本気の英会話日記 -13ページ目

何言っているかわからないけどサー

これは・・・ガーン

何言っているかワカンネー。


テレビとか、ふとしたところで、偶然聞こえてくる英語の声。

耳をすまして聞いてみても、よく聞き取れないし、

意味もわからない。


でも・・・


別にいいんですって。

そんなこと、ことさら気にする必要なんてないんです。


日本語だったら、他人の会話も

耳に入ってくれば、ほぼ内容がわかりますが、

それとヘンに比べてしまって、これまで英語を勉強してきた自信を

なくしてしまう必要なんてないですよ。


なにしろ年季が違うんですから。

日本で暮らして、日本語オンリーで暮らしてきた私たちは、

もうその言語の“プロフェッショナル”なんですから、


ちょっと聞きとれない、わき道にそれたような日本語でも

すくい上げて意味を把握することができるんです。


それに日本語は、方言もたくさんありますけど、

これほど東西南北、すみからすみまで一律に通じる言語も

めずらしいんじゃないかと思います。


それに比べて英語は、さすがに世界標準の言語といわれるだけあって、

国によってもいろんな性格を持っています。


アメリカとイギリスも違うし、オーストラリアとアジア圏の英語も

特色が違ってくる。アメリカにしぼっても、やはり素人レベルでは、

「これ英語だよな・・・?」

とわかりながらも、なに言っているかわからなかったり。


わからなくて落ち込む必要なんてないんです。


大事なのは、

目の前にいる、自分に語りかけてくる人間の英語が理解できれば

いいんです


それだったら素人でも、いくらでもテクニックしだいで

やりようがあるってモノです。


他人の試合(会話)を見て、「レベル高え・・」とおじけづいても、

いざ、自分の試合になれば、素人ならではの、

会話の主導権をこちらに持ってくることも十分できますよ。


それに、人と向き合うと集中力が違う。

相手がこちらに話しかけてくれば、それをなんとか理解しようと、

頭の思考回路が急速台風にはたらくでしょう。


思わぬ+αのチカラは、他人の会話を聞いていても出てきません。

自分の試合の緊張感と集中力の中で生まれてきます。

そうした経験がいろんな技能の上達を高めるんです。


素人には素人なりの戦い方があるってものですよ。

レベルの高い人の会話を聞いておじけづかずに、

開き直って、自分の英語に徹しましょうね。


現実は話したもの勝ち

本屋さんに行くと、英語のコーナーには、

「英会話でよく使われるフレーズ集」

といった本が、たくさん置かれてあるじゃないですか。


あれを上手に使いましょうよ。


会話は、基本的に、むずかしい言い回しを

完璧に話せるようになるよりも、


短い、簡単な表現を、すばやく口に出せるようにする。

そのほうが、あきらかにはやく

英会話ができる人

になれます。


なにしろ会話は、スピードが命ですから。


最初からペラペラ、長ったらしいことしゃべろうとせずに、

相手の質問に対しても、短く、伝えたいことを正確に

心がければ、それで十分です。


文法がまったくなっていなくても、

まずは、相手と会話できることが一番重要で、

言葉の精度をみがくのは二の次です。


はじめは相手に、とんちんかんな「暴投」を

投げちゃってもいいんです。

慣れていないんだから、むしろそれが自然かも。


最初から完璧さを求めると、

どうしても動作が遅くなってしまうんですよね。

それで自信を失っちゃうのがことがありがちで。


まずは相手と言葉のやりとりから自信を深めていって、

ほかの表現や単語を増やしていきましょう。



条件反射の会話

私たちは、日本語で考えることがベースになって

いますので、いきなり「英語で考える」のは、

むずかしいと思いますが、


なれてくるまで、日本語は、英語がしゃべれるようになるための

“補助輪”の役割をしてくれることなんだと思います。


英語でモノが考えられるようになれば、

そのあと、上達も早くなって来るでしょうが、


まだそこまで行かないのなら、

英語⇔日本語間の変換するスピードをはやくすることで、

会話はいくらでもおぎなうことができます。


例えば、ビジネスの交渉の場で使う

英語、日本語の例文や単語は、予想して、

ある程度暗記しておきます。


まず日本語で文を考えて、それに意味が当てはまる英語の文を

思い出し、単語だけ置き換えて発言する。


これは、考えてやるものではなくて、

ほとんど条件反射でできるようになります。


もう、スポーツみたいなものですよ。

ボールが自分のところにきたら、からだが瞬時に反応するような。


経験をつめば、誰でもできるようになります。

最初は、緊張してうまくできないかもしれませんが、

場数を踏んでいくと、余裕も出てきて、会話の応酬がスムーズに

できるはずです。


瞬時に英語⇔日本語の置き換えができるようになると、

徐々に、日本語が“補助輪”の役割を終えて、

直で、英語があたまに浮かんでくるときがきますひらめき電球


会話はそんなに深く考えるものじゃなくて、

「こうきたら、こう返す」

といったような、ほぼ決まったパターンで対応できるんです。


いろんな機会をもうけて、ためしてみましょう。