【加計と原子力】岡山理科大の横山隆教授 〜千葉科学大の小川信行教授は不審死…❗️ | ☆Dancing the Dream ☆

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Ryuさんのツイートで、
加計学園の岡山理科大学 が、
原子力関連の研究にコミット
していたという話…。

『使用済核燃料容器』用の素材の耐震研究に携わっているようだったが、
Ryuさんの調べで、それが
岡山理科大の横山隆名誉教授である事が分かっている。

これを読んで、
あっ」と思うことがあったので、
書いておこうと思う。

なぜなら、
加計学園には、他にも原子力に関わった学者がいたことを
思い出したからだ。
千葉科学大で原子力機器配管系の耐震研究を行なっていた、
長いキャリアをもつ地震工学が専門の教授であった。
しかし、この方は、すでに故人だ。
311の事故から1年と経たない日本中がショックと混乱の中にあった頃、
出張先で、真夜中の路上で変死してしまったのだ…。

ーーー

岡山理科大学の横山隆教授の
『核燃料容器』の素材に関する研究のあらましは、
下段に紹介するとして…

使用済核燃料容器』なるものが、意味する
あまりにも醜い日本の原子力ついて、
一応、ざっと、復習をしておこう。

〜〜日本の原発からは、使用済核燃料という核ゴミが出てくる。
日本中の原発からこれを集め、その中から、
核燃料のウランとプルトニウムを取り出すのが「再処理工場」だ。
「再処理」というのはゴミを処理してくれる訳ではなく、
「原爆」の材料のプルトニウムを取り出すのが真の目的だ。

日本では、六ヶ所村の核燃料再処理工場は失敗を繰り返し竣工できず、
フランスのAREVA NC(旧COGEMA)ラ・アーグ再処理施設と、
英国原子力グループ・セラフィールド(BNGS、旧BNFL)の
セラフィールド再処理施設に再処理を委託している。
使用済み核燃料は『使用済核燃料容器』に入れて輸送される。
(輸送と貯蔵の両用のものもある)
再処理され取り出されたプルトニウム(MOX燃料)を
こうして日本は、溜め込んでいる。

北朝鮮の非核化交渉の障害にもなったという、
日本が保有する莫大なプルトニウム…その量、約47トン。
うち約10トンは国内の原発などに保管され、
残り37トンは再処理を頼んだイギリスとフランスにある。

日本の自民党が進めてきた原子力開発というのは、
平和利用と標榜しながら、実は「プルトニウムを持ちたかった」のである。
日本は、核兵器の原料のプルトニウムを溜め込んでいるが、
「核兵器を作るためのものではない」という体裁をとるために、
「高速増殖炉もんじゅ」で、このプルトニウムをウランに混ぜた
MOX燃料(Mixed Oxide=ウラン・プルトニウム混合酸化物)を
燃やして使うと言ってきた。
普通の原子炉はウランを燃やすが、
「もんじゅ」では、プルトニウムを燃やそうという計画。
これがプルサーマル計画(plutonium thermal use/thermal(熱))
というものだ。もちろんそんなことはできない。
「もんじゅ」は稼働もしていない。
〜〜


さて、
加計学園の千葉科学大学
非業の死を遂げた学者というのは、
危機管理学部の小川信行教授である。

2012年1月25日の深夜3時ごろ
出張先の神戸、宿泊していたホテルあった北野の路上で、
不審死を遂げていた。


小川信行 オガワノブユキ
千葉科学大学 危機管理学部防災システム学科 教授
学歴:東京大学
経歴:1970年3月 国立防災科学技術センター入所
所属:旧所属 独立行政法人 防災科学技術研究所 
   総合防災研究部門
職名:室長
学位:工学博士
所属学協会:日本機械学会(5864) , 日本原子力学会(877)


加計学園〜原子力〜 というツイートを見て、
即座に思い出したのが、小川信行教授のことだった。

【加計学園】千葉科学大学 小川信行教授の不審死❓ 2018年06月20日(水)
その件を書いたのが、この記事⬆︎だが…

小川教授が亡くなられたのは、
東日本大震災 福一原発事故から1年も経たない。
日本中が衝撃の中で七転八倒していたのであるから、
責任ある立場の研究者ともなれば、
尋常ではないほどの任務を負いつつ、
忙殺される日々だったのではないだろうか。
様々な闘争もあっただろう。
*(小川教授が関わった原発事故前、事故後の Eディフェンスでは
何の耐震テストが行われ、どんな結果が出たのかを
調べる必要があるかもしれない。)


当時68才だった教授が、
出張先の神戸で、午後の「防災科学研究所」の学会に出席し、
お疲れであったであろうに、
その夜、ホテルを出て深夜3時という時刻に、
ひとり路上で倒れて死亡しているのを発見されたというのは、
いかにも不自然だった。
ところが、
司法解剖ではなく、行政解剖だけで、
死因は病死と見做された。
報道もわずかに産経が病死を伝えただけだった。

変死体について、
行政解剖は、事故や感染症、自殺、行き倒れなどで
死亡した疑いがある死体について、
「公衆衛生上の目的」や「身元確認」のために行われる……。

要するに、警察は、
頭から、事件性なしという事で処理してしまったのだろう。

【司法解剖/行政解剖 の違い】
死因などが明らかではない変死体について、
解剖して調べる法医解剖における分類。
司法解剖は、犯罪に関係がある、またはその疑いがある死体について、
裁判上の証拠を得るために死因や死後経過時間、
創傷の有無や部位などを調べるもの。
刑事訴訟法に基づき、裁判所や検察などが資格を持つ
法医学の専門家に嘱託して実施され、解剖に際して遺族の承諾は要さない。
嘱託されるのは、医科大学系の法医学専門家であることが多い。
一方の行政解剖は、事故や感染症、自殺、行き倒れなどで
死亡した疑いがある死体について、
公衆衛生上の目的や身元確認のために行われる解剖のこと。

ーー

小川教授は、地震工学の博士で、配管の耐震研究が専門だったようだ。
元々は、必ずしも原子力施設機器配管系の耐震に特化していたわけではなく、
配管系の耐震研究の一環として、重要課題となって行ったのだろう。

小川教授は、東大から防災科学技術センターの研究者となって、
74年の伊豆半島沖地震で水道管、ガス管、下水道菅など
地下埋蔵菅の被災状況の調査を皮切りに、
1983年 日本海中部地震、1990年伊豆大島火山噴火
1970年代から日本が経験してきた被災の直後に各地に足を運び、
地震災害の現地調査をしてきた。

そして、耐震に活かすために地震の破壊のメカニズムを
具体的に観測する実験装置、振動台の開発に携わっていく。
振動台は、2次元、3次元と高性能なものへと進化したが、
1995年の阪神淡路大震災を受けて、科学技術庁の提言により、
この大地震級の震度を再現できる
「実大三次元震動破壊実験施設」の開発建設に乗り出すこととなった。
小川教授は、3次元震動破壊研究室の室長であり、
建設計画の中心的な役割を担っていたようだ。

この実験施設は、「E-ディフェンス」と名付けられた。EはEarthの意。
「E-ディフェンス」は、実物規模の構造物を対象に、
阪神淡路大震災を引き起こした
兵庫県南部地震をはじめとする強震動を再現し、
その破壊過程を解明実証することを目標とする。
兵庫耐震工学 研究センター
兵庫県三木市志染町三津田西亀屋1501-21
兵庫県立三木防災公園内にあり、2005年1月15日に竣工した。
「E-ディフェンス」は、一般的な日本の戸建住宅のほか、
鉄筋コンクリート造6階建て程度の建物の震動破壊実験を行うことができる
世界最大の耐震実験施設である。

【小川信行博士の論文 その他Eディフェンス検索】
**防災科研 機関リポジトリ
https://nied-ir.bosai.go.jp/index.php?action=pages_view_main
**CiNii(NII学術情報ナビゲータ[サイニィ])
https://ci.nii.ac.jp/
**学位論文
http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=210558
**日本機械学会
https://www.jsme.or.jp/dmc/Newsletter/no22.pdf
**E-ディフェンスの挑戦 -建設から活用へ- 小川 信行 (防災科学技術研究所)
https://www.jsme.or.jp/dmc/Newsletter/No32/e_defence.pdf
**E-ディフェンス実験設備と地震災害の軽減を目指した活用 井上貴仁
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjws/78/7/78_618/_pdf

ーー

さて、日本は、
「E-ディフェンス」だけではなく、
耐震実験を行う
それぞれの特徴をもつ高性能の振動台が開発されていた。

多度津工学試験所
財団法人原子力試験工学センター1976年発足。
原子力発電用機器の耐震試験をおこなう世界最大の大型高性能振動台を有し、
原子炉圧力容器など原子力発電用機器等を実際に載せて揺らすなど、
耐震信頼性実証試験が行われてきたが、実証試験2005年3月末で終了。
2005年9月末日閉鎖。
つくば防災科研 NIED
世界でも最大級の一次元振動台を備えた大型耐震実験施設を有する。
土木研究所
3次元大型振動台、実時間ハイブリッド震動実験装置

ーー

まるで 3.11を予言するかのような国会質疑が、
東北大震災 福一原発事故のあとになって注目された、
共産党・吉井英勝 衆院議員。

吉井英勝議員は、
京都大学工学部原子核工学科 卒の原子力の専門家で、
大地震、津波などの災害時に、
原発の電源喪失の危険がある事などについて、
繰り返し警鐘を鳴らしていた。

ご存知の方も多いと思われるが、
吉井議員のお話をもう一度聞いてみよう。

吉井議員は、この質疑の中で、
「振動台」を用いた耐震の実証実験の重要性を訴え、
放射能管理区域を設け、原発機器に特化して耐震実験ができる
「多度津工学試験所」を
小泉政権が無思慮に潰してしまった事は、
大きな損失であり失敗だったと苦言を述べている。

小泉は「E-ディフェンス」が建設されたことでもあり、
これからはコンピューター解析だけで耐性分析は十分だと言い、
古い施設である「多度津」を無駄遣いだとして、
強引にスクラップにした。
しかし、年月とともに劣化する原発機器の部品などは、
耐震検査を行う必要かあるが、
日本では新品検査は行うが、使用中の古くなった原発機器は、
検査されていなかった。
放射能を帯びた機器の取り扱いは「E-ディフェンス」ではできない。
「多度津」のような放射能管理区域でなければできないという指摘だった。


2006年3月1日 衆議院 予算委員会第七分科会 吉井英勝議員
指摘された原発の電源喪失時の危険性が現実のものとなった❗️
議事録 https://www.jcp.or.jp/tokusyu/genpatsu/060301gijiroku.html


2011.6.23 NPJ代表 梓澤和幸 弁護士 吉井英勝議員 インタビュー
原子力の専門家(京都大学工学部原子核工学科) 吉井英勝衆院議員

ーーーー

一方の加計学園の原子力関連の研究をしている
岡山理科大 横山隆教授

横山教授は、
使用済核燃料の輸送容器に適した素材(アルミニウム合金)」を開発し、
その耐震テストを行う業者として入札で落札した三菱重工業と
テストの方法(スラップダウン落下試験)を相談し、
指南する立場だったのだろう。






『原子力規制委員会』のHPに、
原子力施設等の耐震・耐津波に係る安全技術の調査・研究に関する〜
被規制者等との面談概要・資料に
岡山理科大学の名が出てくる。⬇︎

平成30年02月19日
三菱重工業株式会社における「平成29年度年度核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験に係る性能確認要素試験」の第1回外部有識者による技術検討会及び現地確認
出席者 三菱重工業(株)、(一財)電力中央研究所、伊藤忠テクノソリューションズ(株)、(学)加計学園岡山理科大学

平成30年03月26日
「平成29年度核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験に係る性能確認要素試験」に係る技術検討会
出席者 (学)岡山理科大学、伊藤忠テクノソリューションズ(株)、(一財)電力中央研究所、三菱重工業(株

平成31年03月19日
件名 「平成30年度核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験」に係る技術検討会
出席者 三菱重工業(株),(学)岡山理科大学,伊藤忠テクノソリューションズ(株),(一財)電力中央研究所



『核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験』⬆︎とは、
何を意味するのだろうか❓

『核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験』のH28年度の競争入札では、
三菱重工業が、2700万円で落札。


【金属製乾式キャスクバスケット用アルミニウム合金における
 材料評価手法に関する確性試験委員会』が設置され、
2016年1/20〜8/30 4回開催された。

この委員会の委員として名を連ねていたのが、
岡山理科大 名誉教授 横山隆氏。





『使用済核燃料の容器(キャスク)』には、コンクリート製のものもあるが、
金属製乾式キャスクで、貯蔵と輸送の両方に使える構造のものがある。
そのキャスクの中には使用済核燃料を支えるバスケットがあり、
このバスケットの素材に適していると思われるアルミニウム合金が、
長期保管に耐える妥当な素材であるかどうかの
テストをどのような方法で行うかを決めねばならない。
当該委員会は、そのテスト方法を決めるために
設置されたということのようだ。

そして、そのテストの方法として、
『核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験』を
行うことになったという経緯だ。

ーー

○原子力規制委員会HP
原子力施設等の耐震・耐津波に係る安全技術の調査・研究に関するもの』
「核燃料輸送容器のスラップダウン落下試験」

○使用済核燃料輸送容器の内部告発
(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/transport/transport_room.htm
海外再処理工場の使用済み核燃料キャスク(使用ずみ核燃料の輸送容器)は、
年一回、定期自主検査が行われねばならないが、
1999年にBNFL社(現 セラフィールド)とコジェマ社(現 アレヴァ)で
期限が過ぎても検査できていない〜
…という内部告発があった。