ピアノ調律師│東京・神奈川・埼玉・千葉
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◆ほとんど弾いていないピアノ、20年ぶりの調律─府中市・ヤマハU3Eの調律
 
最後の調律は平成19年(2007年)、
およそ20年ぶりの調律です。
 
『調律がしばらく空いてしまったから』
 
今は時々弾くかどうか…くらいだそうですが、
しばらく調律をしていないからとのことで
ご依頼くださいました。
 
特にご要望などはないそうですので、
久し振りの調律の機会に、
状態をチェックしていきます。
 
 
 
上から下まで鍵盤を弾いてみると、
もちろん音は狂っていますが、
全ての音が出て、止まる。
最も基本となる機能の確認です。
 
調律が20年も空きますと、
音が出ない・止まらないという不具合も
十分起こりうることですが、
そこは無事にパス。
 
 
タッチが重く感じましたが、
要因は鍵盤の動きなのか、
アクション(ハンマーを動かす仕組み)なのか、
それとも音の出方なのか。
 
ペダルは3つとも
ちゃんと効きました。
 
 
外装を外し、内部の点検をします。
 
アクションの動きを助けるバネがありますが、
それを引っ掛けているヒモが切れていて、
弾けるには弾けますが、
反応が鈍くなっていました。
 
他に故障は見当たりませんでしたが、
調整は全体的に狂っていますので、
もしまたちゃんと弾かれるようでしたら
時間とご予算をいただいて
しっかり修正したほうが良い状態です。
 
 
鍵盤を外してみると、
鍵盤の動きの軸は、表面が汚れてベタっと。
これだと弾いた時のもたつき感がありますので、
綺麗に磨いて、動きをスムーズにします。
 
これだけで『タッチが軽くなった』と
喜んでいただけることが多く、
大事な掃除ポイントです。
 
 
調律では、
下がっていた音を標準まで上げます。
 
20年振りの調律ですと、
弦が切れないか心配しながらの作業ですが、
何とか無事に済みました。
 
 
調律が整うと、
楽器が共鳴してよく響いてくれるようになり、
タッチもスッキリと感じることがあります。
 
 
調律後のご説明では、
鍵盤の軸を掃除して動きがよくなったことや、
音が下がっていたので標準的な高さへ上げたこと、
ヒモ切れ故障や、調整の変化、
直すには通常より長い作業時間がかかること──
…などをお伝えしました。
 
ありがとうございました。


 
 

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