山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 -11ページ目

火打・妙高・岩菅

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火打山・妙高山・岩菅山と3日間で3つの山を登ってきました。

3日間とも良いお天気で強い日差しの下、大汗をかきながらの登山となりましたが、
時折吹く風や、雪渓の冷気などの涼しさを感じました。

天狗の庭の池塘に写る火打山。
この辺りは池塘にお花畑、優しい山容の火打山と牧歌的な雰囲気が漂っています。

池塘の周りのハクサンコザクラは満開!

ピンク色の絨毯です。

山頂直下には豊富な残雪が、冷気が気持ちいい~。

宿泊した高谷池は楽園にたたずむ、ほのぼのとした小屋。
夕食はカレー&ハヤシのダブル。朝食は中華丼!

池塘の水も強い太陽の陽射しでお湯に!?

とにかく暑かった!!

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北穂東稜

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この夏に北鎌尾根をめざしているゲストのトレーニングとして
北穂東稜へ行ってきました。
タイミングよく梅雨も明け、絶好の晴天に恵まれた3日間となりました。

涸沢から見上げた東稜。

涸沢小屋の真上が一般道の南稜。その右上のスカイラインが東稜です。
東稜は穂高のバリエーションルートとしては入門ですが、
やはり一般道とは異なりますので、
しっかりとしたルートどりや判断が必要になります。

この時期涸沢は多くの雪に覆われています。

急峻な雪渓を詰めて東稜へ出るといっきに視界が開けます。
南に前穂北尾根。北に槍ヶ岳。

核心部のゴジラの背の通過。
両側がスッパリと切れ落ちたナイフリッジ!

東稜は北穂小屋のテラスにダイレクトに飛び出します。

夕立も心配されましたが、ぎりぎりセーフ。
早出して良かったです。

山頂でではライチョウもお出迎え。

北穂小屋はガラガラ。宿泊者は我々のほかに4名。
天気いいのにね~。早い梅雨明けの恩恵です。
来週はごった返すでしょう。

涸沢も明神も閑散としていた…。

朝は前穂を眺めながら、テラスでおいしいコーヒーを。
優雅でした。

でもやっぱり上高地までは遠かったな~。

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錫杖岳

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錫杖岳へクライミングに行ってきました。

錫杖岳はクライマーにこそ有名ですが、
一般登山者にとっては名前を聞いたことがあるというくらいの認識でしょう。
岩壁を張り巡らせたその姿は、剣や穂高にも劣らない存在感があります。

クリヤ谷を詰めて錫杖沢に出合うと
城塞のような烏帽子岩の前衛フェースが立ちはだかっています。

烏帽子岩前衛フェース。

今回はここの「注文の多い料理店」というルートが目当てでした。
しかし、前日までの雨が予想以上に多くルートは滝と化していました。
仕方なく3ルンゼ右の乾いていそうなフェースを登るも、やっぱりびしょびしょ!
う~む。わるかった。

翌日も岩は乾かず、さんざん迷った挙句。
それじゃあ本峰まで行ってみようということに…。

北沢を4ピッチほど登る。

大滝側壁を1ピッチ。びしょびしょボロボロ草付きを1ピッチ。
びしょびしょのルンゼを1ピッチ。猛烈笹薮突破を1ピッチ。

ようやく中央稜へ抜け視界が開けた!
美しいあの山が錫杖岳の本峰に違いない!

笹ヤブ&草付きのトラバース。
悪い。悪すぎる。写真では伝わらない悪さ!!
足元は絶壁だ!!

激ヤブを潜り抜けるとようやく山頂!!

・・・でもなんかおかしい。ここは西峰だった・・・。

錫杖岳本峰の向こうに笠が岳。槍や穂高も顔を出した。
このアングルからの景色は
激ヤブを潜り抜けた強者(馬鹿者)にしか見ることができない貴重なもの!

こちらが正真正銘の錫杖岳本峰。

本峰フェースはすっきりとしていてかっこいい。
アプローチが近ければ…。

ちなみに錫杖岳本峰は錫杖沢を詰めて稜線に出て、踏み跡をたどれば登れます!
是非とも登りたい!という方はご案内いたします。ご相談ください。
その際、激ヤブはありませんのでご安心ください。
槍見温泉あたりに前泊して、朝から歩けば日帰りできます。

適期は9月~10月いっぱいくらい。紅葉もすばらしいでしょう!!

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