おはようございます。
歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
今春から新しいスタッフを迎えた医院もあるかと思います。
新人スタッフは、新しい環境に慣れようと一生懸命です。
自分が新入社員だった頃を思い出します。
同じ売場に配属された同期と一緒に帰りながら、先輩や上司のことを話した記憶があります。
多くの歯科医院の中から、選んで入職たスタッフを大事に育てて欲しいと願います。
大事と言っても甘やかすという意味ではありません。
仕事の仕方は先輩スタッフがメインで教えるでしょう。
昼休みも先輩スタッフと過ごすことが多いです。
新人指導を全てスタッフだけに任せるのでは無く、院長も新人スタッフに声を掛けてあげて下さい。
短い時間で良いのです。
2、3分の雑談でも構わないのです。
スタッフだけに任せっぱなしにしないで欲しいのです。
30分の面談時間の捻出するのは難しいかもしれませんが、2、3分なら時間確保も出来るでしょう。
仮に1日に3分の雑談をしたとして、それを10回すると30分コミュニケーションをとったことになります。
単純接触の原理ってご存知でしょうか。
接触回数が多ければ多いほど相手に好感を持つということです。
簡単に言えば、半年に1回1時間会うより、1週間に1回3分会っている方が好感度が上がるということです。
歯科医院においても同じです。
勿論、スタッフ面談はして欲しいです。
ですが、普段の小さなコミュニケーションの積み重ねが大事なんです。
面倒と思わず、院長から新人スタッフに一言二言で良いから声を掛けて下さい。
私が尊敬してた上司はこの声掛けが実に上手でした。
なので女性社員の人気がありました。
新人スタッフに限らず、院長からスタッフに積極的に言葉を掛けて下さい。
全ては日々の積み重ねなんです。