ピアノ調律師│東京・神奈川・埼玉・千葉
“自然なピアノ”をテーマに、ご希望をお聞きしながら弾きやすいピアノを一緒に目指します。
ご家庭のピアノ・音楽教室・演奏会・レコーディング・公共施設などの調律を承っております。
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音色と鍵盤の感触─練馬区・ヤマハUX30Aの調律│夜はベヒシュタインのアップライトの調律
 
◆練馬区・ヤマハUX30Aの調律
 
特に違和感なくお使いくださってるとのことで、
イメージを変えないように、
楽器の変化を追って直していきます。
 
昨年の温度・湿度やピアノの状態と比較しながら
全体をチェック。
 
かなり安定感はありますが、
いくつかの音にノイズが。
 
追っていくと、メカニックのネジのゆるみでした。
パーツがグラつくほどではなく、
接着剥がれも確認しましたが問題無し。
増し締めして解消です。
 
 
鍵盤を上げて内部を確認しましたが、
ホコリもほぼなく、かなりきれいな状態。
 
それでも鍵盤の軸の金属を拭き掃除すると
鍵盤の動きがスムーズになり、
音の感触をより鮮明に感じやすくなります。
 
ピアノは常に変化していきますが、
それが大きな問題につながる前に直せることが
定期的なメンテナンスの意味だと思います。
 
これはピアノだけでなく
多くのものと共通している点のように思います。
 
 
調律の後に色々な弾き方をして
音色のバラつきを直していきます。
 
音色が違うと、
鍵盤の感触に差が出る(ように感じる)ので、
手に伝わる感触と、聴こえる音を感じながら
ハンマーフェルトに針を刺したりして
弾力を整えていきます。



 
 
ご試弾いただくと
『良いですね〜』
『うまくなった気がする』
と喜んでくださいました。
 
違和感なく弾いているつもりでも、
やはりピアノは変化していますので
 
それを整えれば
より弾きやすくなるのだと思います。
 
ありがとうございました。
 
 
 
◆夜はベヒシュタインのアップライトの調律
 
午後は家の用事をして、
夜からベヒシュタインのアップライトの調律。
 
前回は4月、ピッチ441Hzでしたが、
今日は中音ピッチ444Hz…
ちなみに低音域は見事に441Hzをキープでした。
 
このピッチ変動は湿度変化によるもので、
湿度が上がると木部が膨張して
弓なりに反っている響板は更に反り、
弦に圧をかけるので音が高くなります。
 
低音域の弦は響板の端っこと(駒越しに)接していて、
湿度変化を受けにくいです。
 
中〜高音域を下律(昨日の投稿をご参照ください)で
441Hzへザッと下げてから、
2周目でちゃんと調律をします。
 
結構弾かれているようで、
ハンマーフェルトは固くなっており、
 
手の感触と、音のきこえ方で整音を
進めていきます。
 
 
ご試弾いただくと
『いいねー』と言いながら
しばらく色んな曲を弾いてくださり
無事オッケーをいただきました。
 
ありがとうございました。




 





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