山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 -13ページ目

WFA・リフレッシュ講習

6月20日~25日で富士吉田にてWFA(ウィルダネスファーストエイド)のリフレッシュ講習に参加してきました!


WFAとは緊急医療体系へと引き継ぐまでに時間のかかる状況での野外救急法です。

さまざまな身体機能の問題や障害から引き起こされるトラブルや
野外における環境やストレスから来る怪我や体調不良に対処する医療知識・技術の習得だけでなく、
リスクマネージメントや避難計画法や手段、又は法律問題なども学ぶものです。


アウトドア先進国のカナダ・アメリカでは、ガイドになる資格として
ウィルダネスファーストエイド(野外救急法)の資格取得が義務付けられています。

また、家族や友達とアウトドアを安全に楽しみたい個人への普及も年々広がっています。

$山岳ガイド 佐藤勇介の山日記-WFA 2


WFAの特徴としてリフレッシュ講習というものがあります。

リフレッシュ講習とは一度、WFAを受講するとその後一年間は無料で講習に参加できるというものです。


覚えることがもりだくさんの講習では忘れるのも盛りだくさんです。
何度も復習して体に覚えこませて身につけるしかありません。

特に覚えのよろしくない私は、一年後といわず半年後の受講となりました。

$山岳ガイド 佐藤勇介の山日記-WFA 3


半年後だからだいたい覚えていると思ったら大間違い、細かいところは忘れていたり思い違いをしていたり…。

一度目の受講ではついて行くのが精いっぱいだったので…。

$山岳ガイド 佐藤勇介の山日記-WFA 1


この講習の特徴はとにかくリアリティーを追及していること。

血のりも使うし、実際のヒィールドを想定しておこないます(涸沢ザイテングラード取付きなど)。

傷病者役は本気で痛がります(時には暴れたり…泣いたり…)。

$山岳ガイド 佐藤勇介の山日記-WFA 4


救助者役はいろいろなシチュエーションで怪我や病気などに対応しなければなりません。
当然、時間や装備、人数、天候などに判断は大きく左右されます。

でも実際の現場ではそれが当たり前!

練習の段階からそういう状況で、落ち着いて対処できなければいざというときには何もできません。


今回は少人数でしたが、充実した講習となりました。

でも講習の成果を生かす日が来ないのが一番ですね。


習得したこともありますが、自分の無力さも同時に悟らされます。
一人でできることは少ないし、山では判断も難しいし厳しい!


何事も予防が第一。そうならないための努力を怠らないように精進いたします!!

焼石岳

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花の名峰である岩手の焼石岳へ行ってきました!

私はなんと21年ぶりの焼石となりました。

ここは私の山登りの原点がある場所です。

空を覆う手が届きそうな満天の星空。高原のお花畑。
七色に色が変わる沼。雲海に浮かぶ山々。
21年前の思い出は今でもはっきりと目に焼き付いています。


今回は

1日目:東京駅=水沢江刺駅…つぶ沼登山口…銀明水避難小屋

2日目:銀明水避難小屋…姥平…焼石岳…東焼石岳…金明水…経塚山…夏油温泉

3日目:夏油温泉…牛形山…夏油温泉…北上駅…東京駅                      

の行程でした。


ハルセミ鳴くブナの森を抜け雪渓の残る沢を越えると焼石の稜線が目の前に飛び込んでくる。
眼下には深いグリーンの石沼がしずかに水をたたえている。

雪解けを待ちきれずに一斉に花開くミズバショウ。
雪国の遅い春を謳歌しています。

途中、「ヤマウド」「タラノメ」「コシアブラ」「ネマガリタケ」などを山ほど採りながら歩きました。
夕食ではお浸し、胡麻和え、鍋の具にとお腹いっぱい食べました。

花の名所である姥平はハクサンイチゲが満開!!

どこまでもどこまでも白い花が咲いています。
ガスもまた幻想的な雰囲気を演出しています。


タカネシオガマも生き生きと咲いていました。

山頂までの道はまだ多くの雪渓が残っています。
雪が溶けたところは余すところなくお花畑に覆い尽くされるといって良いでしょう。

途中立ち寄った金明水避難小屋は素晴らしく快適そうな小屋で
今度は是非、こちらに泊まりたいと思います。

経塚山のきつい登り、そして急な雪渓の下り、滑りやすい石の続く道。
九十九折れの長い坂道。吊り橋を渡った後の登り返し。よもやの登りの林道。

夏油温泉への道は結構タフな道のりでした。

秘湯といわれる夏油温泉は昭和の香りがただよう湯治場。
沢山の露天風呂をこころゆくまで堪能しました。

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祝 百名山登頂

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花の名山である伊吹山へ行ってきました。
今回は普段とは一味違った登頂でした。

70歳の誕生日と百名山の百座目登頂達成という二つのお祝いです。


牧歌的な雰囲気の登山道を登って行きます。
梅雨の合間の青空。心地よい風が吹いていました。

お花畑の中の登山道を登って行きます。

山頂まであと少し…。

これまで歩いてきた道のりを思うと短い道のり。

山頂よりもソフトクリームののぼり旗が目につくが…。


百名山登頂!! おめでとうございます!!


宿泊は伊吹山の麓のすてきなペンション。
ご主人自ら建てたログハウスに泊まります。

夜はおいしいデザートでバースデー祝い。

きれいな夕陽が完璧な一日を飾ってくれました。

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