こんにちは!伝説の老舗で伝説の王道を食べる漢、星餓です!
今年も残す所あと僅か!「王道とは何か」を問い続けて来た今年ですが、
最後はそれにふさわしいルーツ・オブ・ルーツ、王道の中の王道で〆くくりたいッ!!
いわばそのメニューは、カレー界で語り継がれる伝説の王道と言って良いでしょう。
その辛さとスパイシーさに魅せられたファンは数え切れず・・・。
スパイシー、激辛、真っ黒いさらさらなルー・・・といえば、もはや代名詞ですね?
そう!今回食べるのは、あのカシミール!デリーのカシミールですよッ!!
ババ━━━m9(`・ω・´)━━━ン!!!
今回は上野店にお邪魔しました。
銀座など他にもデリーはあるのですけど、
値段と量、何より1号店(1956年創業)なのを考えると、
やはり行くなら上野かな~という気がして。
ただ、問題がありまして、それは・・・。
ガヤガヤガヤ・・
ヘ(゚∀゚*)ノヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノOo。。( ̄¬ ̄*)
(⌒¬⌒*)(・_・ 三・_・)(*^o^)乂(^-^*)| 壁 |д・) ∑(゚Д゚;)
そう!やはり代名詞を作るほどの老舗。夜でもこんなに混んでいる・・・。
ううう、店が小さいのもあってか、普通には入れそうもないです。(´・ω・`)
仕方ないので、閉店間際に狙って滑り込みました。
現にこの日は、僕が最後の客でしたよ!(ノ∀`*)タハー
・・・で、店内はこんな感じ。L字カウンター+数席の清潔かつ小さなお店。
なるほど!これしかハコが無ければ、確かに並ばざるを得ない・・・。(;^ω^A
お店はお姉さんがオーダー&配膳担当で、
厨房にはインド系の方と日本人のお兄さんが二人ずつスタンバイ。
おお~!手馴れた日印混成部隊って訳ですか!ヽ(゚◇゚ )ノ
待つ事しばらく・・・おお、来ましたよカシミール!
これぞ本やブログで見るあの黒さその物ッ!!(∩´∀`)∩
さて、カレー界を牽引し、今もなお人気のレジェンド。
激辛で名を馳せるそのお味は・・・あれ?それほど辛口では・・・?
ドゴオオオオ∑(>Д<;;)オオオオオン!!!
うわあっ!!時間差で口のもう少し奥で弾けたッ!!
引いたスパイスがサラサラな中に溶け込み炸裂するッ!!
た、確かにコイツは辛いわあ~!(><;)
基本サラサラだが、思ったよりインドでは無いかも。
むしろ欧風やお店寄りな気がするカレー。でも、醤油とか?
我々にも身近に感じる要素+後味はグローブにショウガ?苦みも少しある・・。
味自体は美味しいですが、ん?何処かで食べた事がある気がします。
レトルトはじめ、リスペクトするお店も多いからかも知れないですね。ヽ(゚◇゚ )ノ
うん、限りなく辛さとサラサラ感を追求した、洋食チックなカレーだと思いました。
ライスはぱらっと日本米です。
やはり「日本人に合う飽きないカレーを追求する」といったら日本米でしょう!
サイトに寄れば、栃木県(北関東!)の厳選されたコシヒカリだそうです。
そしてカレーのチキンは・・・大きくて柔らかい!
ぷりっと、芋もしっとり。下ごしらえも流石です!
サラサラなルーとご飯も良く絡みますね~。(´∀`)
卓上には玉ねぎのアチャールと福神漬け!
この組み合わせはインドカレーと日本カレー、どちらの系譜も感じます。
福神漬けは余り食べないので、玉ねぎのアチャールを頂きました。
生玉ねぎの辛さが活きていて、カシミールの辛さと熱さを・・・更に増幅させるッ!!(><;)
でも、シャキシャキで無料だし、何だか食べてしまうんですよね~。(∩´∀`)∩
滅多に来られないし、「ラッサム」も注文してみた!
南インドの定番ですけど、具はスライス玉ねぎにマッシュルームと、
見た事が無い具ですなあ・・・。∑(゚Д゚)
そのお味は・・・
ドゴオオオ∑(>Д<;;)オオオオン!!!
があああ・・・熱々で胡椒が効いているのか、これもめっちゃ辛いいいッ!!(><;)
多分、普通に飲めば中辛程度だろうが、カシミールの辛さがあるから舌が熱い・・・。
でも。味自体は美味しいですよ~!(∩´∀`)∩
ただ、南インド原理主義者はこれをラッサムと認め無いだろうなあ。
玉ねぎにマッシュルーム、さらにケチャップ的なトマトの甘さ。
まさにオムライスやナポリタン、ハヤシライスなどにある様な・・・。
洋食チックな甘いトマト味のベクトルなんです。
しかし、さりげなく新鮮なコリアンダーシードをちりばめ、
その香りを+するテクニックは流石の一言ッ!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
このトッピングが、ぐっと洋食からカレーのベクトルにしてくれていました!φ(.. ) メモメモ
オーダーすると、こんな感じで銀のスプーンがやって来ます。
カレーをすくう用とご飯を食べる用ですね。歴史が長いだけあり、
こういう所が考え抜かれているのも流石ですね~!(∩´∀`)∩
まとめ・感想
★美味いけど何処かで知っていた味。
だから感動は予想ほどは無かったが、それだけリスペクトされてきた味なのかも。
ゆえに感動よりも感慨深さを感じたかな。まさに歴史の重さですね!
★流石老舗、なかなか混んでいて普通は入れない。
閉店間際に入るか根気で並ぶしかないかな。まあ、店が狭いしね。
★思ったより洋食チックなカレーかも。
だが、やはりチキンやコリアンダーシードといったテクニックに実力を感じた。
★カシミールのルーだけなら正直他でも補えるかも知れないな。
でも、チキンのあの感じはなかなか店じゃないと難しそう。
今回のお店
お店HP→http://delhi.co.jp/