャレンジするのを否定し続けている。
・専門家会員には行政官を入れてはいけない。行政官は無謬主義だからだ。
・専門意見というのは必ず少数の意見。
 少数に始まって検証を通じて多数を作るのが専門家の会議。
・行政官に忖度して議事録のない会議になる。
 専門家は公開して厳しい批判を受けねばならない。
 少数意見だから間違いがあってはいけない。
 そのリスクをとって挑戦していくチャンスを若い人に与えないのが
 日本の一番の問題である。

ーーーー

2020年 5月15日に発表された児玉先生らの
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
簡易キッドの抗体検査ではなく、
精密な抗体検査が可能な「化学発光自動化血液検査機」を用いる。

この抗体検査の機械は、
・1日に500件の検体が可能
・IgGとIgMが定量的に検査できる
・ノイズが少なく擬陽性が判定できる。

PCR検査と、
この機械による精密な抗体検査を併用し、
学校、病院、老人施設、会社など、
地域ごと、集団ごとに実施しする。

中国の化学発光試薬の世界最大のメーカーYHLO社が
JSR社ビーズの使用機器の開発を進めていたが、
今回の武漢での新型コロナウィルスの発生に伴い、
武漢に10日間で作られた火神山病院に医療関係者千名以上が参加し、
測定機器の開発。
児玉先生の東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトと、
全国の6つの大学・研究機関からなる
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
JSR株式会社とともに、ビーズ開発に関わった東大児玉先生を中心に、
日本への導入となった。

村上財団およびPWJの寄付により東大病院
ついで様々な財源で、慶應病院
民間共同研究で東大先端研
村上財団PWJの寄付で、東京都医学総合研究所に設置。
さらに京都府医師会の要請により村上財団とPWJの寄付で京都府立医大に、
民間共同研究で阪大病院に民間資金で設置予定となっている。
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20200515.html

東京、大阪、京都の大学間のネットワークは既に動き出しており、
今後はさらに北海道、九州と日本中に広げていく計画だ。
そして、例えば九州で、この「精密医療」を実施する場合は、
全国の大学が協力する体制を取る。


【IgGとIgM】
外来物質の抗原に結合する免疫系のタンパク質は、
免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)
または抗体として知られています。
それらはバクテリア、ウイルス、寄生虫などの病原体と
戦うために作られています。
Igの主な機能は、外来病原体の破壊を促進することです。
IgGおよびIgMは2つのクラスの免疫グロブリンです。
IgGとIgMの違いは
IgGは疾患に対する後期段階の反応を表し、
一方IgMは特定の抗原への曝露の直後に産生される。
IgGは体全体に見られ、主に体液中に見られ、
一方IgMは血液およびリンパ液中に見いだされる。
IgGは特定の抗原に対する長期的な応答を確立し、
長期にわたる免疫を提供します。
しかしながら、IgMは短期間の反応を確立する。


IgM: IgMは、免疫応答の初期に放出された一次抗体を含む
   五量体構造からなる免疫グロブリン(Ig)のクラスを指す。
IgG: IgGは、血中を循環する最も豊富な種類の抗体を含む
   免疫グロブリン(Ig)の一種を指す。